【2/100】書きたい、書きたくない。

なんとなしに、100本エッセイ書いてみようと思ったものの、書けずにいる。正確には書いてはいるものの、人様に読ませたくないようなトラウマの話ばかり筆が進む。noteの下書きには、ヘドロのような感情の塊が溜まり続けている。書いてみたいことと、書けることの乖離がすごい。

右目でこの世界の美しさを、左目で残酷さを捉えているような感覚がわたしの中にある。美しく愛おしく感じたものを書き留めたいと思うのに、悲しくて苦しいことばかり、言葉が浮かんでくる。それが今、わたしの書くべきものならば、書くだけ書いて海の底に沈めたい。書けるものは必ずしも人に読ませたいものではないのだと、認識した今日この頃。書きたいけど、書きたくない気持ちをしたためてみる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?