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第19回キャリアコンサルタント試験 学科対策 わたしの場合

こんにちは。
第19回キャリアコンサルタント試験を学科、実技とも終え、4/18の合格発表を待つ身となりました。

(4/24追記)
学科、実技とも無事合格しました。(学科84点)

学科試験に向けて、どんな対策を取ったのか、記憶がまだ新しいうちに振り返りたいと思います。

こんな方に読んでほしい!
✔︎キャリアコンサルタント試験をこれから受験される方
✔︎キャリアコンサルタント試験に興味がある方

1.学科試験の内容

【学科試験概要】
四肢択一のマークシート 50問
試験時間100分 
合格基準100点満点(2点×50問)で70点以上の得点

キャリアコンサルティング協議会HPより

マークシートで7割なら「簡単そうだ」と一見感じるのですが、出題範囲が広いのと紛らわしい選択肢が多く知識がないと解けないものが多いので、意外に勉強が大変なんです。

目安100時間程度は勉強が必要であると言われています。
私も3ヶ月の試験対策期間に毎日1〜2時間は平均して使っていました。
(これと並行して論述&面接の対策も必要なため、時間のやりくりが課題です)

▼ちなみに出題範囲は以下のような分野です。(主なものを抜粋)
社会・経済の動向、キャリア&カウンセリング理論、労働市場、労働政策・法令、社会保障制度、メンタルヘルス、学校教育、倫理、企業領域、職業能力開発etc

2.どんな対策をした?

▼活用した教材

私の通ったリカレントキャリアデザインスクールでは、学科の試験対策が含まれており、学科試験対策必要な情報はほぼ全て提供されていました。

よって、まずはこちらのコンテンツを使い倒すことにしました。

・全試験範囲の試験対策映像講座(学科理論マスター)
・覚えるポイントがまとまった資料集(施策系、法改正など)
・一問一答(Web上で回答入力&解説確認できるもの)

その他では試験団体公式の「学科試験 精選問題解説集」を購入しました。



養成講座以外でも様々な支援サービスがあり、「原田先生のみん合」「キャリコンスタディー」もよく活用させてもらっていました。
(無料分も充実したコンテンツなので、必見です!)

▼勉強のスケジュール

3ヶ月前:キャリア理論、カウンセリング理論をマスター

理論は全体の25%を占める得点元であること、また自分に知識が全くなく4択でも解けないことから、まずここを押さえることにしました。
<勉強法>
1)リカレントの学科理論マスター映像でインプット
2)渡辺三枝子著「キャリアの心理学」で理解を深める
2)理論家別に覚える内容のポイントをまとめる
  まとめた内容は養成講座LINEグループに共有(投稿を宣言し自分を追い込む)
3)一問一答→過去問の理論問題だけを集めて全て解く(実践&定着)

2ヶ月前:他単元をマスター&過去問実践

<勉強法>
1)リカレントの学科理論マスター映像でインプット
2)一問一答→公式の精選問題解説集の該当単元を解く(実践&定着)
3)過去問を通しで解く(過去10回分ほど)

1ヶ月前:養成校の模擬試験受験

1ヶ月前〜直前:復習&追い込み

<勉強法>
1)施策系の資料、法改正情報など、数値系の再インプット
2)公式の精選問題解説集を解く
3)一問一答は暇さえあればやる
4)技能士2級の過去問3回分を通しで解く
4)過去問3回分を再度通しで解く



3.やってよかったこと



■キャリア・カウンセリング理論からまず勉強

想定外の問題が少なく覚えてしまえば得点を取りやすいので、ここをマスターすることで点数がグッと伸びました。
論述と面接対策にも必須な知識のため、そこにも大いに活かせます。

■まとめノート作りに時間をかけない

理論だけは理解の整理のために自分でもまとめましたが、他の単元は作成しませんでした。
範囲が広く内容も細かいので、全て自分でまとめるのは、かなり労力がかかります。

私は養成講座提供の「資料集」を活用しました。
時間短縮のためには、有料のものを活用するのもありだと思います。

■「公式の精選問題解説集」の活用

過去問演習で何より時間がかかるのが、解説の確認です。
また過去問の中には捨て問題の難問が必ず含まれますが、どの問題は確実に取るべきだったかの精査もしながら復習が必要になります。

本当は過去分全部を解く方がさらに点数を上げられるのかもしれませんが、時間がかかりすぎて断念してしまいました。(過去10回分は解いた)

「公式の精選問題解説集」では、試験団体が「これは覚えてほしい!」と判断した問題が抜粋して掲載されていると思われること、また単元別にまとめられていること、1問ずつすぐに解説が確認しやすいことから、効率が良いのでこちらを完璧に解けるようにしました。

■模試試験の受験

養成校の模擬試験を試験1ヶ月前に自宅で受験しました。

模試受験前には、過去問演習の実績から「きっと点数が取れる(なんなら高得点)」と実はちょっと自信がありました。

しかし、実際受けてみると焦る焦る。
初見の模試問題を前に、「意外に回答が2つから絞り込めない。難しいーー!」と感じました。
なんとかあっちゃこっちゃから知識を絞り出し勘もフル活用して、8割は正答。

この頃、中だるみで勉強に身が入ってなかったのですが、「問題次第では意外に取れないかも」という経験をして、気合いスイッチが再び入った点はよかったです。
模試で自分が苦手な単元があぶり出せるので、あと1ヶ月の追い込みポイントも自己判断できます。

※養成校で提供がない場合も、「多田塾」や「キャリコンスタディー」で模試が受けられます。(有料)

3.受験日本番の様子

模試の反省を踏まえ、1ヶ月間知識を上積みし挑んだ本番。

こちらの記事の注意点を事前に拝見していたにも関わらず、見事にはまりました。

「自分が受けた回が1番難しい説」
「見直しはほどほどに」

見たことない問題に焦る心境。
見直し後、最初の答えをわざわざ変えて落とした問題。
そんなに緊張していた自覚はないのに、判断力に少なからず影響が出ていました。

本番でいつも通りは難しい!

見直すとどんどん答えを変えたくなるので、残り20分ほど残して途中退席し、先にお昼を食べに出かけました。

会場では飲食ができず、会場周辺にお店も少なかったため、混雑を避けてゆっくりお昼にありつけたのは、昼からの論述試験に向けてよかったです!


3ヶ月前、いかに効率的な方法はないか模索していましたが、結果、そんな近道はなく、地道に勉強が必要な試験でした。

お仕事や育児との両立をしながら、これから受験される皆さん応援しております!


最後までお読みいただきありがとうございました。

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