なーんのために働くんだろうねえ

どうも僕です。

タイトルは、僕の一生の悩みであり、永遠の研究課題なんじゃないかと思っている話です。

僕は、とにかく昔から一切働きたくなかった。
バイトも応募して面接日時も決めたけど、当日になって行くの辞めたり。
割と昔からこんなスタンスで、若くから社会不適合者だったんです。

今思えば、とにかく自分が完璧でいたいと思い続けたせいが大きくて。
完璧主義って言ったらかっこよく聞こえるけど、
要は、なんもできないクズ野郎だとバレてしまうことが異様に怖かった。
大人の意見を受け売りに、講釈を垂れてばかりの全然可愛くない10代を過ごしてきたこともあり、
いざ自分が何かを言われる可能性があると思うと、ビビって何もできなくなってしまったという、
まさに自分で投げたブーメランにどんどん追い詰められているような日々を過ごしていました。

そんな後天的かつ、自らを見た目は大人、中身は子どもに仕立て上げてしまったせいで、挑戦することを諦めやすくなってしまった。
そんなんでダラダラと生きてきて、もう32歳になってしまった。
自分が思っていた32歳は、もっとしっかりとした大人だと思っていたが、全然垢抜けていない男のままだ。

そんな中で、働くとは一体なんだろうか。
なんのために働き、何をしていきたいのだろうか。

学校を卒業してから初めて入社した会社は5ヶ月で辞めた。
テレアポだったりで毎日手が震えながら電話をかけ、
ちっとも上手くいかず、凹む日々。
同級生はみんな社会人としてキラキラしている中で、
自分も遅れを取ったが、なんとかキラキラしているその枠に入りたいと思って、Web広告の会社に入ったけれども、
結果も出なけりゃ、キラキラどころかどんどん老け込んでいき、
毎日なんのために出社しているのかもわからず、
ただ定時が来るのを待ち、毎月25日が早く来ないかと待ち焦がれる日々。

その会社をやめた次の日に彼女をつくるという、結構意味わからんことをしたこともあったなあ。笑

そのとき付き合ってた彼女も、働いている会社に不満があって、キャリアに悩んでいた。
不満はあるけれど、行動できない。
めちゃくちゃ早起きして、埼玉の奥の方から天王州まで通ってたりしてたから、
そんな転職活動するにもできないって話に毎回着地したり。
別にスキルもないから、転職しようにも行き先がないと思うって言ってたりもしたなあ。
今考えると、そんなこと全然ないのにね。

そこから、自分の周りにいる人達がなぜその仕事を選び、
なぜずっと続けられているのかをめちゃくちゃ知りたくなった。

飲み屋とかで全然知らん人たちの話が聞こえてくるとき、
基本恋愛の話とか趣味の話とかはどーでもいいから聞き流すけど、
仕事の話が始まると、つい耳をそばだてて聞いてしまう。
なんの仕事してるんだろう、どういう環境で、どんなポジションなんだろうとか。
飲み屋で初めて知り合った人でも、基本僕が食いつくのは仕事の話。
他のことは割とどうでもよかったりする。

本当に仕事に対する価値観だったり取り組み方は様々で、
熱心に働く人もいれば、自分みたいに働きたくなくてしょうがない人もいるし、
仕事というよりも、ライフワークになってるから苦とかない、っていう考えの人もいるし、
みんな仕事をどう捉えているのか、この話を一冊の本にしてくれたら、それ読みながらずっと酒を飲んでいたいぐらい、人のキャリアに興味がある。

久しぶりに転職活動をして、もう1回自分の軸だったりを見直したときに、
また再びぶつかったのが「君は何のために働きたいんだい」ということ。
今までよりも軸は明確にあるし、自信もあるけど、
もう1回、まだ時間があるうちに改めて言葉にしっかりと落とし込んでいきたいと思っています。

それでは、また。

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