見出し画像

SATANIC BOOM BOOM GIRL

※映像・画像の著作権は株式会社アップランドに帰属します。およびライセンス規約を遵守する形で利用させていただきます。

YouTuberのルルン=ルルリカ様(以降敬称略)は魔王なんですけど、仮想世界に属しているため現実世界のフィルタを通すと物理的な動きが上手く取りづらかった。

仮想世界ではそれはもう自由に動き回れていたのだと思うんですが、つまり今日、満を持して自由に動き回れる機構を手に入れたんですね。人間界の言葉にするとそれは3Dということになる。

ルルン・ルルリカ

ルルはだいたい1年前ぐらいにYouTubeの世界に登場して、熱心にYouTuberとして色々なことをしていた。ゲームなり麻雀なり人間の文化について話したり……

同ジャンルにおいて先駆者ともいえるキズナアイさんの次ぐらいに誕生した、電脳少女シロさんが所属している企業(アイさんとは別)のバックアップを受けて、全く同時期にデビューした2人とかなり仲良くもしていて、人の縁に恵まれて良いことですね、と思っていました。

魔界では魔王として強大な地力(じりょく)を持っていたけど、人間の世界に干渉するまでの経緯でその力の大半を失ってしまった。だからほとんど猫みたいに可愛がられながら人間のファンを獲得していったように思います。

そして今度その一年前に一緒にデビューした2人とイベントを開催できるまでになり、

あぁ~良かったいいことだぼくにできることはもう無いと思いながら今日の3Dお披露目(上記リンク)を拝見しました。題名が、お披露目、ではなく「お披露」な時点でもう面白かった。

3D

すると度肝を抜かれてしまった。3Dの姿が普段のそれと大きく違っていたんですね。

↑ 青い髪の右を向いている少女がルル

大きく、とは少し大袈裟かもしれませんが、普段見ていて慣れてしまうとそう見えてしまうのかも知れなかった。

画像1

魔力が解放された恐ろしい姿

画像2

最初の衣装を仕立てた方は同じ所属の先輩だった。

上記リンクはルル、そして同期のリクム、七星みりりがデビューする直前のものでした。

でもその先輩も、今日のお披露に終始一緒にワイプ出演していてずっと満足していたためそんなことは気にすることではなかった。もちろん書いている者も気にしていないどころか初めからこの衣装だったんじゃないかと錯覚していますので

画像3

普通(何をもって普通とするかの定義があまりにも幅広すぎるため、あまりにも意味のない言い方ではありますが)、「思い入れのある人・その他、人に準ずる生命的存在」の見た目って結構大事で、ちょっとでも変わってしまったら違和感を抱いてしまうほど、文化って市井の人々(自分含む)に繊細な受け止められ方をするんじゃないかなと思っていた。

でもずっと嬉しそうにしている本人を観ていたらむしろ序盤の5分ぐらい上記に気づくことすらなかった。

画像4

それは嬉しかったことでしょう。

変化

人間の時間に合わせて1年という期間で自己の研鑽ができて、周りにもそれを認められたからこそ多分仮想世界のYouTuberは3Dのお披露目をするように思えます。

1年は短いとも長いとも言えそうですが、多分自己が望むと望まざるに関わらず変わってしまいますよね。人間はともかく、本来なら人間と時間を共にはしない理(ことわり)の中にいるであろうルルならもっと恐ろしいまでの何かが自己の中で起こっていても、その逆で全く何も起こっていなくてもおかしくはない。

つまり、本来の魔王のような力がある状態に少し戻った、あるいはまた違うアプローチでその姿に近づいた結果がその変化なのかも知れない。

そしてそこに違和感を抱かなかった理由は、時間が流れる中で変わっていくルルを周りの人たちも自然に受け容れており、上記のような姿も自然なことだった。

だからといってもちろんもこ田さんの仕立てに今度は違和感を持つというわけではない。むしろ今日の姿で「じゃあ遊び大全やるよ~」とか言われたらそちらのほうが驚いてしまうかも知れません。

何かポジティブに変化して、明確に見える形で表出したのがその姿かたちなのかも知れません。

そして多分、初めての披露で失敗しないように何日も前から色々練習なり裏方の人々と真剣に打ち合わせするなりして日々を刻んで、そして緊張であまり寝られもしなかった後の本番で、電少はじめ先輩たちのサポートがあったとはいえいざ無事に終えられたのであれば、体力も気力も使い果たしてしまったのではないだろうかとも思わされます。

みりりさんも公開までもう少し。

唯一杞憂するなら、衣装のトリッキーさといいますか……アナーキーさといいますか……アヴァンギャルド感にYouTubeのGoogleAIが年齢制限をチャンネル全体にかけてしまわないかどうかがある。とはいえそういった判定と何年間も付き合ってきた企業が裏方なら大丈夫なのでしょう。

あまり多くを語ってしまうと冗長かつ、もとのムービーを見る意味を奪ってしまうためこの辺りで失礼します。こういうものは文を見るよりも元の映像を見るに越したことが無い。では後日また書きたくなったら……

電少といえば映画主演、もこ田さんや.LIVEといえばみたいなことも書いていました。もし時間があれば、、

・白爪草

.LIVEと地域のかかわり


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?