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人 生 初 の 胃 カ メ ラ 。 ( 鼻 か ら )

昨日。
人生初の胃カメラ検診でした。

さかのぼる事、一か月ほど前。

私が働いている職場(店舗)が旧店舗から新店舗になりリニューアルオープンした辺りの11月~12月頃だったかに、あまりの忙しさと考えることの多さに許容量オーバー状態になり胃の痛みが現れ始め、胃腸科内科を受診しました。そこで薬をもらって飲むうちに胃の痛みはなくなっていったのだけど、胃腸科の先生に去年のバリウム検査の結果("全体的に萎縮性変化"と記してあった)を見せたら「全体的に胃にシワがなくなって衰えている」と言われ、かなり落ち込みネットで色々調べていたら、胃にピロリ菌がいると胃の状態がいつの間にか悪くなっている事もあり、ひどい時は胃ガンにもなると知り、ピロリ菌がいるかどうか調べるには胃の内視鏡検査(胃カメラ検査)が必要、とも知り、胃カメラ検査をしよう!と決意したのでした。

それからは、今住んでる街にある胃腸科内科で胃カメラ検査がうまいところをグーグルの口コミを見ながら探し、note内でも胃カメラの記事を書いている方の記事を読んで予習をし、鎮静剤を使用すると痛くない、と知り、鎮静剤を使用しているお医者さんを探し、昨日受けたK胃腸科内科に決めました。

初診の日は過敏性腸症候群を患っていたのでその薬をもらい、胃カメラ検査の予約をして(人気で埋まっていて一か月後になった)、鎮静剤を使用するためには血液検査が必要、との事で、急遽検査することに。想定外の出費にはなったけど、昨年の健康診断以降コレステロール値どうなったかとか気になってたので、2月にも血液検査をして結果を見れる機会を得れたのは良かったなと思いました。

当初は鎮静剤を使用して「鎮静剤で眠ってて気づいたら終わってた」検査にしようと思っていたのですが、鎮静剤の使用も100%安全とは言えないようで、なかなかに重々しく説明を受け(アナフィラキシーショックなど)、さらに、使用している人がどれくらいいるのかを聞いたら2割ほど、との事だったので、鎮静剤使用にするかしまいかは保留にしてその日はお医者さんを後にしました。

それから当日まで、またいろいろな胃カメラ体験談記事などを読みながら、鎮静剤どうしよ~・・ と悩んでましたが、鎮静剤を使用すると帰りは車は運転できないという事だったし、日が近づいてきて、なんか、大丈夫な気がしてきた・・ 初めてやし最初は無しでやったるか!!とふっきれてきて、鎮静剤無しで受けてみる事にしました。(決めた日に胃腸科内科に連絡。前日までに決めないと、当日鎮静剤や点滴代も料金として上乗せされてしまう)

そして迎えた当日。
9:45にはお医者さんに着き、待合室で待つ。
昨晩夜9時以降は何も食べず、当日朝6時以降は水も飲めない。空っぽな胃になってるはず。だけど私はなぜか昨晩寝れなくてちょい寝不足。
名前を呼ばれ、寝る台が置いてある部屋に入る。
手術とかした事ないけど手術する部屋みたいなものものしさに、緊張感が高まる。
看護師さんが来てくれて、胃を洗う液体が入った紙コップを渡される。水に見えるそれを飲む。うん、洗われた感じ。
どきどきしている、怖い、という心情を看護師さんに伝えたりしてたのだけど、この看護師さんがなんともほっこり安心できる容姿と声をもつお母さん的な感じの方で、この方で良かったとほんと思った。
そして、台の上で何回転かする。(胃をより洗うため)
その後、鼻から入れる胃カメラのため、麻酔を鼻から入れる。鼻に管みたいなのを突っ込むのだけど、左と右どちらが通りがいいのか確かめるため、まずは左に管が突っ込まれる。私は、あれ?耳鼻科で喉みてもらった時は右からだったような?と思い「右もお願いします」と伝えて右にも突っ込んでもらったけど右のが痛かったので左にしてもらう。
左の鼻の穴に短い管が刺されたまま、10分くらいだったかな、そのまま過ごす。鼻の穴や、喉がすこししびれてくる感覚がある。看護師さんから「喉がしびれるとせまくなった気がして呼吸が出来なくなると思ってパニックを起こす方がみえるんですが大丈夫ですからね~」と言われる。
たしかに、そんな気がしないでもない。伝えてもらっといて良かった。
なんとか落ち着かせようと、ゆっくり呼吸をする。瞑想だ、瞑想。

そしてとうとう、先生が来て。
胃カメラ注入のときが来た。
診察台に寝た状態で横向きになる。
鼻のところだけ開いたマスクをつけ、黒くて細長い、ヒョロ~と長いものを持った先生が、その先端を鼻に近づける。私は目をつぶった。
鼻の穴にカメラが入って来る。鼻、無事、通過。ここまでは耳鼻科で3回経験済み。
その後、喉を通る時、さすがに違和感が。クポクポ、変な音が喉辺りからする。喉が驚いてる感じ。
そして突然、おえっ、と自然とえづく。身体が勝手に反応して、自分でもびっくりした。
一瞬めっちゃ気持ち悪かった。
その後、すーすーっと胃まで入って行く感じだけど、私はもうそこからはずっと耐えてる。修行のように。もう違和感でしかないし。
でもわずかに痛いような気がしたのは2回くらいで、あとは、なんか入ってるわ~的な気持ち悪さのみ。看護師さんが声をかけてくれたり、さすってくれたり、頭をやさしく抑えてくれたりしてたので、なんとか耐えれた。10分と聞いていたけど、体感5分以内で終わったかな。
途中、胃の中に空気を入れるという時間もあり「ゲップしないで下さいね」と言われた。必死に口を閉めてた。どんどん胃がふくらむ感じでいつ終わるのか不安だった。特にゲップしそうになる瞬間はなかったかも。

胃カメラを抜く時は「抜きます」とは言われず、すーっとひいていく感じで「あ、終わるんだな」と感じた。ピロリ菌検査も追加したので、細胞を取るとき胃のどっかをつまんでる感じがした。胃カメラの先端がひらいてつまんでいるところを想像したらちょっとかわいかった。クレーンゲームのようなね。(と、思いつつもずっと不快感はあるし修行僧のように耐えてる)
胃カメラがひいていく時「さよならー胃カメラ」「じゃーねー」みたいなことを心の中でつぶやいてた。(内心、はよいって~、も。笑)
喉のあたりを通る時は出てく時(胃カメラの帰り道)もやっぱえづきそうになったかな。(お約束)
鼻からスポッと出た時はホッとした。
終わったら涙が出てた。

そして髪もぼさぼさ、戦いが終わってぼんやりした状態で診察。
胃の中を見せてもらう。
先生によると、特に胃炎はひどくなくて、十二指腸はきれいで、胃も綺麗(少し白いとこがあるくらい)とのこと。私も見てみたけど、他のお医者さんで胃にシワなくてつるつる(胃が老いてる状態)と言われたけど、シワちゃんとあって、先生にもシワあると言ってもらえた。(胃にシワがないと消化が悪くなる)初めて見た私の胃。こんにちは・・ げっそりとした状態で、自分の胃を眺めていて、なんだかシュールだった。診察はあっという間に終わった。もっといろいろ聞けば良かった。(白いものは大丈夫ですか?とか)
たまにポリープある人もいるみたいだけど、それもなくて良かった。
タバコ吸ってないしお酒も飲んでないし、特別悪くなるなんてこと、ないよね。
料金は、腸の薬もまた追加してもらって合わせて8千円くらい。必要経費と割り切った。ピロリ菌検査結果は2週間後。
あと、当初鎮静剤での検査を希望していたので受ける事になった血液検査の結果ももらい、コレステロール値はあまり変わってなかった(どころか総コレステロール値は微妙に増えてた。もうこれ、体質かな)けど、中性脂肪が90くらいから45くらいに激減してた。新店舗で動きまくって運動量増えたからかな。ラッキー!胃腸を痛めてスナック菓子もだいぶ控えるようになったし。健康診断の時より基準値くらいになってる項目増えてたかも。

なかなかにしんどい思いをしたけれど、なんとか無事終わり、ほっとして。そのままイオンに向かい、初の胃カメラ検査のご褒美ご飯を食べました。(リーズナブルだけど)

私はnote内でたくさん胃カメラ体験記事を読ませてもらって参考になったので、迷っている方、「胃カメラどんなや?」「鎮静剤なしの胃カメラ体験談読みたい」「鼻からは痛いの?」と知りたい方の参考になればな、と書いてみました。なにかしら参考になればうれしいです。

ちなみに私が胃カメラ検診を受けた胃腸科内科は、わりと最新の胃カメラ検査機器を使用しているようで、口コミなどで「痛くなかった」と書いている人がいた通り、私も思っていたよりかは痛みを感じませんでした。うまいんだと思います。そのような胃腸科内科が近くにあってほんと良かったなとも思いました。あまりうまくないところに当たると、二度と受けたくないと思ってしまいそうなので・・。あと助手をしてくれる看護師さんの存在はかなり大きいなと思いました。

胃カメラを受けた事により、胃腸大丈夫かな?と不安だった気持ちが解消したので、とてもスッキリしました。
何かしら不安がある方にはおすすめしたいな、と個人的に思っています。
これから胃カメラを受けようと思っている方、頑張ってください。応援しています◎

最後に、私が参考にさせて頂いたnoterさんの胃カメラ体験記事のリンクもいくつか貼らせて頂きます。noteに記事を上げられている方のほとんどは鎮静剤使用の検査の方が多かったです。参考にさせて頂き、ありがとうございました。

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