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#川崎殺傷事件

仕事でよく通る道だった。
昨日の朝通ったらまだたくさんの報道陣がいた。
現場には溢れんばかりの献花とジュースやお菓子。帰りにまた通ったら花やジュースの数が倍くらいになってました。

無差別に人が殺される事件、ましてや子供が殺される事件は本当にいたたまれない。
数日前に名古屋でヤクザ同士の揉め事で繁華街の真ん中で人が滅多刺しにされて殺されるという事件があったが怨恨による犯行は恨まれる側にも多少の落ち度はあったのかななんて思うんだが、無差別殺人は防ぎようがないし本当に許せない。
ツイッターにも書いたけど、日本は事件が起こった時それがたとえ殺人などの凶悪犯罪であってもまずは身柄確保、そして動機解明、原因追求とする風潮があるが無差別殺人なんてその場で射殺でいいと思う。動機?そんなものないでしょ。日本で無差別殺人を起こす奴なんて政治的思想を持ってやる奴なんてほとんどいないし「もう世の中どうでもいいや、死んでやるわ。けどムカつくから全員道連れにしてやるわ」ってやる奴がほとんどでしょ。そんな奴を生かして逮捕して取り調べして裁判して刑務所で飼い続ける意味ね。
そんな事のために我々は税金を払っているのではないよね。壊れた人間は治らない。それはもう人にあらず。害獣駆除と同じで即射殺しても何の処罰もない警察であってほしいと思います。

さて今回の本題に入りたいと思います。
名古屋の事件が起こった時その現場の様子を収めた動画が出回りましたね。日本でこういう動画が流出するのはなかなか珍しいですよね。一応リンクを貼りますがかなりショッキングな内容なため閲覧は自己責任でお願いします。
https://tr.twipple.jp/t/80/1132346360672342017.html
うまく貼れてなかったらごめんなさい。コピーして飛んでください。

で、この動画が出回った時にたくさんの格闘家が「自分ならこうした」といった持論をツイッターで展開しました。私の質問箱にも最近はこれに関した質問ばかり来ます。
ではどうすれば正解なのかという点で私の見解を勝手に書かせていただこうと思います。

結論から先に言うと「自分のとった行動が正解」と私は思うのです。人間は優先順位を自分の中で決めてそれによって行動してます。
「自分には守るべき家庭があるのでここで命を投げ出してでも助けるという事は出来ない」これは当然だと思います。やられている人は助かった、けど代わりに自分は死んだ。世間は美談として語り継ぐだろう、けど残された家族はそんな事まったく望んでないですよね。残された私達はこの先どうすればいいの?という気持ちになるでしょう。だから「助けない」を選択した人はそれがその人の正義。

じゃ不良先輩だったらどうするの?という質問もありました。
僕みたいな奴は行かなきゃダメだと思うんです。
家庭があるわけではないのでいなくなっても経済的に困窮してしまう人はいないし、過去に業があって格闘技という技術を持っている人間。
まさに人のために動かなきゃダメな人間ですよね。笑
たとえ人の命を救っても自分の業が消えるわけではないですが少しでも洗い流して天に登りたいみたいな笑

でも助けに行って助けられるかどうかはまた別の話です。はっきり言ってやられる可能性が高いでしょう。
相手は殺す気で刃物を持って向かってくるわけですから。ただ我々はせっかく人を破壊する技術を持っているのでそれをいざという時に使わないでどうするという使命感的なものはみんなあると思うんです。
その想いが色々な言葉となって皆さんSNSで発信してるのだと思います。中には「打撃やってれば刃物くらい何とかなる!ステップ踏んでドーンです!」って発言して炎上してしまったキックボクサーの方がいましたがあれはあれで彼なりの格闘技競技者としての事件に対する想いだったのでしょう。ただ言葉のチョイスとタイミングがよくなかったので炎上してしまいましたが…笑
それは置いといて、格闘技をある水準以上でやっていればやっていない人に比べれば相手を制圧できる可能性が高いのでその場にいたら行かなくてはという使命感には駆られると思います。実際行く時は死ぬ覚悟が必要なのでとっさに動けるかどうかはわかりませんが。。
ただ攻撃されている対象が子供であったらそういう覚悟とか優先順位とかは投げ出して無条件で助けに行くでしょう。そういう人間でありたい。子供が殺されている現場で自分が動かなかったら一生後悔すると思うのでそこは迷わずいきます。

今後こういう事件が起こらないためにどうすればいいか?という話で終わりたいところですが、こればかりは私にも答えが見つかりません。自暴自棄になって無差別に人を攻撃する人間をどう予防していいかわからないしそういう人間が出なくなるためにどんな世の中になればいいかもわからない。どんな世の中でもこういう奴はいなくならない気がします。
ならば少しでもそういう奴と遭遇する可能性を低くしていくしかないと思います。
また、いざという時に大切な人を守るために物理的に強くなるという意味では格闘技を習うのもいいと思います。そう考えると「みなさん格闘技をやりましょう!」と訴えて炎上した彼の言うことはあながち間違いでもないのかもしれません。

最後にこの事件で亡くなった方々のご冥福と怪我を負った方の心と体の回復をお祈り致します。

#川崎殺傷事件 #通り魔 #無差別殺人

今後の活動の糧とさせて頂きます。よろしくお願いします。