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えんとつ町のプペルは大人にこそ響く素晴らしい作品。今すぐ劇場へ!

年末年始でコロナが真っ只中な中で映像作品に触れる機会も世間的にもより多いのかなと思っています。

Amazo primeやNetflix、ストリーミングサービスの加入者もコロナの影響でかなり増えたと思います。

僕自身も梨泰院クラスにどハマりしまして、、、

その流れで韓流ドラマにめちゃくちゃハマって毎日観ている時期もありました。

そんな中で本日は12月25日(金)クリスマスに公開となりました、キングコング西野亮廣さんのえんとつ町のプペルについての感想を書きたいと思っています。

プペルをみることにした背景

プペルのことは西野さんの著書の革命のファンファーレを少し読んでいたのでなんとなく存在としては知っていました。

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ただ、プペルの話の中身は全然知らなくて、当時まだ珍しかったクラウドファンディングでお金を集めて、絵本を分業体制で作成し、無料て公開したというビジネス観点でのフレームしか知りませんでした。

そこから深く知ろうとはしなかったのですが、それは僕の中で西野さんに対してそんなにポジティブな印象も興味も持ってなかったからだと思います。

めっちゃイケメンで、頭もキレて、絵もかけて、オンラインサロンもやっていて、意識の高いことをやってるオレオレ感をなんとなく毛嫌いしてたんだと思います。

今思えばきらきらしている人へのただの嫉妬です笑
プペルの物語にでてくる星の存在を信じない一市民です僕はまさに。。


西野さん本当にすいません!

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この映画をみて西野さんの印象が変わった人も多いと思いますし、映画をみたらきっと変わると思います。


さて、そんなネガティヴな印象西野さんに持っていたので年末にわざわざ映画館でみる予定は全然なかったんです。

ただこのyoutubeをみて、これはもう観に行くしかないそう思ったんですよね。


このWinWinWiiin 観てない人いたら今すぐみてください!!

テレビやYouTubeの枠を超えた最高に面白いコンテンツです。

この動画をみて西野さんがどういう想いで絵本を書き始めたのか、そして映画公開までに至る12年の物語がオリラジのあっちゃんと宮迫さんによってどんどん引き出されていきます。

僕は表面的なイメージで西野さんのことを誤解していて、全く分かってなかったんですよね。

表面的な情報で勝手に人の良し悪し判断してるやん俺!と思いめちゃくちゃ反省しました笑

この動画を観て、西野さんも言ってましたが知らないことと嫌いなことはニアリーイコールだということを素直に感じましたし、


すぐにプペル観に行こう! 

そう思いましたね。


〜日比谷の朝一の映画館へ 〜

動画みた翌日、早速朝イチで日比谷のTOHOシネマズに向かいました。


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案外平日の朝一の映画館は人がいましたが、日比谷のTOHOシネマズは広くて落ち着いていて好きです。

朝映画は初めてで、めちゃくちゃ特別感があってよかったので、また来年の土日は朝映画行こうかなと思います。


えんとつ町のプペルは大人こそ観るべき作品

いや〜映画で涙を流したのは本当に久々でした。

このプペルが映画化するまでのストーリーを知っているからより感動できたのはあるのですが、シンプルに物語が素晴らしかったです。声優さんも見事にハマってました。


えんとつ町が出来上がった背景は作品や絵本をみて確かめてもらえたらと思いますが当然えんとつが沢山あるのでその結果空は暗い雲で覆われています。

この物語の主人公のルビッチはその雲の向こうに光り輝く星があることをお父さんのブルーノから聞かされていて強く信じています。お父さんのブルーノも本当にいいお父さんなんですよね。。

でも雲の上に星があるんだという話を周囲にすると誰も信じてくれないどころか、そんなものはあるわけがないと馬鹿にされ、仲間外れにされ、いつしか阻害されていきます。

これは特に日本の社会に特に言えることなのかなって思うんですが、なんか人と違う子や、個性の強い子や夢を素直に語っている子を自然と排除し、中傷する文化って子供の世界でもそうですし大人の世界でも全然ありますよね。

周りに合わせて空気を読む、常識やルールにのっとる、

よくいえば協調性、悪く言えば均質化です。

空気を読むこと、常識にのっとることは悪いことではないです。

正直いって正しいことだとは思います。

でも自分だちの思う正しいことが全てではないですし、正しいことでマウントをとって大きな夢を語ることや、挑戦をしている人、人とは違うことをしている人を馬鹿にしたり、阻害しては絶対にいけない、

でも残念ながら現実はまだまだ出る杭は打たれる

そんな風潮が日本にはあります。

その結果、夢を持っていても外部の圧力をうけるくらいなら言わない方がいい

そんな流れで打たれてしまう怖さを回避するために自ら蓋をしてしまったり
踏み出す勇気をもてずにそのまま時を過ごし可能性をつぶしてしまう人たちがきっと沢山います。

そんな息苦しい、ワクワク、ドキドキしない世界を無くしたい!

えんとつ町のプペルにはそんなメッセージがこもっています。

これは一見子供たちへのメッセージに見えて、今の社会を形成している大人たちへのメッセージと僕は受け取りました。


「挑戦する人を笑う、夢を語れば叩かれる、この世界を終わらせにきた」

西野さんは公開舞台挨拶でこのように語っています。


綺麗ごとまた言ってるな〜 そう思う人もいるかもしれません。

でもそういう中傷をすること自体が正直一番恥ずかしいことでダサいのかなと。

中傷するのは本当に簡単ですし、する人からしたら気持ちがよいものなのかもしれません。

でも夢や何かに向かって挑戦すること、行動することこそ、とんでもなくエネルギーと勇気がいることですし、本来その行動が素直に最も賞賛されるべきだと思っています。

そんな勇気を持った人を素直に賞賛できる社会、

周りを気にせず夢や目標を堂々と話せる世界。

可能性がどんどん広がっていく世界

素晴らしいですよね。


周囲に何を言われても自分のこころに素直に真っ直ぐに行動することがなにより大事で、その行動の勇気がみんなに讃えられるそんな世の中になってほしい

もし自分の子供が生まれてその子供が大人になる頃にはそういう世界になってほしいと強く思います。

この映画をきっかけに少しでもそんな輪が広がったらいいな


大人が未来の子供のためにそういう世界をつくっていかなきゃいけないよな


そう思いました。


食わず嫌いで映画を観るのを避けている人がいるなら、変に食わず嫌いしないでまずは観に行ってほしい作品です。


誰もが共感と感動ができる要素がこの作品の中には必ずあるはずです。


最後にルビッチとブルーノのセリフで好きなセリフで今回の記事を〆ます。

「他の誰もみてなくてもいい。黒い煙のその先に、お前が光を信じたのなら行動しろ。思いしれ。常識に屈するな。信じ抜くんだ、たとえ一人になっても。」 〜ブルーノ〜

「あの煙の向こう側を誰かみたのかよっ?誰もみたことないだろっ?だったらまだわからないじゃないかっ!」〜ルビッチ〜


コロナで世の中本当に暗いニュースばかりですが、気持ちを前向きにプペルはしてくれます。

とにかく百聞は一見にしかずです!ぜひ劇場へ!

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