前回は買い物を分析していくというお話をさせていただきました。

普段している買い物や話題の商品についていろいろと分析して売り手の考えが分かってきましたか？

今回は実際に私が投資先を決めるプロセスのひとつをご紹介します。

本題に入る前に投資をする上での目的の話をします。

お金を増やすことが目的なのですが、それ以前に損をしたくないと思っています。

よく投資の入門書や投資系ユーチューバーのテクニカルな話では、損切や利確のタイミングについて書いてありますが、それは短期的にお金を増やす投機の話なので今回ご紹介する話とは別の世界の話だと思ってください。

今回は安全に損をせず、預金や国債などより高い利回りで運用したい方向けの話です。

尚利回りは年利5％を目標に運用しています。

先ず、基本的なところの情報収集として日経や政府発表・時事ニュースなどを元にこれから注目されそうな企業を探していくのですが、

なにもわからないよという方には「配当ランキング」を見て下さい。

いろいろな証券会社や情報サイトが出していて、それぞれ計算方法に違いがあるのか数字が違うのですが、最初のとっかかりなので多少の誤差は目をつぶります。

このランキングの上の方から、今後大きく経営が悪化しそうな業種を避けて自分が分かることの多い企業から調べていきます。

また、今であればアフターコロナで利用が増えそうなオンラインやリモートなどの業種に絞ってみてもいいかもしれません。

調べるのは以下のポイントです。

①業務内容・最新ニュース

②売上（伸びているか？コロナの影響でどの程度落ちているか？）

③PBR・PER
PBR・PERの説明はこちら

上記に３つのポイントを見て経営が安定しているかどうかを判断してください。

因みに私はPBRが10倍を超えていると諦めます。できれば0.5～3倍くらいがいいと思っています。

この段階で投資対象として問題ないと思ったら次はグラフを見ます。

年初来高値を更新し続けるような上昇中の会社や下落し続けている会社であったり、

直前に高騰・暴落があるような場合は一時様子を見ます。

出来れば横ばいや下落から上昇に転じた後ぐらいであれば買います。

今であれば、コロナの影響で下落し出遅れているような銘柄を選びます。

そして、見事変えた後は上がろうが下がろうが一時はガマンです。

買った直後に下落するという事を何度も経験しましたし、コロナの直前に買った銘柄は、コロナの影響で何十万もの含み損を出しました。

しかし、上昇に転じるタイミングが分からなかったこともあり保有し続けていたら、最近10万円ほどの含み益を出しました。

当然その間も、配当は入ってきますので基本持っていた方が安全です。

しかし、コロナのような社会全体のマイナス要因ではなく、会社の根幹を揺るがすようなニュースが出てきたときはすぐ手放してください。

私の経験したものでいうと、JALの倒産のニュース（その後上場廃止しました）が出た時は、ニュースの真偽を確かめるより前に売りました。

この、投資方法で狙っているのは「配当（インカムゲイン）」です。

キャピタルゲインはおまけなので、株価は買った時よりマイナスにならなければいいというような気持でいると、余裕が持てるます。

この方法では時間もかかりますし、大きくは儲けられませんが大事なお金をじっくり増やしていくにはいい方法だと思っています。

※投資はあくまでも自己判断で行って下さい。
投資の結果については一切責任を負えませんのでご了承ください。