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日頃のパフォーマンスを維持して効率化する方法 -期待値コントロール編-

さて、これまで3回にわたり「忙しい社会人が簡単に効率良く韓国語を勉強する方法」というテーマで掘り下げてきましたが、そもそもの話ですが勉強を続けたり、自己実現するってなかなか難しいですよね。

高校生くらいまでは今よりも物事何も考えずに生きていたので、その日の気持ちにムラがあり、勉強も長続きせず、やりたいことも見つからず、中途半端に時間が過ぎていきました。

人間だれしも心を持っているので、何か出来事や頭の中で考える思考、喜怒哀楽に代表される感情によって気持ちの変化や波が生じたりして、結果として仕事やプライベートのパフォーマンスに影響するってことはよくあることなんじゃないかなと思います。

私はこの関係性について、どうしたらパフォーマンスを一定に保てるんだろうかと大学に入った18歳くらいから考えていて色々試してみました。

その結果、偏差値50くらいの普通の大学生活も充実し、新卒の就職活動も志望していた会社に入れて、仕事のパフォーマンスも高いレベルで維持できて、ヘッドハンティングされるくらいスキル・実績の評価が上がり、年収も世間の所得上位5%に社会人10年目で入り、結婚して家庭を持つことができています。

人それぞれ幸福の尺度は異なるので、何を求めるかによっても違いますが、自分にとって幸福な人生を歩めているのは、今からご紹介する「日頃のパフォーマンスを維持して効率化する方法」という本日のテーマを取り入れたことに起因しているので、あくまでご参考までにここからは実際に効果があった方法をまとめていきたいと思います。


■期待値コントロール
期待値コントロールとは、ビジネスシーンにおいては、「顧客の期待を上回ることが顧客満足度に直結するという前提のもと、相手の期待値を把握してコントロールしながら期待を超えていく」ことを意味していると思います。

今回の例でいう期待値コントロールとは、「過度な期待を自分にも他人にも持たないし持たせないようにコントロールする」という意味で使います。

どういうことかというと、パフォーマンスを落とす際に最も影響のある厄介な感情に「悲しい」「辛い」「苦しい」「残念」「予想外(ネガティブ)」といった主観的なものがあり、その結果「落ち込む」「失望する」「立ち止まる」「困惑する」「やる気を失う」という感情が引き起こす態度が生まれます。

これらの感情や態度が生まれる原因を紐解いたときに、人間無意識のうちに心の中で前もって自分にとって都合の良い予想をしたり期待したりしているので、その反動の差の大きさが態度にも現れて結果的にパフォーマンスに直結しているのです。

それでは「期待値コントロール」するにはどうすればいいのでしょうか?
具体的な例も交えて4つ解説していきます。

(1)常に最低最悪なケースを想定して対処法を松竹梅3案持っておく
この境地に辿り着くまでに結構思考の訓練をしましたが、これ1つだけ押さえておくだけでも人生劇的に変わります。

ほとんどの人は人生行き当たりばったりで(そういう人を否定しているわけでありません。ファクトです)

これからアクションを起こした場合、

(a)これから何が起こるか
(b)起こった結果どういう影響を受けるか
(c)それに対する対応策は何が考えられるか

までを考えて生きていないと思います。
何かが起こってからあたふたして、悪いことが起こってから対応して、結果後手後手になったり間に合わなかったり、最悪の場合取り返しのつかないことになります。

人生は選択肢の連続で、それは自分で決めていかなければなりません。

私の好きな漫画「進撃の巨人」で

これは お前が始めた物語だろ

という名台詞があって、ネタバレになるので誰が言ったかやどのシーンで言ったかは伏せますが解説すると、結局自分の人生という物語やその行き着く先である結果は、日々の自分の選択肢の積み重ねによって生み出されたものでしかなく、いい結果も悪い結果も全て自分次第ということです。

例えば会社で、

「FUYUKIさんのクライアント向けの提案、しっかりまとめてくれてたんだけど、急に取引先から依頼内容の変更があって今の提案だとつじつまが合わなくなってしまってね。先方も急いでいるみたいだけどこの先のアクションどう考える?」

みたいなことを上司に急に言われたとします。

自分の提案が白紙になる可能性を考慮しておらず、何も代替案としてのアイディアを持ち合わせていなければ、おそらく「わかりました、ちょっと考えます」みたいな返答をするのが精一杯でしょう。

この場合、「常に最低最悪なケースを想定して」いれば、提案が白紙になることも考えられたはず。

じゃあその際にはどういう切り返しができるかってことを、ある程度段階に分けて「対処法を松竹梅3案持っておく」ことができていれば、上司はあなたのことを「できる人だな」と判断し、良い印象を持ってくれる可能性が高くなり、結果的に評価や信頼につながります。

極端な話、「わかりました、ちょっと考えます」と言った人のこれからの人生に降りかかる出来事としては、自分が担当から外れて別の人が担当になるということもあるかもしれませんし、考えている間にクライアント先で別の会社に発注が決まる可能性もあります。

一方、「そういったこともあるかと思い、実は3案考えていました。1つ目は...」みたいな提案をその場ですぐ出せていれば、上司から「わかった。じゃあその内容を詰めて提案まとめて打ち合わせしよう」や「なるほど、ではスピード感が大事なので2つ目の案で早速私から役員にねごっておくよ」みたいな展開がその場で決まって、全く違ったストーリーが生まれる可能性もあります。

仕事で成功する人と失敗する人、高収入な人と低収入な人、信頼される人と信頼されない人の違いとは、この僅かともいえる差が実はものすごく大きいのです。

とはいってもそんないきなりできないよっていう方は、「常に最低最悪なケースを想定して」おくことから始めてみるのがおススメです。
これができていれば、どんな失敗や不幸が襲ってきても「まあ想定よりマシかな」と割り切ることができるので相当気持ちが楽になり、ちょっとのことじゃ動じずにドンと構えることができるので、ネガティブな気持ちになってパフォーマンスに悪い影響が出るのを食い止めることができます。

そもそも失敗を失敗だとあんまり思わない人(失敗があるから次につながり生きてくると思っている人)なので、仮に失敗してもたいていのことはなんとかなりますし、社会人1年目の時に先輩から教わった「命取られるわけじゃないから大丈夫」という言葉は、本当にそうだなと社会人10年過ぎて実感しているところです。


(2)他人に過度な期待をさせない
相手の印象や評価というのは当初に抱いていた印象や期待を上回ったか下回ったかでほぼすべて決まります。
つまり、自分で期待に応える成果を出すのも大事なのですが、他人に過度な期待をさせないことも同じくらい重要で、そのためには

「できない・無理な約束はしない」
「現実・ファクトを正確に伝えて認識の相違ないように目線合わせをする」
「不得意・苦手なことはやらない・受けない・その旨伝える」

ことを徹底することです。
これができれば他人の期待値をコントロールして、適切な判断をしてもらえる土壌を作ることができます。

例えば、よく社会人になりたての頃、
「できなくても、まずはできますと言え!」
みたいなことを先輩から言われることもあると思うのですが、これ実はそのまま鵜呑みにすると遅かれ早かれ大けがをするトラップです。

これは実績や経験値がある先輩だから初めて成り立つのであって、実績や経験値がほぼ皆無な初心者社会人がどうこうできるほどビジネスの現場は甘くはありません。
もし対応できるとしたらはっきり言ってその程度の仕事の難易度ということです。

よって、こういった場合はいきなり「できます」と威勢よくコミットするのではなく「実施するにあたりいつまでに何をどれくらいの精度で誰向けに対応すればいいか確認させていただくことは可能でしょうか?」といった内容の質問をして、相手の期待や要望をしっかり聞き出して、お互いの期待値コントロールを調整する必要があるのです。

あと、全然違うシーンのたとえですが、婚活や出会いのマッチングサイトで、自分の情報として嘘偽りの高スペックデータを入れていたとします。
それでマッチングした相手ができていざ会ったりしても、相手は当然入力されたデータのスペックを期待しているわけですので、当初の期待と現実のギャップは相当な心理的ダメージを与えます。

「現実・ファクトを正確に伝えて認識の相違ないように目線合わせをする」ことの重要性がここにあります。

また、人間得意な領域で人生勝負したほうがLTV(Life Time Value ライフ タイム バリューの略で、その人や会社が取引開始から終了までの期間にもたらす利益の総和。今回の場合自分が生涯働いて生まれる付加価値)で考えたら断然いいです。

不得意領域や苦手なことで勝負してもパフォーマンスはたかが知れていますし、相手の期待を超えることもなければ、評価も信頼も低くなることはあっても高くなることはまずありません。

なので、不得意領域や苦手なことを頼まれた際は、「これは自分にとって難しいですが、自分の得意なことはこれなのでここでしたらしっかり対応できます」としっかり主張することと、そのためのスキルや長所を持つための事前準備が大事になってくるのです。


(3)外部要因(他人)に期待しない
例えば会社で働いている場合、「自分としては精一杯頑張っているのに評価されない」というのはよくあるケースだと思います。
この時も心のどこかで良い評価を期待している自分がいるので、期待と現実のギャップがマイナスに振れれば不満という感情に変わります。

自己評価をするケースもありますが、最終的に評価するのは自分ではなく他人です。
アスリートとかであれば誰かと比較したりするのではなくベストを尽くすことが自己実現や自己評価につながることもあると思います。

自分で評価できるのであればなんとかできる面もありますが、他人をコントロールするのは極めて困難ですし、人を動かすのは相当な労力とテクニックが求められます。
また、頑張るという自分の行為を他人に100%理解してもらうのは不可能です。仮に1日中監視していたとしてもそもそも人それぞれ考え方が違うので評価にギャップが生じるでしょう。

そこで考えることとしては、一番最初に立ち返って「評価に期待しない」ことです。
あらかじめかなりコンサバ(悲観的、保守的)な評価予想を頭の中にインプットしておけば、それを超える悪い評価はなかなか出てこないでしょう。

他にもこういったことに対して私は期待しないようにして、期待値をコントロールしています。

〇政治/政治家
生まれる感情:期待、信頼、安心、すがる気持ち、怒り、軽蔑、不安
私の感情:自身でのコントロールが難しくそもそも何も期待をしていないので、どんな失態をしようが「ふーん」と見ていられる

〇当たりはずれが発生する物事(ライブのチケット、くじ、接客を受けた人)
生まれる感情:期待、歓喜、満足、安心、怒り、残念、不安、不満足、緊張
私の感情:自分でどうにもできない部分がある場合は最善を尽くしてあとは運に任せるので、どんな結果が出ても受け入れる覚悟を最初から決めている


(4)内部要因(自分)に期待しない
就職活動や転職活動に向けてまず自己分析を行うことってあると思いますが、これってさりげなく大事だなと実感します。
自分を見つめなおすと長所や短所、傾向や特徴に気づけるので、自分を客観的に捉えた視点でのコントロールがきいた言動ができます。
自分を信じすぎたり過度に期待するのは、実は一番ショックを受けやすいので避けたほうがいいでしょう。

例えば、成功した著名な人の本や自己啓発本を読んで、記載されている知識を吸収して自分のものになった気でいたとしても、同じことをして成功するほど人生は簡単ではないことは周知の事実です。

ここで
「これまでの自分」+「成功者の考え・ノウハウ」=「ハイブリットされた自分」
に期待するのは大変危険で、勝手にパワーアップした気持ちになっていますがそんなことは決してありません。

大事なのは「成功者の考え・ノウハウ」をインプットして参考にしつつ、これまでの自分を顧みて足りないことを見つけ出し、アクションに移してアウトプットを繰り返すことが本質なのです。

よくあるのは、天才肌の人やプライドが高い人やナルシスト系の人は、自分に自信があるので自分への期待も高いです。
私は才能があるから人気がある、私は仕事ができるから優れている、私はかっこいいから異性からもてているといった自分への期待がおおきければ大きいほど、トレンドや環境、ライバルの出現、年をとる、といった変化に脆く、あっという間に崩れていきます。

「天才ほど早く死ぬ」
「東大出身は仕事ができない人が多く打たれ弱い」
「最終的には容姿より中身」

といったものはある意味的を得ているのかもしれません。
私の大好きだったアーティストも若くして亡くなってしまいましたし、ビジネスの現場に出ると学歴は傾向や絶対数の差は出るもののそこまで学歴偏差値通りでもなく十分逆転できます。

自分の今のステータスに期待せず、何か上手くいった場合は自分の努力のおかげではなく周りのおかげという気持ちを持ち続けていれば、おのずと自分への期待への依存度は低くなっていくことでしょう。

というわけで期待値コントロールという方法で韓国語も勉強しています。

語学勉強のように継続するものとの相性もいいですね。


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