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【初めての方へ】不登校ラボってどんなところ?

こんにちは。不登校ラボスタッフで、『不登校新聞』編集長のもてぎです。ここでは不登校ラボでできることについて、ひとつひとつ解説します。


◎交流会


月に1~2回、交流会を行ないます。文字通り、集まった人でおしゃべりして、交流する会です。
内容は、軽い自己紹介(と言っても「緊張してます」、「楽しみです」程度の一言でも大丈夫)、そのあとでみんなでいろんなおしゃべりをする、というのが基本のかたちです。

これまでは、たとえば「春は気持ちがモヤモヤする季節なので、みんなのモヤモヤを聞かせてください」というテーマだったり、「みんなのマイブームを紹介しあおう」というようなテーマで話してきました。

また、話すテーマを集まったメンバーから募集することもあります。「こんなテーマで話したい」というものがある人は出し合って、多数決で話すテーマを決めます。

人数が多いときは、テーブルを分けたり、ZOOMで部屋分けするなどして、だいたい5~6人で話すことが多いです。

また、ときにはちょっと変わった企画も行ないます。たとえば、みんなで集まってただ映画を見る会だとか、お菓子などの料理づくり、お散歩、お花見などの外出企画なども。これまでは、不登校をテーマに短歌をつくる「不登校歌会」、学校までの通学路をグーグルマップを見ながら追って、キツかった思い出話をする会など、ちょっと尖った企画もありました。楽しく、そしてゆるく集まれる場にしたいと考えています。

開催はZOOMのときもありますし、対面のときもあります。なお、対面開催の場合、おもに東京都文京区にて開催します。時間は1回につき約2時間。また遅刻、早退、バックレも大丈夫です。ぜひお気軽にいらしてください。

◎研究会


月1回、「研究会」を行ないます。研究会では『不登校新聞』に掲載するための執筆企画やインタビュー企画を募集しています。提案いただいた企画について、プロの編集者がアドバイスやフィードバックをし、企画を練って実現・掲載させていきます。自分の不登校体験を書いてみたい人、心から憧れている人に会って話を聞いてみたい人、またライターや編集者の仕事を体験してみたい人などに参加いただいています。
 
具体的には、下記のような流れで行ないます。
・軽い自己紹介
・『不登校新聞』の読者層や各記事がどれだけの人に読まれたかなど、マーケティング視点からの報告
・企画を提案したい人は、ひとりずつ提案
・スタッフによる企画へのフィードバック
・時間があまれば新聞制作の裏話やインタビューアポ取りの研修なども行ないます
 
企画はぜったいに提案しなければならないものではありません。見ているだけの参加も、もちろんOKです。
また、『不登校新聞』に記事を掲載いただいた方には、字数によりますがおおむね3000円の原稿料をお支払いします。
 
『不登校新聞』で何かやってみたいなと思っている人、書くことが好きな人、ライター・編集者という仕事に興味を持っている人など、どんな方でもかまいません。ご参加お待ちしています。
 

◎掲示板


不登校ラボではnoteの掲示板をつかって日常的に交流ができます。掲示板はおもに3つあります。
・メンバー交流掲示板
 メンバー同士の自己紹介や雑談など、自由な交流に使っていただけます。
・なんでも文章投稿掲示板
 ちょっと長めの文章を投稿する掲示板です。自分の不登校経験談や、最近考えていることなど、ブログ感覚で使っていただけます。投稿された文章はスタッフも読ませてもらい、「記事にさせてほしい」とオファーが来ることもあります。
・スタッフからのお知らせ掲示板
 次回交流会・研究会のお知らせや取材に同行・同席の募集など、スタッフからのお知らせに使います。

そのほか、必要があればスタッフのほうで掲示板を追加することもあります。

◎執筆/取材企画


『不登校新聞』には不登校ラボメンバーの不登校経験談や、今どんなことを考えているかなど、不登校にまつわるみなさんの思いを記事として掲載しています。
 
『不登校新聞』は不登校経験者の体験談が読める日本でも貴重な媒体です。みなさんの経験は、ここでは大きな価値になります。なぜなら、今不登校で困っている子どもやその親は、「ほかの人はどうしたのだろう」という情報を喉から手がでるほど欲しがっているからです。そんな読者がみなさんの記事によって、「私はひとりじゃないんだ」、「生きる道はあるんだ」と思ってくれる。そんなケースを何度も見てきました。文章のうまい、ヘタは一切気にしないでください。執筆作業はプロのスタッフが全面的にサポートし、二人三脚で1つの記事をつくり上げていきます。ですのでぜひ、みなさんの力を『不登校新聞』に貸していただけたらうれしいです。
 
また心からあこがれて、会いたい人がいる方は、ぜひインタビュー企画を提案ください。これまでタレント・中川翔子さんや声優・高山みなみさんなど、たくさんの方にインタビューをさせていただきました。いずれも不登校ラボメンバーが提案してくれた企画がかたちになったものです。
 
インタビュー企画を立ち上げる場合、メンバーには企画書を書いていただきます。「こういう理由であなたに会いたいんだ」という思いを書いて、相手に直接届くお手紙のようなものです。もちろん、作成作業はスタッフが全面的にフォローします。
これまで何人もの著名人にインタビューをしてきました。不登校についてどう思うのか、どういう半生を生きてきたのか、あなたの活動のなかで核になっているような思いはあるかなど、通常の雑誌・新聞では聞かないような、その人の人間性に踏み込んだ質問を私たちはしています。回答は人それぞれですが、インタビューを企画してくれた人にとっては、きっと忘れられない経験になると思います。

◎取材同行


インタビュー取材には、企画者以外の不登校ラボメンバーも同行・同席できる場合はほとんどです。取材相手がOKしてくれれば、ZOOM取材ならほぼ人数無制限で、対面取材でも多ければ10人ほどで、取材に行きます。

取材が決まったら、「スタッフからのお知らせ掲示板」で同行者を募集します。取材時間があまれば同行者からの質問もできます。「企画を立ち上げるのは大変そうだけど、とりあえず取材を体験してみたい」という方のご参加も大歓迎です。

また、インタビューではないけれど、たとえば東京ゲームショウやニコニコ超会議といったフェス系のイベントに、不登校新聞社として取材参加することも可能です。

◎料金について

不登校ラボの利用料金は月額500円/1000円/5000円から選べます。どれも初月無料です。月額500円の「ベーシックプラン」だけでも、以下の特典が得られます。
①メンバー限定掲示板の利用
②同じ経験をした人たちとの出会い
③月1~2回の交流会参加
④月1回の研究会参加
⑤『不登校新聞』ピックアップ記事の閲覧
⑥インタビュー・執筆などの企画立案とスタッフからのフィードバック
⑦インタビューへの同行、同席
そのほか不登校新聞社で行なうイベントのお知らせや講演への参加などもできることがあります。

月額1000円の「アドバンスドプラン」は上記すべての特典に加えて
⑧『web版不登校新聞』の最新号が毎号無料で全記事読めるIDを配布
⑨『web版不登校新聞』の過去15年分のバックナンバーが無料で全記事読めるIDを配布
という2つの特典が追加されます。「アドバンスドプラン」を利用されている方は「web版不登校新聞IDはこちら」という掲示板をご確認ください。こちらのIDを入力いただければ、不登校新聞web版がバックナンバー含め読み放題となります。

月額5000円の「1on1プラン」(ワンオンワンプラン)では、上記すべての特典に加えて
⑩『不登校新聞』編集長と月1回1時間の1on1面談
という特典が追加されます。面談の内容については「新プラン「1on1プラン」のお知らせ」という記事をお読みください。
「1on1プラン」にご登録いただいた方は「tokyo@futoko.org」までメールいただき、面談の日程を相談させていただければ幸いです(こちらはユーザー様のメールアドレスを把握できないため)。

◎note登録について


不登校ラボに入るためには前提としてnoteのアカウントが必要です(無料)。アカウント取得後、不登校ラボに入る際にはクレジットカード登録が必要になります。

しかし、18歳未満の方は、クレジットカードをつくることができません。また18歳以上の方でも、クレジットカードを持ってない方もいらっしゃると思います。そうした場合は、保護者の方とご相談ください。保護者の同意があれば、保護者様のカードで不登校ラボに登録することも可能です。

【保護者の方へ】


2023年現在、小中学生の不登校は約25万人と過去最多、そしてひきこもりの方の人数は約146万人という推計がでています。多くの若者が、居場所を失い苦しんでいます。

不登校新聞社は1998年の創刊からこれまで25年間、「不登校ひきこもりの当事者からの情報発信」というコンセプトで新聞発行を続けてきました。不登校ひきこもりのことは、何よりも経験者に聞くのが一番です。『不登校新聞』を通じて、経験者の生の声をこれからも届けていきたいと思っています。そのために、不登校ラボのメンバーにも、記事執筆などのかたちで「自分の生きざま」を伝えていただきたいと思っています。不登校ラボは不登校・ひきこもりの方やその経験者が活躍できる場です。ぜひ入会をご検討ください。

なお、参加条件は「学校で苦しんだ経験を持つ人、またはその家族」です。ご本人だけでなく、ご家族単位で登録することができます。また不登校ラボはおもに不登校経験者を中心として交流をしたり記事作成を行なう場です。もし親御さんご自身が情報やつながりを求めている場合は『不登校新聞』または、不登校親専用のコミュニティ「親コミュ」のご利用もご検討ください。

不登校新聞 
https://futoko.publishers.fm/
親コミュ  
https://www.futoko.org/community/

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