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note詩歌を集めましょう

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noteで「詩歌」カテゴリーができるまで、noteに投稿されている詩や短歌、俳句なんかを集めていきましょう。皆さんが見つけた詩歌の投稿、詩歌に関する研究論文など、自由に登録して、… もっと読む
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記事一覧

自由律俳句28

会えない人がカメラロールで笑っている 長いデジャヴが終わった 老犬と並んで光る海を見てい…

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たおやかに枝にこぼれる花花花

季語:花(晩春) たおやかにえだにこぼれるはなはなはな 何となくですが今年は桜がきれいな…

春寒し人縮こまり犬翔ける

季語:春寒し(初春) はるさむしひとちぢこまりいぬかける 日本海側や北海道の大雪のニュー…

犬が寝る大寒越えた午後の庭

季語:大寒(晩冬) いぬがねるだいかんこえたごごのにわ 好天の下、風もなく穏やかな土曜日…

鳥かごを連れて小春日散歩道

季語 小春日/初冬 とりかごをつれてこはるびさんぽみち 天気の良い小春日和に鳥かごを持って…

変態句2

あの人の空きカン拾って恋は微糖 ジップロックに閉じ込めた匂い 氷口移して絡めた舌が冷たい…

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自由律俳句27

熟れすぎた西瓜の種飛ばす秋空 返ってきた本の8ページ目に栞 傷つくから見ない 明日の自分にゆだねる 最後の花火終わって空虚

自由律俳句26

借りた本からその人の匂い タイムラインで見た虹を空に探す 気が狂いそうなほど真っすぐな道…

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自由律俳句25

誰にも見せなかった詩を捨てる 目がさめて淋しい夢の余韻 わたしの中に燃え残っていたもの …

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いちごつみ短歌 5月号 (vol.6)

※文芸ユニット【午前0時】のいちごつみ短歌です。紅井りんご(♧)→昼行灯(♣︎)の順で詠みま…

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自由律俳句24

もう会えない人がつけた傷 どこまでも白い曇り空が眩しい 狂ったままの時計と暮らす 独りの…

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いちごつみ短歌 4月号 (vol.5)

※文芸ユニット【午前0時】のいちごつみ短歌です。昼行灯(♣︎)→紅井りんご(♧)の順で詠みま…

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毎日短歌 249日目

後悔は結果論すら越えなくていいからこの日にサヨナラをする おおよそで決断をしたぼくにまた…

松田宏太
3年前
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毎日短歌 248日目

誰からも見られていない遵守でも等しく意味を保つ君の目 ともすると終わりを萌した連続が縦横無尽に平和を叫ぶ こんにちはある晴れた日の昼下がり殺意なんて最初からない