期限ギリギリの完璧主義者よりも大雑把な即レス主義者の方が仕事ができる
仕事は質より早さ
期限ギリギリになって完璧なものをアウトプットしてくるよりも
ポイントを押さえた成果物をすぐに出してくれる方がありがたい。
たとえば新しい企画の提案を部下に指示したとして
期限ギリギリに持ってこられたら
内容が完璧であっても、「まあ合格点」くらいの反応だろう。
実際は、
期限ギリギリにイマイチな出来のものが上がってくることが多い
期限ギリギリにイマイチな出来のものしか出せないことが多い
いや、期限すら守れないこともあるわけではあるが。
とにかく期限ギリギリになってしまったら
たとえ内容が完璧であっても、上司やお客さんからすれば一応期待には応えてもらったという程度である。
逆に、粗々であったとしてもスピーディーに仕上げて素早く提出してきてくれたら後工程にすぐに回せるしその後の展開もスムーズに行く。
これが相手の期待を超える水準である。
出してきた成果物が粗々過ぎてダメだという場合でも
期限まで余裕があるからやり直させればいい。
むしろ早めに軌道修正できるから
明後日の方向に進めてしまって手戻りが発生するリスクも防げる。
だから仕事は、
質より早さ
である。
メールの返信ひとつ取ってもそうだ。
時々、メールの返信文をああでもないこうでもないと推敲しまくっている人がいる。
即レスできるはずなのに後回しにしてしまう人がいる。
これは相手の時間、予定、計画にまったく無頓着がゆえの行動である。
ホモサピエンスの強みはチームワークだとあれほど言ったではないですか。
メールは即レス。
こうだと思いますが調べておきます。
確認します。
取り急ぎ拝受のご連絡まで。
これだけでもいい。
とにかく見たらすぐ返す。
多少誤字があってもいいじゃない。
即レスだから相手も分かってる。早さゆえの許容。
足りないことは後で足せばいい。
今分かっていることだけ迅速に伝える。
不確実な情報は不確実であるということを前置きして伝える。
当たり前だろって?
その当たり前をあらゆる分野でこなすことが成功の鍵です(再掲)。
そこそこのクオリティーで期日間際にアウトプットするのは三流。
完璧なものを期日に余裕をもってアウトプットするのは二流。
重要なポイントを押さえて即アウトプットするのが一流。
今日も頑張っていきましょう。
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