FXノート「直近高値・安値の更新時のスキャルピングについて」

・スキャルピングではこの会員レポートでも何回も取り上げているように、
エントリーポイントが命である。

そして、そのエントリーポイントを決めるルールに、「直近高値・安値の更新時のエントリーには気を付ける」というものがある。

具体的には、以下の2つの売買ルールである。

①直近1時間の高値・安値を更新しているときは、安易にエントリーしないで、引き付けてからエントリーする。

引き付けてエントリーするというのは、上げ止まり感や下げ止まり感をしっかり確認してからエントリーするとか、最初の売買シグナルは見逃して、2度目以降の売買シグナル発生時にエントリーするなどである。

②直近24時間の高値・安値を更新しているときは、特に慎重にエントリーする。

明確なチャンスと思える場合には、売買ロットを通常よりも減らすなどして、分割エントリー引き付けてエントリーする。

下のチャートでは、黄色破線ラインが直近1時間の安値を、赤色破線ラインが直近24時間の安値を表している。

厳密には、直近1時間の安値と直近24時間の安値が重なることがあるので、
直近1時間の黄色破線のラインは、直近1時間の安値より1PIP上に表示している。

下記のチャートを見れば、午後11時過ぎから午前1時半ころまで、これら2本のラインがどんどん安値更新していることがわかる。

やはり、直近高値・安値の更新時のエントリーには、最大限注意するべきだ。



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