余裕ある社会人2年目日記

全然余裕なんかねぇよ。
社会人2年目になってしまった。
ついこの間まで新社会人としての絶望を語っていたのに時間というのは実に容赦なく流れていく。
今ではインスタのストーリーも「スイーツ食べた😍」みたいな投稿で賑わっている。あんま変わってねぇな。

とはいえ、一年間働けばある程度勝手がわかってきた気がする。でもやっぱりまだ慣れないことばかりである。

毎朝6時起床。これには1ヶ月経たないくらいで慣れる事ができた。学生のフレンドが夜更かししている姿を見ても羨ましく思うだけで憎たらしくは無くなった。しかしながら、どうにか働かずに生きてはいけないかなあと、アフロ田中のような事を毎朝考えている。

電車では確実に座れる術を手に入れた。乗る車両や並んでいる人数を確認して臨機応変に空席にありついている。昨年は同乗者を眺めることもあったが今は何も考えずに電車で寝ている。寝ないと良く無い考えが巡ってしまうから。

会社到着。色々あったが入社時よりも少し早い時間に到着している。一時期は入社時に比べ30分以上早く来ることもあったが成長したものだ。諦めたとも言えるかもしれない。
昨年記述していたパーギャルは会社に来れなくなって軒並み仕事を辞めている。おそらく。

昼飯は基本マイバスケットで300〜400円台で適当に見繕って食べている。美味しいご飯屋さんを巡ることも夢見ていたが、そんな事をしていると仕事が終わらないのでさっさと買って食べて、もしくは食べながら仕事してる。まあたまに上司と同じお弁当を買ってあれがうまいだのこれが微妙だの話してることもある。

サラメシじゃん!

と、昨年の俺は思うかもしれないが上司と話すのはあまり楽しく無いのでそんなにいいものではなかった。内側から見て知れたことである。

その後は適当に外回りする。最近は1人で仕事し始めたのでこの時間が1番気楽かも知れない。電車で寝れるし。
夜は目を瞑って30分くらい寝れない時もあるが、電車内だと2分くらいで寝られるようになった。これも成長である。

定時が過ぎれば少し時間はゆっくり流れる気がする。ただそれは課長以上のベテランたちの話であって、俺は上司に言われた時間に帰るためにめっちゃ急いでる。見積書や資料を作って上司に見せて、あれが違うこれが違う、頼むよふわや!と言われ作り直す。

これは100カメでは無い。

と、昨年の俺は思うだろう。100カメのように冗談やユーモアのある文句を言うためには自信と余裕が必要なのだ

で、やること終わり次第帰る。気疲れはするが明日の予定を考えたりするくらいの余裕はある。
電車の接続を見て松屋に行ったりする。会社に行って1番いいなと思うことは松屋をたくさん食べれることだと思う。うまいよ松屋。

帰りの電車ではnote書いたり本読んだり転職サイト漁ったりしてる。貴重な会社外の時間を惰眠などで浪費するほど俺に余裕はないのだ。1秒でも長く会社にいない俺を享受したい。

新入社員の話が出てこないのは、今日は全く絡まなかったからである。

これが、去年の俺が見れなかった、社員の俺である。同期は適応障害で辞めていってしまって、もう俺以外いないが、俺はなんとか喰らい付いている。喰らいつくほどの価値があるのかは知らないが。
新卒時は、辛い会社の方が後から面白い話ができるかも!と思っていたが、辛い会社を面白く話せる人は最初から面白い話ができる人であって、そうじゃない俺はただ辛いだけな気がする。でもネットに行けば皆んなが俺を慰めてくれるし、一緒に「辛いね〜」って言える同い年の友達もできたし、なんだかんだ楽しくやれてる気がする。仕事以外の面では。

来年もこの会社にいるかわからないが、「えちえち3年目日記」が更新されたらまた呼んでくれると嬉しい。

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