第24話 最終回
2011年08月22日
伊集院光 深夜の馬鹿力
伊集院「学生HEROESって番組をたまに観るんですけどね。大学生のお笑い研究会みたいな子がいっぱい居て、それを春日くんが王様みたいな役をやってて基本、褒めてるんですよ。それで、面白い子がいて褒めてるのは分かるけど、あんまり面白くない子もちゃんと褒めてるんだよね。俺だったら『うわうわうわぁ』っていうノリの(笑)大学の人気者にありがちな『うわぁあぁぁ、もう…』ってノリの(笑)そんな子でも春日くんが優しい感じで褒めてるんですよ。合否判定みたいなのがあって不合格の時に俺なんかはどうするのか分からないですけど。その大学の人気者的な『テレビの芸人なんかよりも俺の方が面白い』くらいの『テレビに出ている芸人なんかよりも僕の方がエッジの効いたネタをやってます』みたいな学生がこれ見よがしに出したネタに対して不合格は出すんだけど『今のうちに芽を摘んでおかないとキミは才能がありすぎる』みたいなことを言いながら落とすんですよ。彼は本当に善人だなって思うんですよ。俺だったら絶対に『うわうわうわ』って顔が出ちゃうもん(笑)絶対に出ちゃう。あの感じよ。大学生が道を歩いてると合コンぽいサークルノリの学生がほろ酔い加減で僕を見つけて『石ちゃん、まいうー!ちがうか』みたいな三連発の時の、そういうとき、それはそれは僕はヒドイ顔をします(笑)それはそれは…『この人、生まれてから2~3秒、テレビに出たことがあるのが信じられない』って顔をします。『うわうわうわ…』って顔をします。その時に。あの番組を観る度に春日くんは本当にエライって思う。あの人は本当に陽の人。表のスターの人なんだ、メジャー路線の人なんだって思います。あれに出てくる子たちのお笑いのネタはほぼ観てないんですけど、なんだかやらかした形跡のある人、それに対する春日くんの反応をみて『俺も頑張らなければ』っていう(笑)高田馬場のサイゼリアあたりで『うわうわうわ』って顔をしてる場合じゃないって思いますね。胸に刻みますよ」
2013年10月21日
バカリズムのANNG
バカリズム「春日さんはウケるウケない関係ないんですよ。もうそこの次元にいないんです。極端な話、漫才を二人でやってるじゃないですか。その時も春日さんは別に笑わせようと思って言ってる訳じゃなくて、もちろんコントロールをしてる若林さんは笑いを取るためにツッコんでますよ。でも春日さんはどの現場でも常に春日でいるだけなんですよ。存在するっていうことがあの人の仕事なんですよね。」
2018年9月12日
アッパレやってまーす!水曜日
(逆立ちしても敵わない相手について)
ケンドーコバヤシ:アンガールズは誰なん?近い世代で。
峯岸:気になる。
田中卓志:同世代だとオードリーとかね。
ケンコバ:ああ。
峯岸みなみ:へえ。
ケンコバ:逆立ちしても敵わない?
田中:逆立ちしても敵わない。やっぱ圧倒的なスター性ないですか?オードリーって。
ケンコバ:あるね。
田中:春日と若林揃った時の。
ケンコバ:まず、春日にスター性あるしね。
田中:そうなんです。
峯岸:華やかですよね、なんか。
田中:あいつ、スターなんですよ。
ケンコバ:そうそう。春日はちょっとスターやね。
峯岸:でも、やっぱちょっと違うと思いますね、芸人さんの見方と。あんまりわかんないです。スターって(笑)。スターはあんまりなんか、すごいわかりやすい、パッと華やかな。
ケンコバ:よくウケてないとこも見るやろうしな(笑)。
峯岸:(笑)
田中:ははは(笑)たぶんそういうことじゃない。
山根良顕:ウケてる、ウケてないじゃない。
ケンコバ:ウケてる、ウケてないじゃないのよ、スターって。
山根:スター性というか。
田中:出たときに、あっ、もうこの敵わない感じ。
峯岸:へえ。
山根:あと、なんか、心の中にあるのが、もうスターだね。
峯岸:へえ。
田中:別にスベろうが関係ないっていう。スベる、スベらないで(じゃなくて)生きてるのが、もうスターなの。俺らは結局そこ気にしちゃうじゃん。
峯岸:うーん、そうですね。
田中:バーンと春日が出て、ついつい春日の話しちゃったな、みたいなことになるし。
峯岸:ああ、なるほど。
ケンコバ:みんなが春日イジって終わった、みたいな。
田中:そうそう。
ケンコバ:結果、春日の日やな、みたいな。
峯岸:空気を持ってく力。
田中:それがやっぱスターなの。
ケンコバ:スターやね。
田中:だから、同世代の最大のスターは春日かも。
峯岸:へえ、面白い。
山根:みんながイジってもクロちゃんはスターじゃないのよ。
ケンコバ:うん、そやな。
峯岸:ああ、それはなんとなくわかりますね。
田中:やっぱ華やかさがあるでしょ、見た目に。
峯岸:確かに華やか。
ケンコバ:春日、スターやわ。
峯岸:へえ。
田中:同世代だと綾部もいるんだけど。
山根:スターだろうな。
田中:あいつもスターの気質は持ってますよね。
山根:世界に羽ばたいていっちゃったから。
田中:うんうんうん。だから、スーパースターになって帰ってくるかもしれない。
山根:うん。
峯岸:なるほど。ケンコバさんの世代は?
ケンコバ:俺の世代は、スター性ある奴、おらへんねんな。
田中:(笑)
峯岸:(笑)
田中:世代、聞いてあげて。
峯岸:スター不在世代?
ケンコバ:スター不在世代ちゃう?ほんまに。
山根:へえ。誰がいましたっけ?
田中:ハリウッドザコシショウ。
ケンコバ:ハリウッドザコシショウ。
峯岸:ああ(笑)。スターじゃないですか?
山根:スターじゃないな。
ケンコバ:クズやな。
峯岸:華やかですけどね。
田中:アンダーグラウンドのスターですよね?
ケンコバ:いや、クズや。アンダーグラウンドの中のクズや。
田中:(笑)
峯岸:ただのクズだと。
ケンコバ:ごみの世界で廃棄されたやつや。ごみ王国でさらに廃棄する。燃えないごみとして。土に埋められない。
田中:でも、ちゃんと家買ってましたよ(笑)。持ち家。
ケンコバ:意外と堅実。
田中:ネタ書き部屋みたいなのを造って、めちゃめちゃネタ毎日書いてるって。
ケンコバ:誰やろ?スター。ほんまおらへんな、スターっぽい奴。
田中:あと誰がいましたっけ?
ケンコバ:吉本で言うたら、陣内。
田中・峯岸:ああ。
ケンコバ:たむけん、中川家。
田中・山根:ああ。
ケンコバ:あっ、藤井隆はちょっとスターかなあ。
田中:ああ。ええっ!?同期なんすか?
ケンコバ:そう。
田中:ええーっ!?スターですね。
山根:確かにちょっとスター。
ケンコバ:ちょっとスター入ってるね。
田中・山根:うん。
山根:周りを気にせずにパーンとできて華やかな人ではありますよね。
峯岸:華やかですね。
ケンコバ:ちょっとスターやな。
田中:あそこは確かに、狙ってどうこうということじゃどうにもなんない域ですよ。
山根:自分の世界で……
田中:ただ、職人肌が多いですよね、その世代。
ケンコバ:だから、関東の事務所もほぼ生き残ってなくて、なぜか。アンジャッシュぐらいかな。
田中:ええーっ!?
ケンコバ:コジ。
田中:あ、児嶋さんね(笑)。
ケンコバ:スターちゃうやん、全く。
峯岸:スターじゃないか。
山根:ないなあ。
田中:スター性はない。
峯岸:スターって一握りなんですね。
ケンコバ:一握りよ。
山根:確かに。
峯岸:ふ~ん(笑)。なんか悲しい。
ケンコバ:悲しいね。
峯岸:悲しい。悲しい話ですよね。
山根:スターにはなれなかったな。
ケンコバ:スターは、あんなもん、生まれ持ったもんよ。
山根:まあ、そうですね。
ケンコバ:後天的にスターになる人なんかおらへんのちゃう?
峯岸:ああ、まぁ、そうか。
ケンコバ:岡村さんとか、やっぱスターやもんな。
峯岸:ああ。
山根:ああ、確かに。
ケンコバ:やっぱスターやん、あの人。
山根:学生の頃からもうスターだったでしょうね。
ケンコバ:そうそう。
山根:おそらく。
ケンコバ:うん。
山根:周りに人が集まって。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?