開業日記①
コロナが仕事を吹き飛ばしてから半年以上が経ちました。
私がしていた講師のお仕事は人が集まると感染リスクが高まるという事で中止が相次ぎ「ゼロ」になりました。
去年から準備していたプロジェクトもコロナ感染拡大の見通しが立たないという事で棚上げ状態。
なんとかアルバイトをして食つなぐような状態になりました。
このような状況の中、次なる一手として学習塾の開業をすることにしました。
なぜ塾を選んだのかは過去の記事をご覧ください。(記事はこちら)
開業するにあたって様々な選択が迫ってきます。
「場所」「広報」「スタッフ募集」「什器・備品の手配」
今回はスタッフ募集についてお話します。
今回の塾開業はフランチャイズでしたので、ある程度のノウハウがあったのですが、正直なところ「首都圏だからそのやり方ができるんだろ?」という思いがありました。
フランチャイズ本部側は、コロナ禍の業績不振で解雇された方も多くいるのでスタッフ募集には困らないだろう。大手募集サイトに出せばすぐ集まるよ。という雰囲気でした。
福岡県も状況としては変わらないのですが、そもそも人がいない上出店場所が駅から遠い事もあり車が無いと通いづらい場所にありました。
その為、当初からスタッフ募集には相当な不安があり、フランチャイズ本部のアドバイスを無視して独自に募集を始めていました。
取り組んだことは
①募集ページの作成
②広報
①今回最初に利用したのは、エンゲージとインディードの募集サイトです。
どちらも無料で募集記事を載せることができます。
2つ使ってみての感想は、エンゲージの方がお洒落で使いやすなと思いました。
募集サイトの中身はインターネットで同業他社を検索して内容を真似て作りましたが、熱い思いやアピールポイントは省きシンプルに、勤務内容や時給、今後のスケジュールなど必要最小限にしました。
なぜそうしたのかというと、私の経験上、よさそうな事を長々と書いてある所ほど実際はよくない事の方が多かったからです。
また、エンゲージもインディードもそのサイト上で集めようとすると、オプションを購入して順位を上げたり他サイトへの連携をする必要があったのでとりあえずお金をかけずにやってみようという思いがありました。
②お金をかけずにどうやって募集記事を広めたかというと、SNSです。
エンゲージのリンクをFacebookやTwitterに貼り投稿を広めてくれるように友達に頼りました。
最初の投稿は開業2か月前。その段階で反応があったのは1名でしたが、投稿したことで、スタッフ募集も始まり開業に向けて動き出した事を皆さんが知ってくれたと思います。
その後、個別にメッセージを送り紹介をお願いしました。(20人くらいに送りました)
その結果、2名紹介してもらいました。
まだまだ足りないなと思っていたのですが、1回目の投稿の時に「先の予定が分からないので近くなって空いていれば教えてください」という反応もあったので近くなってからもう一度しようと思い、その後ひと月は放置してました。
その間、エンゲージから1人エントリーがあり採用。
ここまでで4名です。
1ヶ月前になり再度Facebookで投稿。
この時は2名エントリーがあり採用。
合計6名を採用しかかった費用は「ゼロ!」
通常であれば面接で何人か落とすのでしょうが、今回はSNSを使い人となりが分かっている人やその繋がりで採用しているため、高いレベルの人材を確保できたことと「変な人」はそもそも入れないので全員採用です。
このやり方は、ある程度人脈を持っている事が前提の採用活動でしたが、今回使った人脈は、今後の生徒募集や生きてきます。
やはり仕事において「頼れる人脈」を持っていることはあらゆる面で生きてきますので、みなさんも多くの人と繋がり「頼れる」人と繋がっておくことをおススメします。
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