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8、不調を生活を見直すチャンスと考える

前回までは、息子が起立性調節障害になって食事を見直ししたおはなしをしました。

今回は、そのほかに見直してみたことについて書いていきたいと思います。

まずは、起立性調節障害になると血圧が低くて朝起きられないという症状があります。そして、夜は元気で活発になるため、ついつい夜更かしになりがちです。

朝に起きるためには、夜早く寝ることが前提となってきます。しかし、現代の中学生は学校に部活、塾、宿題、、とやらねばならないこと、そして息子の場合はやりたいゲームがあって夕方からの時間が足りないのが現実。

22時には寝るようにするにはどうしたらいいか、本人と考えながら過ごしました。

一日頑張ったご褒美としてゲームはしてもいいけれど、時間を決めて寝る前にはならないように。携帯を見てしまうと眠りに影響するので21時以降は携帯から離れることを家族で心がけました。

眠る時も、以前は1人部屋でしたが、体調を崩してからは歳の離れた弟と寝てもらうことにしました。寝る前もリラックスした雰囲気になるかなと思って始めたことです。(強制ではなく、本人の意思に任せました。)

寝る前はなんとなく、明日起きれるかな、行けるかなと憂鬱な気持ちになりがちです。そんな気持ちを少しでも和らげることは大切かなと感じました。


また、兄弟と病気について共有して理解をしてもらうことも大切なことでした。確かに朝は具合が悪そうなのですが、ちょっと見ただけでは眠たいのか具合が悪いのかよくわからない。
夕方にはものすごく元気でいつも通り。そんな兄を見て、弟たちも、学校いかなくていいなー、何で行かないの?と疑問を感じても不思議ではありません。

実際、学校のクラスメイトにも、
サボり?いいなーと言われてしまった事もありました。具合が良くなるのを待ってやっと学校に行ってもそう言われてしまうのはショックなことではありました。


でも、体調が悪いことを知らなければそう言われても仕方ないことです。そこは、
「いや、朝血圧が低くて具合が悪いんだよね」って普通に答えたらいいし、変に悲しむ事はないと考え話し合いました。

兄弟にも、朝は具合が悪くて動けないけれど、午後には良くなって元気になってくる病気だという事をしっかり伝え、協力してもらうようにしました。


どうしても、子供が1人不調だと母としては気持ちが一緒に落ちてしまったり、この先どうしたらいいのかわからない不安から、不機嫌になったりしてしまいがちですが、そこは何とか気をそらして、私は私のできる事をする、という事を心がける生活をしました。

具体的には、家族の運気もあげてくれる事を願って家中掃除をしたり、子供と一緒に体操やヨガをしたり。体調が落ち着いていて用事があれば1人出かけたりして、自分もするべき事はすることで、無駄に心に負担をかけないように。


他には携帯との付き合い方も見直して、目を休める事やリビングで使って、使わない時はリビングで充電するなどダラダラ使わないためのルールを話し合うようにしました。


ここまで起立性調節障害になってからの事をあれこれ書いてみましたが、どなたかの参考になったらいいなと思っています。

やはり、色々な経験をして思うのは、その出来事に対して自分が無知で、先が見えないことによって不安が起こり、出来事以上に感情に振り回されてしまうことが自分を苦しめるという事です。

経験談や情報を集めて、それを元に自分で解決の道を辿る少しのきっかけになったら嬉しいです。

次回からは、日常のちょっとした出来事やドタバタ日記、映画や本の感想など思いつくままに書けたらなと思います。

読んでくださり、ありがとうございました。



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