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たまにはポケモン(GO)の話を

ナイアンテックが世間のメタバース礼賛といいますかメタバースのブルーオーシャン化に逆行するようにVRではない投資をしまくっているニュースを観て、そういやナイアンテックはVRと無縁なゲームで一発当てたことを思い出しました。ヘッダ画像をお借りしています。

ナイアンテックが一発当てたゲームとはもちろんIngressとPokemon GOですね。で確かに別の企業はこの現実ベースの仮想空間ゲーにおいて撤退してしまった事実がある。

それもマインクラフトという激烈つよつよIPを持っていたにも関わらず、です。

もちろん新型オソヘウイルスの影響があって思うように課金グッズが売れなかった下地も遭ったでしょう。Minecraft Earthはそれだけ現実ベースで現実依存なゲームだったのかも知れません。

なんたって自分が日頃見ている景色、通勤通学ルートに好き放題ブロックとかを置きまくってウェーイってするゲームでしたから。。

ともあれ日経のニュースが会員限定なのでそこらへんにはできるだけ触れないように書くつもりではありますが、とにかく世間、特にゲーム業界を始めとしたエンタメ企業なんかが「メタバース浮かれ」をし始めているのを尻目にナイアンテックは自社を一度見つめ直したりもしたんでしょう。

だってここまで現実依存でゲームを展開することになるんだから、現実で出歩いちゃいけないことが新しい世間の常識になってしまえば死活問題です。

そこで似たような位置ゲーを現在の3つぐらいから10には増やすらしい。ここから感じるのは「ユーザはん……もうちっとファッション感覚でゲーム遊んでくれへんかwどうせ基本無料なんやしw」的面持ちです。

単純にアプリの数が多いと「ダウンロードしてくれへんリスク」が生じます。経済事情で容量が増やせないユーザだっているはず。それは馬鹿にされるべきではない。

「無料なんだから数(かず)ダウンロードしてくれやw」という考えは割と筋は通っているとは思います。仮にナイアンティックが提供するゲームを10個ダウンロードするのが当たり前になったとして考えられる展開は、それぞれのゲームを連動させて、こっちのゲームで遊んでくれた人にはあっちのゲームで有利になるぶつがもらえるプレゼントコードをプレゼント~とか、時間経過でうまい具合に各ゲームの内容が進展するように仕掛けて、一時間は余裕でユーザを携帯握らせっぱなしにするとか、です。

このようにして見事にユーザの時間を奪い、楽しさを植え付ける。しかしながらこの時間的制約にしびれを切らし、かつそれでもゲームはやめたくないユーザに対し、そのログインボーナス的な処理を自動処理してくれる課金具を売りつければ課金モデルも完璧である。とはいえこんなのは所詮素人考えなので、実際のNianticはもうちょっとすごいことを考えているはずですがどうなるんでしょうか。

お読みくださりありがとうございました。

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