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主に読んだ本の感想を書いています( ¨̮ ) 【私のnote】︎︎ ︎︎◌読書 ︎︎◌育児…

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主に読んだ本の感想を書いています( ¨̮ ) 【私のnote】︎︎ ︎︎◌読書 ︎︎◌育児 ︎︎◌エッセイ 覗きに来てくれたら嬉しいです´`*

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  • わたしの読書感想文

    読んだ本の感想です。

  • エッセイ

    昔の話とか。気持ちとか。

最近の記事

【1年の読書記録】本と巡った1年と、だいすきな作家さんたち。

読書を習慣化するようになって、あと何ヶ月かで2年になるのかぁ。 今年もそろそろ、1年の読書まとめの記事を書いていこうかなって思っていますが。 その前に、昔書いた記事をここにも残しておこうと思います。 ※これは、2023.6.27に書いた記事を再投たものです。 本を読むことを、少しだけ習慣化しようと思ったのは、2022年の7月頃。 その時は、何となく、「もっともっと上手く文章を書きたい」だとか「言葉をもっと知りたい」だとか「何処か違う場所へ行きたい」だとか思っていて、夏休

    • 『恋できみが死なない理由』人間である自分はさみしいけれど、愛おしく感じられる【読書感想文】

      最果タヒさんの作品にハマっている。 詩集を読んで、「なんだかわからないんだけれども、あぁ素敵だ」って思った。 少し棘のある言葉も、なんだか愛おしさの裏側みたいで、人間ってこうゆうことだよなって感じた。 『恋できみが死なない理由』は、エッセイ的な感じで、スルスルっと入ってきた。 言葉にすることのできなかった「あの違和感」を噛み砕いて書いてくれているみたいで、「自分以外にもそう思う人いるんだな」って安心した。 ◇ 心の中でいつも花火大会をやっていると書いているのをみて、なん

      • 『はーばーらいと』世の中のほとんど全ての思考は宗教的【読書感想文】

        ※この記事は、ある夏の暑い日に書いた記事です。 最近は、誰かの言っている言葉や書いている文章について、何を云わんとしているのか、全然わからなくなってしまって戸惑っています。 暑さで頭が回らないのか、そもそも理解力がないのか。はたまた、理解しようという気持ちが無くなってしまったのか…そうゆう意味で戸惑っているのかもしれない。 どのような文章でも、人によって理解できる部分は違っていて、見た人は、その中でも特に自分が言いたいことや共感できた部分についてを強く語りだす。 評価は

        • 『たゆたえども沈まず』 光であり希望であった己の半身【読書感想文】

          こんにちは、こんばんは。 今回は、原田マハさんの『たゆたえども沈まず』の読書感想文です。 ずっと読みたかった作品なんですが…なんせ厚みがあるので…なかなか読みはじめる勇気が出なかった…! やっとやっと読めて嬉しい気持ち。ちなみに、原田マハさんは初読み作家さんでした。 『たゆたえども沈まず』は、みなさんご存知の画家フィンセント・ファン・ゴッホについて描かれた小説でもあります。 歴史上の人物を知るのに…伝記とかではなくて、小説?と思う方もいるかもしれませんが…原田マハさんは

        【1年の読書記録】本と巡った1年と、だいすきな作家さんたち。

        • 『恋できみが死なない理由』人間である自分はさみしいけれど、愛おしく感じられる【読書感想文】

        • 『はーばーらいと』世の中のほとんど全ての思考は宗教的【読書感想文】

        • 『たゆたえども沈まず』 光であり希望であった己の半身【読書感想文】

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          『少女ABCDEFGHIJKLMN』最果タヒ【読書感想文】

          最果タヒさんの『少女ABCDEFGHIJKLMN』。 最果タヒさんは、ずうっと気になっていた方で、今回たまたま図書館で「このタイトルは、、?」と気になって手に取ってみました。 結論から言うと、すごく好きでした…。 まだ1作品しか読んでいないのですが、表現とか言葉が美しかった、、瑞々しいというか…沁み入りました。 最初「???」っていう世界観から始まるんですが、ぐいぐい引き込まれていって、ページを捲る手が止まらない。 ファンタジー寄りな設定でも、ずしんと心に刻まれる内容

          『少女ABCDEFGHIJKLMN』最果タヒ【読書感想文】

          『わたしたちは銀のフォークと薬を手にして』 それぞれの生き方でぶつかって、ひとつになって、分かれてを繰り返して【読書感想文】

          こんばんは♡ 今回は、島本理生さんの『わたしたちは銀のフォークと薬を手にして』について書いていきます。 なんだか久しぶりに、穏やかになって、幸福感に包まれる作品を読んだ気がしました。 島本理生さんの小説って、少し軋んだ人間関係やしがらみがあったり、曖昧でグレーな関係を描かれたりしているものが多いので…読んだ後に結構せつない気持ちになったり、「一緒にはなれないけれどもこれで良かった」みたいな割り切った大人な関係で終わることが多かったりする。(私が今まで読んだ作品は) 今

          『わたしたちは銀のフォークと薬を手にして』 それぞれの生き方でぶつかって、ひとつになって、分かれてを繰り返して【読書感想文】

          DNAに書き込まれた私の寿命

          身体によくない食べものが、わりと好きだ。 学生の頃には、マクドナルドのテリヤキバーガーがこの世で一番美味しいと思っていた。 ピザハットのピザやすき家の高菜明太マヨ牛丼も好きだ。 今まで生きてきた中で一番好きな食べものは?と聞かれたら、真っ先に生牡蠣が好きだと言う。 ノロに当たるかどうか一か八かで食べるというリスクを背負ってでも、ポン酢をつけて食べる生牡蠣が一番好き。 最近気がついたんだけれども、生活する中で、「食べる」ということの優先順位がわりと低い人間な気がしてきた。

          DNAに書き込まれた私の寿命

          僕のマリさん『書きたい生活』大切な思い出を綴じ込めた日記【読書感想文】

          今回は、僕のマリさんのエッセイ『書きたい生活』の感想。 『いかれた慕情』『常識のない喫茶店』も読ませていただいたのですが、サラッとした日記みたいな感じでスラスラ読めました。 『いかれた慕情』では何度も涙が出て、『常識のない喫茶店』では何度も笑いました。 『書きたい生活』は、等身大の僕のマリさんが垣間見れて身近に感じることができたような。そんな気がします。 個人的に、『いかれた慕情』が一番好きです。 人間への愛が感じられるなぁと読んで勝手に思いました… ◇あらすじ(本の

          僕のマリさん『書きたい生活』大切な思い出を綴じ込めた日記【読書感想文】

          『男ともだち』 艶やかな世界にある、ぬるくてやさしい存在【読書感想文】

          こんにちは、こんばんは、おはようございまーす! 読書をしているとさ、知らない世界を知るのと同時に、今の自分はなんて狭いところにいるんだろうって逆に淋しくなったりして、過去の思い出の中から、一際光っていたひと粒だけを取り出して、もう一度見つめてみたりする。 その瞬間、一瞬あたたかくなるんだけど、結局は、虚しさに押しつぶされる。 「あぁ、なんで連絡しちゃったんだろう。」 ってね。 さ、今日は千早茜さんの『男ともだち』の読書感想文です。 千早さんは、初読み作家さんだったの

          『男ともだち』 艶やかな世界にある、ぬるくてやさしい存在【読書感想文】

          ミステリー初心者が『方舟』をドキンドキンしながら読んだ。【読書感想文】

          こんにちは、こんばんは。 今回は夕木春央さんの『方舟』を読んだ感想を。 色々と衝撃すぎて、ネタバレ厳禁とのことで…。 読む前からドキンドキンしていたわけですよ。 (何てったって、ミステリー初心者なもので。) 最後まで辿り着けるか心配でしたが、結果、夢中になってしまった。(笑) なるべく、ネタバレはしないように書いていきますが…心配な方は、Uターンでお願いいたします。 今回は、あっさりといきます。 ◇ あらすじを少し… あらすじを読んだだけで、ビビる。← 寒くなって、

          ミステリー初心者が『方舟』をドキンドキンしながら読んだ。【読書感想文】

          『ファーストラヴ』 みな、偽物の神様に生かされている【読書感想文】

          こんにちは、こんばんは♡ 今回は、島本理生さんの『ファーストラヴ』を読んだ感想を書いていきます。(まだまだ続くよ再投稿。新しい記事書いているんですが、なかなか進まず…) 色々な人が読んでいるのをみて、読んでみたいとは思っていたんだけれども、「重めなんだろうな〜」って感じていて、なかなか手が出せなかった小説。 読んでみたら、まぁ、やっぱり重くて。 そして、過去の嫌な思い出とかが蘇ってきて、まぁまぁ苦しかった。 けれども、ページを捲る手が止まらなくて、一気読みでした。

          『ファーストラヴ』 みな、偽物の神様に生かされている【読書感想文】

          あけましておめでとうございます(遅) いつの間にか年を越して一週間を過ぎていましたね。 この人の書く文章いいなって思っていたら、知らない間にいなくなっていて悲しいです。 さてさて今年のnoteの目標は、定期的に更新!新しい記事書く、、!!です。一応。 今年もよろしくお願いします。

          あけましておめでとうございます(遅) いつの間にか年を越して一週間を過ぎていましたね。 この人の書く文章いいなって思っていたら、知らない間にいなくなっていて悲しいです。 さてさて今年のnoteの目標は、定期的に更新!新しい記事書く、、!!です。一応。 今年もよろしくお願いします。

          『月とコーヒー』 私だけが知っていれば良い、生きる糧【読書感想文】

          こんばんは。みなさん、おやすみ前の読書は好きですか? はい、どうも、最近はしっとりとこっそりと、吉田篤弘さんの小説をすこーしずつ読んでいるんです。 はぁ…。吉田篤弘さんの作品、めっちゃ好き。 夜寝る前に、読書灯のほんのりとしたやさしい灯りに照らされてページをめくる。 考えごとをしていた日中。頭の中が赤とか青とか真っ黒な毛糸玉でこんがらがっている。 そんな日に、寝る前にベッドサイドに置いてあった『月とコーヒー』を読む。 そっと目をとじて、今日はゆっくり休んで明日考えればい

          『月とコーヒー』 私だけが知っていれば良い、生きる糧【読書感想文】

          『あなたの愛人の名前は』 あなたは同時に2人愛せますか?【読書感想文】

          こんばんは。 今日は、島本理生さんの『あなたの愛人の名前は』について書いていきます。 とても、良かった。 とても、とても良かった。 やっぱり、島本理生さん好きだなぁって思っちゃった。 では、いきます。 ◇ 物語は、6編。 すこ〜しずつ繋がっていて、最初の物語に出てきた人がここに。こちらにはあの人が。 そして、視点を変えて語られる「あなたは知らない」と「俺だけが知らない」。 男女の話だけではなく、猫が語り手になっているお話もあって、とても新鮮でした。 ↑ この話は、

          『あなたの愛人の名前は』 あなたは同時に2人愛せますか?【読書感想文】

          『アタラクシア』 男女の関係は、もはやミステリー【読書感想文】

          今回は、金原ひとみさんの『アタラクシア』。 わたし、金原ひとみさんって『蛇にピアス』以来触れていないんですよね。 あまり内容を覚えてはいないんですが…(ごめんなさい)高校生くらいに読んで、結構衝撃的だった印象。 それこそ、親友がこれを読んで、舌ピを開けて。しかも3つトライアングル型にあげたりなんかして、スプリッタンにしたい〜とか言ってたのを隣で聞いてました。 そんな学生時代の思い出とともにあった金原さんです。 さぁさぁ…前置きが長くなってきたので、これくらいにします。

          『アタラクシア』 男女の関係は、もはやミステリー【読書感想文】

          『生きるための哲学』 愛を望み、愛を諦め、次の愛へ【読書感想文】

          こんばんは、こんにちは♡ わたしは、基本的に誰かからすすめられた本は、ひと通り読むことにしているんですが…。 今回は、尊敬する友人のひとりから教えてもらった本『生きるための哲学』について書いていきます。 人間って、大体毎日なにかかしら悩んでいると思うんです。その約8〜9割は人間関係になってくるのかなと。こうやって、ぐるぐる考えていることこそが哲学。 私もここ最近、まったく理解できない人のことに関して、あーでもないこーでもないと頭の中で考えていて、「もう疲れちゃったな。」

          『生きるための哲学』 愛を望み、愛を諦め、次の愛へ【読書感想文】