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特撮やアニメに影響された大学生の末路

「いまのところ、5社ぐらいは内定いただいてるけど、まぁそんなに行きたいわけでもないし...」

生き急ぐ友人がそう言った。
焦る。ただ、ひたすらに焦らせてくる同世代。
そんな中、「ゴジラ」と「進撃の巨人」をみて、人間がいかに無力かを感じて天を仰ぐ私。

どうやったらゴジラを倒せるのか、巨人が今現れたら私は何をすればいいのか。転がる石を投げつけるか?泣きわめいて逃げるか?
内定をもらっていたってゴジラを倒せないじゃないか。
奴らが現れる前に自分にできることは何だ。

そんなことを考え始めると、キリがない。
でも、キリがないことにロマンがある。

まずは肉弾戦に備えて筋肉を強化するか、いやそんじょそこらのプロレスラーだってきっと奴らには無力だ。
きっと現れた一歩目で踏みつぶされる運命の人だっている。
そうはなりたくない。あえて踏み出した足の近く、死角に隠れるか?

考えている時間、友人や大人とそんなことを話す時間が楽しすぎる。

「就活のほうはどう?」

両親からの便り。
ごめんなさい、それよりやらなきゃいけないことがある。(妄想)


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