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ジャニオタおじさん、ヒプステを見る。

年明けからニートをしていたが、運良く新たな職に就くことができた2月末。とりあえず狂いに狂った体内時計を正常(この場合は世間一般的にというか社会人的な意味で)に戻せるよう努力する日々である。

このニート期間は暇な時間が多すぎてNetflixで適当な映画やアニメを見たり、話題の漫画に手を出してみたり、ライバーさんの切り抜き動画を見たり…etc.といった感じで生産性ゼロ選手権30代男性部門トップ10くらいにはランクインしていたのではなかろうか。

昼過ぎに起きて煙草を吸いながらスマホを眺め、夜は一丁前に酒を飲み、少しずつ、だが確実に削られていく貯蓄。そんな状況でも推しグループがCDを出すといえば軽率にポチり、ツアーをやるというならば神に祈りながら申し込んだ。税金等の支払いにより旅立つ諭吉。どうして生きているだけでお金が飛んでいくのだという嘆き。寒さに震える冬季。田中樹の兄は田中聖。

自然と(不自然でしかない)韻を踏んでしまったことからも察していただけるかと思うが、このニート期間に新たなコンテンツに手を出してしまった。

それが『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stageである。

まぁ、それは有名コンテンツなので名前くらいは存じ上げていたし、なんとなく阿部顕嵐が出演されているという話もジャニオタなので風の噂で耳にはしていた。

顕嵐ちゃんは一度だけエビのツアーでバックについていた時に見たことがある。山田涼介を初めて見た時の衝撃度に匹敵する顔の良さで、一緒に見に行った妹に関しては終演後「顕嵐ちゃんがホストだったら借金してでも通い詰めてたかもしれん」と心穏やかじゃない発言をしたので顕嵐ちゃんがホストじゃなくて本当に良かったと思った(なんの話)。

話を戻す。失礼ながら勝手にラップ版うたプリくらいに思っていた。イケメンたちがラップバトルをして成長していく物語的な。しかし、まさか武力の代わりに精神に干渉するマイクを手に取り領土争いする話だとは想像もしていなかった。なんだその面白そうな設定は。

自分が見たのはtrack.1だけであるが、キャラの魅力もさることながら、それぞれのディビジョンの設定と雰囲気にマッチした楽曲群とパフォーマンスはオタク心をめちゃくちゃくすぐってくる。悶絶しながら気づけばあっという間に本編が終了していた。

舞台の限られた空間内で展開していくストーリーとそれに合わせた演出。キャラごとにマイクのビジュアルも違うの最高だし、阿部顕嵐に銀髪ツンデレヤンキーをキャスティングしてくれた関係者には足を向けて寝れない。マイクのデザインが骸骨って・・・最高かよ。

何よりツボだったのはアカバネ・ディビジョン “North Bastard”である。主人公の幼馴染が闇堕ちして敵として現れるっていう設定で悶えるし、ダーティーなトラックも好き好き大好き。特に恋って感じだったのは蛇穴 健栄。演じる松浦 司さんがエロ怖くて堪らない。大人の色気ムンムンなオーラと声。ドSなセリフを耳元で囁かれて天に召されたくなった。

そして個人的にはDDだったドルオタ時代にTIFでパフォーマンスを見ていた洸くんが知らない間にハイパーイケメンへと成長を遂げていてことに涙腺がゆるみ、総じてめちゃくちゃ良コンテンツだった。

このままだとアラサーおじさん、舞台俳優オタになる編に突入しそうなので適切な距離を保ちながらtrack.2以降を見るかはじっくり考えようと思う。安井くんも新キャストに決まった(すでに出てる)らしいので、色々すっ飛ばして7ORDERのオタクになってしまうかもしれない。Jr.にハマり出した頃、安井くんがちゃんと場を回してくれたから他の子たちが好き勝手やれてたところ多分にあるなと思ってたから活躍していておじさん嬉しい。


あとこれはクソどうでもいい話だけど、冒頭のゴミみたいな韻を踏むくだりで田中聖は唐突すぎんか感あるけど、阿部顕嵐がラップする→ジャニーズでラップする→自担で言うと田中樹→田中樹から韻を踏めるワードは田中聖、みたいなね。阿部顕嵐が所属する7ORDERは7人、田中樹が所属するSixTONESは6人、人数合わせるために田中聖を加えてみたところもある。

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