22年ぶりの勝利とジャイアントキリング

第102回天皇杯全日本サッカー選手権大会(天皇杯)の3回戦が全国各地で行われ、札幌、浦和、FC東京、川崎F、横浜FMがそれぞれ敗れるというある意味波乱と言いますか、ジャイアントキリングが起きました。

札幌はアウェー山梨・小瀬(正式名称は略)で甲府に、FC東京は諫早で長崎に、横浜FMは宇都宮で栃木に敗れました。

で話題になっているのは川崎Fが等々力で東京Vに、浦和が敷島で草津に敗れた事でしょうか。

前者の場合は2000シーズンのJ1(!)リーグ戦以来22年ぶりの勝利だそうです。
J1でも上位にいる川崎Fに対して城福浩氏に監督が替わった東京Vの選手が臆せず戦い虎の子の一点を守っての勝利です。
相手に臆せず戦うよう城福監督も言っていたようですし。
ちなみに、川崎Fからすると城福監督との一発勝負ではイヤな思い出があるはずでそれをまたもやってしまったのです。
それは2009シーズンのJリーグカップ(当時だとJリーグヤマザキナビスコカップ)決勝。

リーグ戦ではホームとアウェーでダブルを決めていたのに、旧国立競技場で行われたそれではFC東京に良いようにやられてしまいました。
その後のセレモニーでの川崎Fの選手達の悪態ぶり(列席されていた宮様にも悪態をつくという違う意味でも敵を作ってしまった)はその後大問題になり、結果としてフロンターレドリルができるきっかけにもなったのですが。
やはり、川崎Fは一発勝負には弱いんだなと実感したものです。

東京Vからすれば、川崎Fとは好対照の苦闘の歴史を積み重ねてきた中で、以前のホームスタジアムで現在の主を破ったことは歴史的にも感慨深いものでしょう。
どっかでホームゲームに行ければなと思っているところです。

内心FC東京より応援しています。
正直ミクシィに代わったアノチームを応援するつもりなど到底ありません。
私からすればもう終わった事扱いですし、そのためにわざわざ味の素スタジアムに行くつもりなど更々無いですし。
緑へのアレルギーなど全然ありませんからね。

そして、敷島では草津が浦和を破りました。
これまた相手の隙を突いたカウンターでもぎ取った1点を守りきってという。
しかも草津の監督は元々浦和を良く知りトップチームの監督まで務めた方です。
その監督も私より選手を取り上げてくださいと報道陣にお願いするくらいに黒子に徹していましたし。
で、浦和サポはこの敗戦にぶち切れたのか、(この時点では禁止行為である)声は出すわ、ブーイングするわ、しまいにはバスを取り囲むわ・・・。
分からなくもないですけど、むしろチームには逆効果で、自分たちの評判を落とすのもわかっているのかなとは端から見て思いました。
熱すぎるのも考え物だと。

そして、ベスト16が決まり来月上旬にラウンド16が施行されます。
ま、私の場合はニュートラルですので、どこが勝っても・・・ではありますが。

やはり一発勝負って何が起こるか分からないものですよね。
必ずしも上位のチームが勝ち上がるとは限りませんし。

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