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[機械学習]-東京で発生している感染症の関係を解析する その1

東京で発生している、ここ10年で100人以上陽性になった(患者数)感染症の相関を解析しました。その結果、基本的には感染症は個別に感染していますが、明らかに、1.新型コロナと相関している感染症 2.新型コロナと逆相関(対策が緩むと発生)する感染症があることが分かりました

新型コロナと逆相関(対策が緩むと発生)する感染症は、
風しん、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、百日咳です。

レポート内容

解析データの入手先


今回の課題は、

【課題2】 新型コロナと逆相関(対策が緩むと発生)する感染症について解析する、です。

(1)はじめに

機械学習と数理最適化 Advent Calendar 2023 チャレンジ の文書です。

の下図のとおり、機械学習の分、解析です。


詳細は上記内容も読んでください。あくまでも独自に解析した内容です。


(2)新型コロナと逆相関(対策が緩むと発生)する感染症について

課題:100人以上陽性になった(患者数)感染症には相関があるのか?

各感染症で相関を取得して、解決すればいい。

解法①:相関行列取得。

具体的には、以下の通り。

全散布図行列

相関行列だけで再度取得

相関行列


ここの数字がより、1.00 に近いもの= 明るいセル が対象になります。

解法②:相関行列の関係は?

相関の関係性を、具体的に把握します。

全クラスターマップ

基本的には、各感染症は別々(=暗い色)に感染を行っていることが評価できます。

具体的には、相関がある感染症は以下の通り
1.新型コロナと相関がある

Covid-19 & Syphilis


2.新型コロナと逆相関がある

Rubella & Atype & Whoop

今回の解析対象は、以下です。

Rubella & Atype & Whoop

a.2.風しん、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、百日咳の関係。



A群溶血性レンサ球菌咽頭炎については、下記で詳しく解析済です。

なので、風しん、百日咳の関係の相関は以下の通りです。


要するに、風しんの患者数がすくないので、空白が多いですが、
風疹と百日咳、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 という新型コロナと逆の関係がある流行病と極めて高い相関がある、ことを明確に定義しています。

追記:


機械学習と数理最適化について

機械学習と数理最適化 Advent Calendar 2023 チャレンジ している理由

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