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面倒くせえ女房

人の面倒をみるって
すごく幸せなことなんじゃないかって思います。

なぜかというと、相手が喜んでくれるからです。

自分だけが嬉しいより、相手も嬉しいほうが
いしょに嬉しいから、

幸せの共感でより幸せだと思います。

盆に休みが取れなくて、
有給取って一足先に祖父母の墓を掃除してきた。

隣の墓にも掃除してるおじいさんがいて、

「死んでからも拭いてやらにゃいかんのかい。全くもう…」

とブツブツ言いながら墓石をピカピカに磨いていた。

その後水汲み場で一緒になって話した。


奥さんが早くに寝たきりになって、
ずっと介護をなさってたらしい。

「皺くちゃの癖になあ、毎日化粧するんよ。

誰か来たら恥かしいってよ。
口紅ワシが塗ってやるんよ。
今更恥かしい事あるかい、てなあ。
化粧品たんまり余らせやがってなあ。
ババアの面塗ったくったのより、
今の墓石の方がよっぽど綺麗だっつうに。

今だってまだ盆前だってのに、夢に出やがる。
人来る前に綺麗にしてくれってよ。

面倒くせえ女房だよなあ」

とまたブツブツ言いながら、
そのわりに花は物凄く沢山飾って、
もうピカピカの墓を私が帰るまでずっと磨いてた。

よく見たら顔はニコニコしてた。

和んだというか・・・

ちょっと泣きそうになった。

奥さんを介護して
お墓まで綺麗に磨いている

それも笑顔で。

奥さんはもっと笑顔でいると思います。


これからも楽しく力を抜いて
綴っていこうと思っています。
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これからも情報発信の方していきますので
よろしくおねがいします

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