今日は「いつか夢で・・・」というインクの紹介をします。

「いつか夢で・・・」はディズニー創立100周年を記念して銀座伊東屋で販売されたインクです。ディズニー映画である「眠れる森の美女」がモチーフとなっています。

このインクは透明感のある蛍光ピンクです。パッケージやラベルで用いられている優しいローズピンクとは大きく異なります。眩しい位に鮮やかなピンク色です。

「いつか夢で・・・」は時間経過で色の変化が楽しめます。

書いた直後は赤に近いピンク色ですが、インクが乾くと鮮やかなピンク色になります。

いつか夢で・・・×トモエリバー/クリーム

トモエリバーはにじみやかすれが起きにくいという特徴を持ち、しっかりとした書き心地をしています。今回はクリーム色の用紙を使用しました。

インク名はカリグラフィー用のつけペン、文字はLAMYサファリの中字Mとガラスペンを使って書きました。

赤みのあるピンク色です。少し黄みもあると思います。パキッとした色です。

かなり鮮やかで目立つ色なので赤ペンのように目立たせたい部分にポイント使いに向いています。

いつか夢で・・・×iroful/イロフル

iroful/イロフルという紙はインクの色・濃淡をくっきり鮮やかに表現できる特徴を持ち、しっとりとした書き心地をしています。

こちらもインク名はカリグラフィー用のつけペン、文字はLAMYサファリの中字Mとガラスペンで書いています。

鮮やかなピンク色に発色しています。まさしく薔薇の花のような色です。柔らかでふんわりとした野薔薇ではなく、花園に咲く薔薇のような色だと思います。

いつか夢で・・・×10 グラフィックに適した用紙

グラフィックに適した用紙はスライド式リングレスノートであるSlideNote（スライドノート）のリフィルとして発売されているケント紙です。絵を描くことに適した用紙ですが万年筆で文字を書くと滑らかな書き味が楽しめます。

こちらの文字に使用したのもインク名はカリグラフィー用のつけペン、文字はLAMYサファリの中字Mとガラスペンです。

華やかで明るいピンク色になりました。黄色の発色が少し強いかもしれません。

何となく夕焼けに似ている色だと思いました。

いつか夢で・・・×MEETS TAKEGAMI A4 PAPER

MEETS TAKEGAMI A4 PAPERは100%国産の竹で作られたサスティナブルな紙です。一般的な紙と比べて表面にわずかな凹凸があり、個性的な書き味をしています。

こちらの文字もインク名はカリグラフィー用のつけペン、文字はLAMYサファリの中字Mとガラスペンで書いています。

かなり鮮やかなピンク色です。フラミンゴを連想させるような南国っぽさのある発色をしています。

他の紙に書いたものと比べるとはっきりとした発色になりました。

いつか夢で・・・×LIFE WRITING PAPER

LIFE WRITING PAPERにインクを塗りました。

LIFE WRITING PAPERは白いバンクペーパーです。バンクペーパーは銀行の帳簿用紙として開発された筆記用の上質紙であるため万年筆との相性がいいと言われています。また一般的な用紙と比べてインクの色の揺らぎが楽しめるという特徴がある紙です。

発色の違いを楽しみたかったので今回はバンクペーパー全体にインクを塗りました。

色の濃い部分と薄い部分の色の違いを見るために水筆を使ってラフにインクを塗っています。

他の紙に書いたインクの色と比べると淡いピンクです。ピンク色の濃淡の間に黄色がにじんでいます。

桃の実のように甘く可愛らしい色合いになりました。

まとめ：「いつか夢で・・・」は目が覚めるようなピンクインク

「いつか夢で・・・」は鮮やかな蛍光ピンクのインクです。庭園で堂々と咲く大きな薔薇の花に似た、人目を引くピンク色をしています。

よく目立つのでポイント使いに最適です。

機会がありましたらぜひ試してみてください。