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日常に溶け込むチェス

チェスを本格的に始めてから約3ヶ月、Chess.comで活動するようになってから2ヶ月が過ぎた。

Chess.comより引用

対局数はちょうど900局、毎日解き続けているタクティクス問題は6000を超えた。とにかく最高にチェスが楽しい。

ところが、である。レーティングが1350を超えてから、ぱったり勝てなくなった。急に対戦相手のレベルが上がった印象である。

初心者で伸びしろがあったからかもしれないが、右肩上がりだったレーティングが止まった。それどころか、徐々に下がり始めたのだ。

勝てない。ずるずると連敗が続き、途中8連敗を喫した。
レーティングは一気に140点降下した。

ここで大事なのは、自分を責めないことである。
なぜ負けたのか、原因究明が必要だ。

そして、レーティングは実力相応のところに落ち着いてくる。
これは、将棋の経験から学んだことである。

一時的にレーティングが下がったとしても、対局を続けているうちに点数は戻ってくるので大丈夫だ。
レーティングの上下動にとらわれず、対局を楽しもう。

負けた対局を振り返って調べてみると、以下のことに気づいた。

・駒をうっかりただで取られてしまうことがある
・ナイトのききやフォークを見落とすことがある
・簡単なチェックメイトを見落としている

駒損をしないのは不利にならないための基本だが、まだうっかりミスが出てしまうようだ。特にナイトの動きがやっかいである。

私は、ビショップでナイトと交換できるときは交換してしまい、盤上からナイトを消して戦うことが多い。ところが、ビショップとナイトとの交換は良し悪しのようだ。

さらに、ポーンと将棋の歩の動きを間違えることもある。
今もたびたび見落とすのがアンパッサン。いきなりポーンを取られて何度驚いたことか。

タクティクス問題を何度もやってきたのだが、実戦で詰みを発見するのは難しい。お互い1手詰に気づかずに、終局を迎えたこともあった。
それもナイトが関係した詰みだった。

その上で、白番、黒番共に作戦を変えてみた。白番は、クイーンズ・ギャンビットからキングズ・ギャンビットに変更。

キングズ・ギャンビットは最初の頃に採用していたのだが、乱戦になりやすい上に駒をただで取られてしまうことが多くやめてしまった経緯がある。

しかし、少しチェスに慣れてきて経験を積んだからか、私と同じレベルの相手とは互角に戦えることが分かった。

だが、黒番は作戦を変えても勝てなかった。
具体的には、e4に対してd5といきなり突っかけて乱戦に持ち込むのだが、成果は芳しくなかった。

今も黒番の勝率は5割を切っており、自分の中の課題である。

そんな風に試行錯誤を繰り返しながら対局を続けていたところ、徐々にレーティングが戻ってきた。
そしてついに、最高レーティングを更新することができた。

Chess.comより引用

だが、この後5連敗。どうやら最大瞬間風速だったようだ。
負けても負けても、何度でも挑戦する。修正して、また挑戦。

上達の過程も満喫しながら、これからもチェスを心行くまで楽しみたい。



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