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グリーンウッドワークで、森と関係を生めるのか

今回は、2022年8月30日に参加したグリーンウッドワークについて、感じたことや前後の思考を書いていこうと思います。またグリーンウッドワークについて参考になりそうなウェブサイトについてもまとめました。

グリーンウッドワークについて

詳しく知りたい方は、こちらの本と私がまとめた以下のサイト集が参考になるかと思います。他に情報をご存じの方がいれば、是非お気軽にコメントを頂けると嬉しいです。


それでは、本題に入りましょう。
私が今回、

グリーンウッドワークを通して考えたかったこと

それは、

研究のテーマとして掲げている、
「つくることを通して、森と関係を生むということについて」です。

そのための一つのプロトタイピングとして、私がこの研究テーマに決定した一因でもあったグリーンウッドワークをもう一度やってみようという試みです。あくまでも私が主催ではなく、参加させて頂いた形です。


今回の参加者は、ファシリテーションしてくれた京北在住のお二方と、グリーンウッドワーク参加は初めての8名でした。

今回初めてグリーンウッドワークを行なう人たちがつくる様子を観察していて、つくることから得られることは、その場の状況によって大きく変わるということを感じました。

使う道具や行なう場所、誰と何人で行なうのか、つくるという行為の周囲には、あらゆる要因が複雑に絡み合っています。
だからこそ、つくるという行為から得られることが多いのだと思います。



また、今回のグリーンウッドワークに参加している中でも、前期のプロトタイピングからも感じてきたことを感じざる終えなかったのです。。

それは、、

森の中でつくる余裕はない

ということです。
2月にグリーンウッドワークを行なったときは、時期的に植物が生い茂っていなかったですし、虫も少なかったです。また、森の中といえど、ある程度開けた場所で行なっていました。

しかし今回、一年ぶりに8月の森に入り実感しました。
虫が多い。植物が茂っている。

当たり前ですが、森に生身の人間が居座ることは決して居心地のいいだけの場所ではないのです。

実際、私はヒルにやられました。。


最終成果物として、森の中でつくることは一筋縄ではいかないことを感じています。しかし同時に、森の中でつくるということがゴールではないということも感じてきました。

いずれにせよ、私は卒業研究を通して、森と関係を生むための何かを提案したいと思います。その手段として、「つくること」を用いるのではないかということは引き続き考えていきたいです。

森を考えながら?思いを馳せながら?森を感じながら?
つくることは可能ではないか!


これから何とかやってみたいと思います。



デッサンのようだな木彫り

最後にグリーンウッドワークを通して感じたこととして、私はスプーンの形状を全然知らないのだな、というか意識していないのだなと感じました。
私は日常生活の中で、全然ものを見ていないなと。

以前、研究の中で観察するためのツールを作成したときに、観察のために、苦手意識のあるデッサンをやってみました。その時に、デッサンはものをよく見るための手段ということを強く実感しました。

今回それと同様に、木彫り、そのお手軽なものとしても考えられるグリーンウッドワークも、デッサンと同じような効果があるのではないかと感じました。

そして、私的にはデッサンよりも楽しめる気がしました。研究とは関係なく、今後の趣味として、木彫り、グリーンウッドワークはありだなと思います。



今回も最後までありがとうございます。
まだまだ何を言っているのかよく分からないことも多いかと思いますが、何とか踏ん張っていくので、宜しければお気軽にコメントください。

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