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バック・トゥ・ザ・フューチャーをリアタイで観ていた世代が憎いし羨ましい

私は映画、とくに洋画が好きだ。父の影響で、80年代前後の名作は幼い頃からたくさん観せてもらった。インディ・ジョーンズをはじめダイ・ハードやターミネーター、ミッションインポッシブル、ボーンアイデンティティ、スターウォーズ、そしてバック・トゥ・ザ・フューチャー、あとはもう題名が思い出せないものもたくさん…。父はアクション、スパイ系が大好きなのでそういったものが多かった。幼い私は、全てを理解できなくとも確実に"面白い"ことはわかっていた。そうしていまに至る次第だ。


たくさんたくさん洋画を観る中で、ふと思うことがあった。



リアルタイムで映画館で観ていた世代が心から憎いし、心から羨ましい。


名作はいつ観て、いつハマったっていい。そんな言葉もたくさん聞くし、もちろん私もそう思う。でもそうじゃないんだ。名作ができるまでの過程や、ヒットしている状況、そして年月が経ってもなお愛され世界中で取り上げられるさま、イベント、全ての盛り上がりをリアルタイムで追えない自分の運命を、私は心から憎んでいる。

私はオタクだ。好きになったものをとことん突き詰めていくことが好きな典型的なオタク。そんなオタクはこの世界に沢山いると思うので、"その作品を盛り上げて、大きくしてくれたファンがいる中、そのリアルタイムな現場に居合わせられない辛さ"、分かってくれるんじゃないかな、と思う。

2020年、某ウイルスによって世界は大打撃を受けた。特に、エンタメ業界に関しては存続が今も心配である。私の大好きな「映画」という娯楽業界も、今年は本当に大変だったと思う。緊急事態宣言後、ようやく8月に映画館に訪れることができたときは本当に嬉しかった。就活終了後、スーツを着たまま、その日のうちにポップコーンと飲み物を片手に「2分の1の魔法」を観て号泣したあの日が昨日のことのように思い返される。

中には、公開が1年延期された作品もあるし、某Dの"魂世界"は独占配信という形がとられた。(私は今でもこれを許していない)(映画館過激派)

今年は特に、不安や不満は世間でもいろいろ言われてきたし、私も思うところはあった。でも、こういうのも全てその作品の「歴史の1ページ」に刻まれるんだな、と思う。久々に映画館に訪れることができたはじめの作品である「2分の1の魔法」も、私にとって印象深い作品になった。

映画館で映画を観る、ということには、「その作品を観る」というだけではない、何か他にも大きな意味があると、私は思う。予告が流れる間わくわくする時間は楽しいし、全ての電気が消えて作品の世界に入っていくあの空気にはロマンがある。あの空間が私は本当に大好きだ。

今は配信会社がたくさんあるから、いつでも好きな時に映画を観れるし、シェアもできる。素敵なことだ。それと同時に、映画館の存在の素敵さにも改めて気付かされた。

なんか映画館の話になってきちゃったので、話を戻そうね… 



何にしたって、その作品自体を楽しむだけでなく、作品を取り巻くものとか、その作品の成長を見届けることとかには、また違う楽しさを見いだせると思う。制作までの道のりをパンフや特典映像で楽しむのはもちろん、この作品がヒットしたときにはこんな時代背景もあったんだな、とか。私の大好きなリメンバーミーは制作に7年というバカ長い時間がかかっているのですがそれを知った時には「私が中一のときから制作始まってたとか最高じゃん…」とさらに制作陣と作品が好きになりました(オタク特有の早口)

…だから私は、私の好きな名作をリアタイで追いかけ続けてる人達が心底羨ましいのだ‼️‼️‼️‼️

私だって、私だってBTTFやSWをリアタイで追いかけたかった‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️


私は今21歳だし、タイムトラベルはできないのでしょうがない。無理なもんは無理だ。でも、生きている間に観ることができた、リアタイできた映画作品を応援し続けることはできる。私はこの悔しさをバネにして、自分と同世代の映画たちを一生愛し続けたい。この先出会うであろうサイコーな作品を大切にするためにも、これからも映画館に通い続けたい。




何の話をしていたのかよくわからなくなってしまった。まあつまり映画はサイコーです!!今度noteに映画ついてだらだらと書き綴りたいな😁‼️🤟

ここまで読んでくれた人がいるのかわからないけど、読んでくれた人ありがとう!好きだよ!😘


BTTFをリアタイし、35年の歴史を共に過ごしてきた40〜50代のみなさん、お前たちサイコーにヘビーだぜ…



P.S.

BTTF35周年おめでとうでした!コンサート行きたかったよ!(チケットはとれなかった)

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