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花譜3rdワンマンライブ「不可解参(狂)」の「特別収録曲」について

いつも応援ありがとうございます。
KAMITSUBAKI STUDIOプロデューサーのPIEDPIPERです。

8/24に開催が迫ったバーチャルシンガー花譜の3rdワンマンライブ「不可解参(狂)」の「特別再放送」内で公開する「4曲の特別収録曲」について複数のお問合せがありましたので、今回文章を書かせて頂いております。

まず「特別再放送」とはなにか?という事なのですが、特別再放送という方式は過去のライブで何度も実施してきた方法です。
元々は全編無料配信した後に“払って頂ける方のみに有料で再放送チケットを購入して頂く”というような発想のプログラムでした。

また「特別収録曲」は元々ヰ世界情緒の無料ワンマンライブ「ANIMA」を特別再放送した際に、+αとして「ライブ終了後に収録した数曲」をラストに追加して配信させてもらった事がきっかけにスタートした施策です。
この施策自体も特に新しい方法ではありません。

今回の「不可解参(狂)」は通常であれば有料での生配信からそのままアーカイブ期間に突入するのですが、配信時にトラブルやずれがあった場合の修正時間や、特別収録曲を本編の最後に繋げる作業時間を鑑みて2日程度の時間を頂き、改めて「特別再放送」という形で皆さんと振り返りつつアーカイブをスタートさせて頂ければと思っております。

こちらは「特別再放送」と銘打っているものの、本公演の生配信チケットを買った方は同じシリアルコードでご覧いただけますし、そのまま10日間視聴可能となります(アーカイブは10/2(日)まで)。
8/24の生配信のタイミングでチケットを買って頂いた方は、追加料金の必要は無く4曲の特別収録曲をお楽しみ頂けます。
なので2回チケットを買って頂く訳ではありません。

また特別収録曲は、「不可解参(狂)」の本編とはまた別のものでして、ライブのリハーサルの前に収録させて頂く“あくまでも特典”的に楽しんで貰うような企画になります。

なのであまり打ち出したい訳でも無いのですが、特別収録曲自体は本編の構成とは強い繋がりが無いので、会場のお客様は「ライブ本編」を観てもらえればしっかりと満足して貰える内容となっています。
「不可解参(狂)のラスト4曲をライブ会場の方々だけが聞けない」という事ではありません。
あくまでもサービス的な企画です。

これは一見「配信チケットを買った方々」に対して「直接武道館にお越し頂いた方々」よりも+αの楽しみを提供しているとも言えますが、果たしてそうでしょうか?

「武道館に来て頂いた方々」には間違いなく価値のある唯一無二な「体験」を提供させて頂けると、プロデューサーとしては確信しております。
武道館での「不可解参(狂)」体験は観て頂いた方々にとって「人生の大事な想い出になり得る」と言い切れるくらいの内容になると思います。
僕らもそのくらい本気で今回のライブ制作に向き合っていますし、労力と時間をかけて花譜の為のこの大きな舞台を準備してきました。

そして「会場に行きたかったけれど結果として配信でのご視聴になった方々」にも配信独自の楽しみ方が出来る内容を提供したいと考えています。

今回僕らが花譜と共に産み出そうとしているものが8500円以下の価値だとはどうしても思えないのが「プロデューサー個人としての本音」ではありますが、今回の「不可解参(狂)」は配信チケットとしては勿論高額の部類に入るとも思います。
なので皆様への感謝の気持ちとして本編に加えて「4曲の特別収録曲」を無料で追加させて頂きました。

これが判断の経緯になります。

勿論一方で花譜の歌が聞ければ演出なんてなんでもいいよ、もっと価格を安くして欲しい!という意見もあるかもしれません。
これもとても良くわかります。
一つの角度として間違ってないと思います。

それを踏まえ、今迄このライブシリーズ「不可解」でやってきた事は、花譜という「稀有な才能を持つシンガー」と「沢山の素晴らしいクリエイター達との特別なコラボレーションワーク」そのものでもありました。なので同規模の通常のライブとは比較出来ないほど、手間とコストがかかってしまっているのもまた“ひとつの事実”ではあります。

我々としては両方の視点で日々悩んでいますが、この辺のバランスはきちんと考えていきますし、今後の宿題とさせてください。

最後に大前提として。

我々は皆さんの貴重なご支援によって「アーティスト自身への投資」をさせて頂けていることを忘れてはならないと考えています。
皆さんの応援で我々の活動は成り立っています。
日々強く感謝をしておりますが、その上でそのことに報いる為には「目の前の事」を必ず成し遂げて無事帰ってくる事。そしてアーティストと共にストーリーを続けていく事です。


まずは8/24の「不可解参(狂)」の舞台をしっかりと創り上げたいと思います。

「不可解参(狂)」で会いましょう。
沢山の方々に「少女の可能性の拡張の続き」を是非見届けて頂きたいです。

いつも本当にありがとうございます。


花譜プロデューサー
KAMITSUBAKI STUDIOプロデューサー
PIEDPIPER


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