見出し画像

茨城県自然博物館にお出かけしてきました。

先週の土曜日はふうせんかずらのみんなでミュージアムパークにお出かけしました。館内に入る前に守らなければいけないお約束をみんなで確認。興奮するとお約束を忘れそうになってしまいますが、「お約束はなんだった?」の声かけで思い出してくれました。声かけをしなくてもお約束を守れるようにこれからも度々外出して支援をしていこうと思います。

興味を持っているもの、怖いと感じるものがそれぞれのお子様達で異なるので今回はマンツーマンで支援者がついて館内を見学しました。ボランティアで活動に参加して下さった方には感謝してもしきれません。お陰様で子供達みんなが安全にのびのび楽しめたと思います。

発語によるコミュニケーションが難しい息子のために外でもPECS®︎を用いた支援を心がけていますが、なかなか外で興味のあるものをすぐ絵カードで交換というのは難しいですね。興味を引きそうなものをあらかじめ用意はしていていも、思った通りには事が進みません。怖いとか嬉しいとか楽しいとかの感情をカードを使って表現することを教えるのはどれくらいのフェイズからなんでしょう、、。日々手探りです。痛みを訴えることもあまりしないので、痛い時も教えてくれるようにやり方を教えていきたいなと思っています。

発語があってもなくても、自分のしたいことやりたくないことを表出する権利は誰にでもあります。当たり前のことですが、発語がない子どもでもそういう要求ができるように支援の方法を考えていくことが大事なことだと思います。目の前にある物の中からだけ選択するのではなく、目の前にない物でも要求することができるようにしていきたい。そのためには本当に小さなことから一つずつ教えていかなくてはいけません。ものすごくスモールステップの積み重ねですが、家庭や事業所、学校とも連携して同じ目標に向かって頑張っていけたらなと思っています。

いつもと違う外出先でマナーを守って楽しめる。自分の好きなものがわかる。
こういう活動は大人になった時の余暇支援にもつながっていきます。子供のうちからたくさんの経験を通して学び、好きなもの、苦手なものを見つけていってもらいたいです。

ふうせんかずらのスッタフ一同、これからも様々なイベントを通してお子様たちの成長に必要な支援をしていきます。
引き続きよろしくお願いいたします。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?