「楽しい時間でした」

今日the future magazineと別の今仕事で携わっているメディアのコラボ企画で、インタビュー&撮影をした。これまでの流れとは違う毛色のインタビューで、多分他のメディアがまだどこもできてないものをやれた気がする。

ある一人の取材対象者の価値観や姿勢の本質に迫ろうとするとき、その言葉の重みの分だけ、強い眼差しでこちらを見つめてくる。その眼差しが真摯であれば真摯であるほど、こちらもまっすぐな状態でないと、見破られる。そこに衒いはあるのか。誠実に質問ができているのか。いつも試された気分になる。

彼は撮影最後の2カットだけ、柔らかく笑ってくれた。

「楽しい時間でした」

無茶振りの多い撮影&2時間のロングインタビューに、笑いかけながら発してくれた言葉に彼の心意気を感じた。真摯で謙虚な彼の姿勢にまた1つ大きな刺激を受けた。

日付が変わって今日が誕生日の彼の言葉と今感じている彼への印象や質感を、きちんと丁寧に伝えたいと強く思う。



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