FXの目標設定でやってはいけないこと

相場で勝てない人のパターンで、気づいたのは
目標の設定が、そもそも間違えているということだ。

負けている人のほとんどは
「月に20万は稼げるようになりたい」
とか
「毎日10pips取りたい」とかまるで
アルバイトの時給のように
その数字を確保したいと考える。

でも理解しておかないといけないのは
「相場はコントロールできない」
ということだ。

それが普通の働き方と大きな違いだ。
やればやるほど利益が増えるか?
というとそうでもないのが
相場なのだ。


なぜなら、お金が増えるということと同時に
お金がなくなるかもしれないというリスクも
同時にあるからであり、

人間心理の性質上、2分の1の勝率であれば
資金はマイナスになっていくからである。

そして、現実問題。
毎日20pips取れる環境が現れるか?

と言われると、現れるだろうけど…
確実に現れるとは決して言えない
ということ。

なぜなら、相場を動かしているのは
市場であり、自分ではないからだ。

FXなどのトレードがスポーツや
などと圧倒的に違う点はここ。

闇雲に練習して技術を磨いても
相手から絶好球が毎日投げられてくる
とは限らない。

1週間フォアボールのことだってある。

それをなんとか毎日ボールに当てようと
バットを振るから
市場から退場せざるを得ない状況なってしまうのだ。

つまり、コントロールできないものにいくらフォーカスを当てて目標設定してもダメということ。

ただ。これがもっと広く大きい視野なら
可能になるかもしれない。

例えば月に20万は
ロットさえはれれば
簡単にクリアできる。

50万通貨で40pips
100万通貨でやれば20pips
つまり、1回か2回のトレードで
十分に達成できてしまう
数字だ。
この環境が現れる可能性は
限りなく100%に近いだろう。

毎日10pipsというのは無理でも
月に200pipsという数字は
ルールを徹底して守り
きちんと利益を積み重ねることができれば
難しい数字ではないだろう
(その人の環境にもよるが)。

とにかく言いたいことは
自分のコントロールできる領域は
どこかをきちんと見極め

そこに集中する目標を立てるということ。

それさえやれば結果は自ずと付いてくる
という目標を立てて
コツコツとそれを行うことに集中する。

例えば、相場をコントロールできないが
自分が作ったトレードルールを守る
ということはコントロールできる。

成功している人は自然とそれを行なっている。


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