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踏みとどまる

感情の話です。感情的になってしまう瞬間って誰でもある。
感情って動物特有のもので、感動したりやさしく思ったりエネルギーの源になったりもする。感情がなくなってしまったらいい笑顔もつくれなくなるだろう。だから自分の感情は大事にしなきゃと思う。
でも感情はマイナスの方向にもいく。どちらかというとそっちへの瞬発力、影響するエネルギーみたいなものは高く強いように思う。なぜそうなんだろう。
感情がプラスに行くよりマイナスに行く方が、そう感じる機会も多いし気づいたらマイナスで充満している即効性。
逆にプラスの方は、じっくり煮込んだスープのように、時間をかけていけばいくほど深みのある気持ちになるというか。時間とか手間をかけていくことで積み上がる感じ。簡単にそっちへ行かないというか。

普段何も考えずにいたら、自然と不満や嫉妬などのマイナス感情だらけになるのではと思う。
日々に幸せを感じる人、プラス感情をもつ人はそういう気づきが多く、探していてプラスの解釈をするような習慣があるのかも。
今あることやまわりに感謝すること。

神様の仕業なのか、そういう仕組みになっているように思えてしまう。

マイナス感情を掻き分けていくように生きなきゃと感じます。
でもそれくらいマイナス感情はまわりに溢れていて、ダメな方向だとおもっていても共感を得やすい部分もある。そこに個人的な正しさが加わるとけっこうパワーが強くなる。
相手が感情的に刺してきた場合、こちらの対応はどうすべきか、と悩みます。
けんかのように瞬発的に反応すれば、同じように相手を感情的に刺す。
本音での1対1の言い合いであれば、やりつくした後に相互理解にもなれるかもしれないが、お互いが貶し合いになると悪い終わり方にもなる。

感情的になるのってパワーがいる。
相手に否定的な感情で向き合うことは、いい結果は最終的に生まないと感じます。マイナス感情で相手と同じように向き合う時、めちゃくちゃエネルギー消費するのに、お互いにいい結果にならない。
どちらかが”踏みとどまり”これで本当にいいのかと考えることができれば、
違うもっといい関わり方があるかもしれない。

ここ最近その”踏みとどまる”ことをまわりでも挑戦している人がいる。
いろいろ思うところはあるはず。
それを見るまわりの人たちにもその姿って結構影響を与える。
踏みとどまらない判断で、結果がお互いにとって良くなるのであればそっちを取るべきだと思う。でも感情の争いはうまくいかない。

”踏みとどまる”ことは相手の言いなりになるのではなく、冷静にものごとを判断しお互いにとっていい選択肢を考えるため。

気持の争いをさけるためには、どちらかが一歩引いて物事を見ないと解決にいかないように思う。
まずは自分が一歩引いたところで考え、相手の感情に対抗するのではなく、それを受け入れた上でどうしたらお互い良くなる?という選択肢を考えるようにしたいと思います。

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