京都で色々やって、2016年が幕開けた

 オリンピック世代のサッカー日本代表がドーハでオリンピックの出場をもぎ取った。谷間の世代と言われて、散々こき下ろされた世代らしい。

小学校でサッカーをしていて(ポジションは、左バックかベンチか)、時々代表戦を見るくらいなんだけどたまたま時間があって、今日観ることができた。

試合終了後に選手たちは、淡々とした表情に強い決意をうかがわせる表情で、喜びを語った。おめでたい。年下だろうがなんだろうが、圧倒的な努力で勝負に臨む男の生き様は格好いいなと思う。刺激を受けるし、素直に尊敬する。日本代表おめでとう。

 1月がもうすぐ終わろうとしているのだけれど、1年半ぶりに京都に滞在した。忘年会で金を使いすぎて、1月のお正月に派遣のバイトして金を貯めてまで、気持ちだけで行った京都。前日まで自分が京都にいることが信じられないくらい金欠だったのだけど、蓋を開けてみたら全てが刺激的すぎて、細胞にしみるように空気はいいし、ずーとテンションがハイのままで、アドレナリンがドピュドピュ出た。

以前画家さんの展示の際、京都でお会いしたある方に無理を言って、船岡温泉という最高の銭湯のすぐそばの芦屋に泊めていただいたのだ。同居人の建築家はスペインのバルセロナ出身で、すごく物事を静かに捉えるような男性だから、きっと俺の行動はさぞうるさくうつったにちがいない。でも、受け入れてくれて本当に感謝している。何かしらの形でお礼をしないといけない。

京都ではリトルプレスの営業が主な目的だったのだけれど、Yogeeのケンゴくんがたまたま恵文社でライヴがあって、the future magazineのチームで丸一日撮影をした。撮影を担当してくれた光大にもケンゴにもテンション高すぎと言われたけど、撮影で回る時間が何より楽しくて、いつもハイになってしまう。

そしてTOKYO FMの番組のYogee New Wavesのラジオの収録でゲストで参加させてもらった。👉(https://t.co/gmzRCRYXIi)嬉しすぎて4-5回は聴いた。いつもインタビューする側だから、ケンゴに話を聞いてもらって、自分の言いたいこと(the future magazineの活動について)を喋らせてもらう(またはケンゴが代弁してくれる)のはこんなに気持ちがいいものなのかと感じた。

インタビューといってもほとんど会話で、ケンゴが気持ちのいいように誘導してくれた。それで思ったのだけど、インタビューの究極の形は会話なんじゃないかっていう仮説。それはお互いに関係性があったうえで、相手のことをきちんと汲んだ上で、どういうボールを投げ合うかみたいな。。つまるところ、お互いの信頼関係や誠意という気持ちで正直に向き合っていないとできないものなんじゃないかなって思えた。

きっと気持ち良く喋れる相手もいるし、その質問なに?みたいなイラっとすることもあるんだろう。インタビューを受ける側は、きっと聞く側の態度や心持ちを思っている以上に敏感に捉えることができるということ。

ふと自分がお金をいただく仕事でかんがみた際に、どこまで誠実に向き合えているか、自分のなかでも合格点と言えない日もあって、不愉快な思いをさせているときもあると思うと、なんとも言えない気持ちになる。

きちんと真摯に向き合えるように勉強し続けなきゃいけないし、言葉を磨いていかないといけないなと感じる。そして仕事なのか遊びなのかわからないくらいいつも楽しく話ができる仕事を取ってこれるようにならないと、先は長くないんじゃないのかなって思ったりもする。だからインタビューということを極めたいし、もっともっと勉強したいと強く思うようになった。格好つけて分厚い本も買ったしね。

とにかく、本当にこの貴重なラジオの体験は目から鱗が落ちまくった。明日までだけど、ぜひ聞いて欲しい。ケンゴ、ありがとうね。

ラジオを聞いてもらえればわかると思うのだけど、今Yogee New Wavesと共同で冊子を作ろうとしている。まだ写真があがってきていないから、台割もつくれていないのだけど、楽しいものができる気がしている。それを引っさげて、4-6月まで動くんだと思う。

2016年が音を立てて、激しい荒波ともに幕があけたって感じだ。自分に正直に図に乗らずにがんばりたい。ぜひ、頭の片隅に活動を覚えていてくれたら嬉しいよ。

明日からタワレコのポスターにSuchmos/Yogee New Waves/never young beachが大展開される。彼らの背後にたなびいてた風は今ものすごい勢いの追い風になっているんだなぁって思う。面白い2016年にしたい。






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