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10月15日、青梅線が大変なことになります。

【2022/10/11 結構大事なことを追記しました】

いや、なるでしょう。

2022年10月15日(土曜日)、この日青梅駅の線路切り替え工事に伴い東京の山奥を走る青梅線(東京アドベンチャーライン)は河辺~青梅~日向和田間が終日運休となり立川~河辺間と日向和田~奥多摩間の折り返し運転になります。

当日のダイヤも発表され、JR東日本のホームページにもアップされているほか、青梅線各駅にも大型にして掲出されています。

この日の河辺駅は上り始発などを除けば原則1番線のみ使用する形になるでしょう。
実際、下り列車から上り列車へ折り返せるのが1番線だけなので。
この日は五日市線直通列車以外は全列車臨時扱いとなります。
ただ、終日中央線快速電車との直通運転は行うようです。

で、その中で注目されるのは「青梅特快河辺」と「ホリデー快速おくたま号河辺」でしょうか。
普段みられない夢のコラボレーションがみられるわけです。(若干皮肉も込めて)
これをめがけて中央線の東京~立川間では撮り鉄どもが殺到するでしょうし、その中でも東京~国分寺間の特別快速停車駅ではそれらに録り鉄も加わってわちゃわちゃするんでしょうね。
いずれにせよ、動画や写真やリールが各種SNSに上がるんでしょうから無理していくことはしませんけど。

ちなみに、日向和田~奥多摩間は3編成で終日運転するようです。
こちらは「日向和田」が表示されるのかが注目でしょうか。

上記に加えて河辺~日向和田間の臨時代行バスを撮りに来るのもいるでしょうし。
どこのカイシャが受けるんでしょうか。
西東京バスと立川バスはマストでしょうが。
前者は青梅以外にも五日市や楢原、後者は福生以外にも上水のクルマが来るのかが注目ですし、西武バスも出すのかにも注目しています。
ただ、河辺駅と青梅駅、日向和田駅は違う意味でごった返す事でしょう。
客と野次馬で。

そしてここで割と大事なことを。
当日河辺~青梅~日向和田間を跨いで目的地へ向かう場合(例えば新宿や立川から東青梅~奥多摩間)、代行バスに乗るためにはその区間が含まれる定期券(IC定期券を含む)または乗車券等(いわゆるキップ)が必要になります。
Suica、PASMOなどの交通系ICカードのチャージ分では代行バスには乗れないのです。
(いわゆる運転見合わせ時の振替輸送と同じ仕組み)
万が一ICカードで来てしまった場合は河辺で出場して(一旦打ち切り)、河辺駅の自動券売機で改めて目的地までの乗車券を買い直すことになります。
これで混乱が起きそうな気がしますね。
一応青梅線や中央線快速電車の各駅でこの事はアナウンスはされていますが、ほとんど聴いてないでしょう。
なんせ他人事ですから。

ところで、青梅駅に西側ある踏切ですが、どうも終日閉鎖はないようです。
現地に行ったところ閉鎖を案内するような立て看板が無かったですので。

ということは工事の様子が見学できると言うことなのでしょうね。
となれば見学者もそこそこいるのでしょうし。

そして、工事が無事に終われば翌16日から山奥へのゲートウェイこと青梅駅は切り替えられた線路とホームで運用が始まることでしょう。
線路やホームの形状はどうなっているんでしょうか。
既に一部レールが敷かれているようですので。
ただ12両を停めなければなりませんから相当凄いことにはなるんでしょう。
ゆえに終日運休させて工事をするんでしょうし。

青梅駅のそれが終わって、河辺駅の新ホームが供用されたあとにダイヤ改正を実施して一部列車を河辺止まりにして、河辺以西を事実上の単線化させてから東青梅駅のホーム延長工事が始まるんでしょう。
東青梅駅は両サイド踏切に挟まれていますので、単線化するしかホームを延長できる手段は無いですし。

どちらにせよ、撮り鉄、録り鉄どもが手ぐすねを引いてこの日を待ってることでしょう。
そしてそれを知らずに来るハイカーや観光客がどんだけいるんだろうというのも。
ハイカーなんか山へ上がる前に余計な体力の消耗をすることでしょうね。

そしてJR東日本の関係者(特にこの日に代々木と田端、八王子に常駐を予定しているヒト)は前日と当日に要らぬアクシデントが起きないことを願っていることでしょうね。
勿論翌日の午前中も。

そういえば、工事の影響か青梅駅の地下通路の映画看板が取り外されていて、通路がスッキリした感じになってしまいました。
また取付直すのか、そのまま展示を辞めるのかになるでしょう。
何せ看板をメンテナンスできる人材がいませんからね。
看板もよく視ると所々にほころびがありましたし。

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