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さけが獲れる場所を衛星から特定する(2021/06/10)

うすい青色と濃い青色が重なる海域にさけ(サケの成魚期)がいます。


SDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」達成に向けて、不漁3魚種(さけ・いか・さんま)として日本漁業にとって死活問題になっているさけが獲れる場所 (できれば日本沿岸)を特定することが目的です。

【1.日本全域】


濃い青色(サケ(成魚期)の適塩分域:33.8%以下)と うすい青色(サケ(成魚期)の最適水温:1.5-195.0℃)が重なった海域にいます。

【2016年6月6日】

北海道沿岸を中心に、日本近海に広く分布している=さけが獲れる ことがわかります。

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【2020年6月6日】

それが、近年になるといちじるしく減少しています。

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【2021年6月6日】

さらに悪化しています。温暖化で海水温が上がったことと、海水の塩分量が少なったことが原因です。

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濃い青色:NASA@ Sea Surface Salinity (2021/06/07)
サケ(成魚期)の適塩分域:33.8%以下
sea surface salinity (SSS) standard mapped images contains 70-km spatial resolution SSS data averaged over a range of temporal scales. The selected dataset is the official 8-day running mean SMAP-SSS version 4.0 product developed by Remote Sensing Systems in collaboration with the NASA salinity science team

うすい青色:NASA@ Sea Surface Temperature (2021/06/07)
サケ(成魚期)の最適水温:1.5-195.0℃
Sea Surface Temperature (L4, MUR) layer is created from the GHRSST Sea Surface Temperature Level 4, MUR sea surface temperature analysis product, which uses wavelets as basis functions in an optimal interpolation approach on a global 0.011 degree


追記:書いている理由


この項では、具体的には、SDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」達成できるビジネス設立の可能性を衛星画像で分析しています。地球環境とビジネスの可能性に対してOSINT を行っている理由は、毎日のビジネスで使うためはもちろんですが、後日に参照できるよう、リアルタイムに今起きていることを可視化して歴史に残すためです。


#OSINT #不漁 #さけ #漁業 #毎日note #文藝春秋イラストデビュー #noteのつづけ方



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