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バボのキママな日 #98 『森羅万象に宿る魂。』

昨日書いたケセランパサランを見てテンションが上がると云う気持ちは"センス・オブ・ワンダー"と云えばよりわかりやすく伝わったのだろう。SF作品を鑑賞した時に感じるあの不思議な感覚、あれが"センス・オブ・ワンダー"だ。これも素敵な感覚なので自分の中にしっかりと根付かせて生きたい。ちなみに僕の中でのSFの定義は"Science Fiction"ではなく"Sukoshi Fushigi"だ。 Big up 藤子F不二雄

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Twitterのトレンドで”令和ちゃん”なるものがランクインしていて”なんじゃらほい”と思い調べてみた。どうやら日本はまだ5月なのに気温が30度越えの真夏日らしい。それを新元号を幼児に擬人化した"令和ちゃん"がまだ日本の温度調整に慣れていないから仕方ないとしている遊びのようだ。元号までをも擬人化してしまうこのノリは僕の好きな日本のノリだ。洒落っ気が効いていると云うか、余裕があると云うか、なんと云うか。考えてみれば日本はすごく昔から擬人化するのが大好きなお国柄である。僕の知るところでは鳥獣戯画が最初なのではないのだろうか?たしか鳥獣戯画が描かれたのは平安末期なので約1200年くらいは色々なものを擬人化をし続けている国ということになる。わが国ながら変態すぎてステキだ。

こう云ったことがごく自然にできるのは、なんだかんだ云って日本人の中に自然崇拝、精霊崇拝の価値観が根付いているからだと個人的には思う。いわゆる"アニミズム"と云うヤツだ。"八百万の神"と云った方がより日本らしいかもしれない。森羅万象、ありとあらゆるモノに魂が宿ると云う考え方は僕もとても好きだ。それが生物だろうが無機物だろうが概念だろうが元号だろうが関係ない。その"なんでもござれ感"が僕はとても日本的だと思う。日本は古くから天災が多い国であったし、また限られた資源、四方を海によって閉ざされた島国と云うこともあって、その中で平和に穏やかに過ごす為にこう云う価値観が形成されていったのでないかと思う。こう云うのは文化人類学的な範疇だと思う。僕はそこまで文化人類学に明るくないがとても興味深い。もっと深く知りたいから何か良さげな本でも読んで勉強しよう(おすすめの本とかあれば是非教えていただきたい。)

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今日もフツウキママに訪れてくれてありがとうございます。
【今日のいいニュース】
日本に一時帰国していた友達から地酒をお土産にもらった。とても美味しかった。

<バボ>

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