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『Voicy公式 仕事に役立つ!スポーツの深イイ話』で学んだ、チャンネル立ち上げで大切な3つのSTEP

2020年5月~8月末の4か月間、VoicyクリエイターズラボというVoicyの公式チャンネルを自分たちで作って運用するコミュニティに属していました。

コミュニティの詳細はこちらの記事に書かれていますので、詳細は割愛しますが、端的に言いますと、Voicyとしてのチャンネル制作のR&D的な位置づけのコミュニティです。

なので、「どのようなチャンネルが伸びるのか?伸びないのか?」「どういう運用をすると伸びるのか?伸びないのか?」という実験的な位置づけです。

コミュニティ内でアクティブなメンバーは全部で20名前後でした。その中で、一緒にチャンネルを企画するメンバーを見つけて形にし、審査に合格したら「コンテンツ制作→配信開始→2ヶ月運用という、企画→制作→運用というサイクルが経験できる」という形です(※配信スタートしたら2ヶ月での達成目標が設定されます)

で、私は、『仕事に役立つスポーツの深イイ話』というチャンネルの「企画→制作→運用」を、もう1人の相方と一緒にやりました。

このコミュニティには8月末に卒業しているので現在はノータッチなのですが、Webメディアを立ち上げるまでの面白さ・大変さ文字にまとめたいなと思い、筆を動かすことにしました。note、全然書き慣れていないので読みにくかったらすみません&書いている内容を全部私が出来たわけではなく、自分の失敗体験も踏まえてます。(配信スタートしてからのポイントは、別途書こうかなと思います)

チャンネル運用の結果を先に言いますと、無事2か月の目標は達成し現在も運用継続中です。

今後、Voicyにチャレンジされたい方、Voicyクリラボに興味ある方、Webメディアの立ち上げを考えている方の背中を押せる情報になれたら嬉しいです。では、本題へ。

チャンネル立ち上げ時に意識したこと

今振り返ると、大きく3つを意識したなぁと思っています。自分一人でやるのではなく、仲間と一緒にやるコミュニティ&全部オンラインという前提だからこその内容もあると思いますが、一人でやるとしても生かせる部分はあるかなと思っています。

STEP1 方向性と構造の言語化
STEP2 ディスカッション内容の見える化
STEP3 懸念点の先回り

これらが意識したことですが、1つずつ簡単に言語化していきます。

STEP1 方向性と構造の言語化

自分でやりたいチャンネルを立ち上げたいなら、その方向性を言語化して「この指とーまれ!」をやらないと当然何も始まりません。なので、私も「どんな企画をやりたいのか?」の概要をSlackで書いて仲間を集いましたが、セットで「なぜやりたいのか?」も書いて発信しました。

「どうしてもこれをやりたい!」という思いは、コミュニティ内のメンバーや運営の人にも伝わります。が、ここで個人的に工夫した点は、「なぜやりたいのか?」を伝えるために、「やりたい理由を書くのではなく、どういうチャンネルを作りたいのか?の構造を具体化して発信する」という企画の構造の具体性で訴求することにしました。

1つのコンテンツ大体10分前後を想定していたのですが、その10分間でリスナーに起こしたい変化のステップが思いついていたので、そこもセットで書いていました。

ここが示せることが結果的に、「古澤はどういうチャンネルを作りたいのか?」という思いを伝えられたことになったかなと思っています。一方で、最初から具体的に示すと、その分共感できない人も発生すると思うので、メリデメ両方鑑みて判断する必要がありそうです。

STEP2 ディスカッション内容の見える化

興味を持ってくれるメンバーが集まったら、いざZoom等でオンラインディスカッションを重ねます(ここはとにかくブレスト。超楽しかった)

ここでは、具体的にどういうチャンネルを作っていくのかという、ジャンルの方向性や1回1回のコンテンツのフォーマットを決めるためにディスカッションしていくのですが、ディスカッション中にバシッと決まることなんてほぼ無いんですよね。お互いに初対面ですし、どうしたって遠慮しがちなコミュニケーションにになります。

なので、ディスカッションが始まるときには、「これまでに話したこと・今日話したいこと」をパワポ等で絵/文字にして共有しながらを進めました。個人的には、これはとても意味あったかなぁと思っています(一緒にやったメンバーはそう感じていないかもだけど笑)。

結構濃密なディスカッションする分、色々なことに話が飛ぶので、何らかの形で記録に残しておかないと、話が元に戻ってしまったり前に進むのに時間がかかったりする感じがします。仕事の議事録と一緒ですね。

ここは面倒ですし、少し時間がかかるんですけど、それをやる意味はあるなぁと思いました。今後、誰かと一緒にメディアをやることになったとしてもここは守ろうかなと思っています。

STEP3 懸念点の先回り

一緒にやっていくメンバーと、ディスカッション内容をパワポ等で見える化しつつ、チャンネルの方向性と構造をある程度言語化できたら、あとは運営に審査してもらい合格を狙う段階。

ここまで出来たら、「合格してチャンネルスタートさせたい」という気持ちになっていきますが、運営にYesをもらわないとスタートできません。なので、どうやったら運営方Yesをもらえるか?がポイントです。ただ、当時はYesの基準が分からなかったので、Noと言われないようにするには?という観点で企画内容を最終チェックしました。これが結果的に運営側が抱くであろう懸念点を先回りでき、企画が通りやすくなったなと感じます。

チェックポイントは、格好よく言ってしまうとマーケティングの3C視点。

Competitor(競合)
競合で似たようなチャンネルがないのか?

Customer(市場/顧客)
ターゲットリスナーは潤沢にいるか?

Company(自社)
自分たちが作ろうとしているチャンネルの強みは何か?

企画内容を3C視点で見てみたときに「どれもそこそこはクリアしているよなぁ」と思った段階で、1回審査を受けてみました。結果なんとか合格をいただきスタートできました。

STEP1、2だけだと自分たちの想い先行になってしまい、そこを運営側から突っ込まれてしまいます。VoicyのR&Dという位置づけであることを踏まえると、この3C視点をクリアしていないと、スタートする意義/メリットが発生しないのでNoと言われやすくなってしまうと感じました。

まとめ

以上が、私がVoicyクリラボのチャンネル立ち上げで感じた、スーパー主観なまとめです。が、音声コンテンツに限らずYoutubeなどの動画コンテンツを配信、立ち上げるときにも結構生かせそうだなぁと思っています(私だけかもですが笑)。

振り返ってみると、1人でやるのではなく仲間がいたからこそここまで真剣に考えたりできたし、考えることが楽しかったなぁと思います。

また、こうやってnoteを書こうと思えるようになったのもVoicyクリラボでコンテンツ配信の面白さ・醍醐味を味わえたのが大きいです(大変さも感じましたが笑)。

現在第2期が始まっていますが、来月から第3期の募集も開始するようなので興味ある方は、ぜひ下記ツイートをご覧ください。1期の振返りも書かれています。

今後もゆるーく、継続してnoteを書こうと思っていますので、引き続き、宜しくお願いいたします。

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