G96(じくろ)

じくろと言います。心、歴史、科学を勉強しています。 この世界がどういうものなのか、そし…

G96(じくろ)

じくろと言います。心、歴史、科学を勉強しています。 この世界がどういうものなのか、そして自分はどう感じながら生きていけばいいかについて、学んで分かったことを整理して書いています。 誰かの役に少しでも立てばいいなぁと願いつつ書いています。 #潜在意識 #歴史 #科学

最近の記事

多世界解釈と意識。

 私は多世界解釈を好みます。コペンハーゲン解釈は好みではありません。というより、感覚的に全くしっくりこないのです。実用性はもちろんあると思っていますが、真理とは思えません。  多世界解釈を簡単に説明すれば、確率に基づき漂っていた波が、観測によって特定された時、それ以外の位置で特定される可能性のあった世界と分岐するというものです。  観測によって世界は分岐するとシンプルに書いた方が分かりが良いですね。  人は常に観測者として観測し続けているものがあります。  それは自分自

    • 気分には自分と他人の区別がつかない。

       心の仕組みについては、以前、説明しました。  自分に、言い換えれば自意識に近いところから  言葉のある部分  気分のある部分  自分では感じることができない部分  があります。  言葉のある部分と気分のある部分は合わせて顕在意識、自分では感じることができない部分は潜在意識と言われたりします。  言葉にある部分で考えたことは、気分のある部分にも信号として伝わります。  ここで大切なことは、気分のある部分のレベルでは、主語はなくなるということです。  気分には、自分と

      • 願いや祈りはいじくりまわしてはいけない。

         人は誰しも、何らかの叶えたい願いや祈っていることがあるものです。  願いや祈りはとても大切なものであり、叶うととても幸せになれるものです。  願いや祈りは大切なものなので、丁寧に扱わなければいけません。  願いや祈りは、いじくりまわしてはいけないものです。  多くの人は、願いや祈りが叶うまで待てず、あるいは叶う確信が持てない時に、このしてはいけないことをしてしまいがちです。  何度も何度も願ったり、祈ったり、より強く願わなければと、苦しみながら願ったり、祈ったり、或

        • 「努力」と「報われる」に直接的因果関係はない。

           努力すれば報われる。  これが真実か否かは、正しく捉えられているかによって異なります。  まず、「努力」と「報われる」は直接的には繋がっていません。  なぜならば、「努力」と「報われる、報われない」の間は、「気分」があって、気分を介して繋がっているからです。  「努力」したことにより、自分はできるはずという気分が増せば、パフォーマンスはあがり、自信をもって取り組み、手応えをより感じることができるので、結果としていい成果が出す可能性も高くなって「報われる」ことになりま

        多世界解釈と意識。

          気分は世界と繋がっている。

           世界は広いですが、その大半は手の届く範囲にはありません。  私達の日常を彩る世界は、気分と強い相関関係にあります。  同じものを見ても気分によって、捉え方が変わります。言い換えれば、気分によって現出してくる世界が変わるということです。  気分を整えるということをおざなりにしたまま、生活をすることは、自分の住む世界をぐちゃぐちゃにほったらかしにしているのと同義です。  気分は世界と繋がっています。自分にとって住み良い世界にしたいならば、気分を整えることがもっとも最短か

          気分は世界と繋がっている。

          脳はマインドセットした通りの答えが出てくる。

           どういうマインドセットをするかはとても重要です。  何か物事を考え始めなければいけない時に、読んだり、聞いたり、見たりして、情報をインプットしていきます。  不思議なことに、インプットした情報は同じでも、マインドをどうセットしているかで、脳が弾き出してくれる答えは違ってきます。  自分はその問題を解決できる、解答できるのように「できる」とマインドセットをしておくと、できるような考えが弾き出されてきます。  逆に、自分はその問題が解決できそうにない、無理だ、お手上げだ

          脳はマインドセットした通りの答えが出てくる。

          世界はどんどん良くなっています。

           人類の暴力史を紐解いても、科学史を紐解いても、文化史を紐解いても、共通して言えることがあります。    世界はどんどん良くなっているということです。  コロナも戦争もありますが、それでも歴史的にみれば、世界はどんどん平和になり、安定し、繁栄していきます。  この流れは変わりません。人の命の価値は上がり続けるでしょう。  今や、地球の持続可能性や家畜の心情を、人類単位で心配する余裕がでてきているほど、世界は平和で安定してきました。  各種SNSを通じて、音楽も美術も文学

          世界はどんどん良くなっています。

          心を労わる。

           身体を労わることは大切です。  大事な人を労わることは大切です。  労わることは、癒すことです。目に見えて変化は分からなくても、労わることで、状態はよくなっていきます。  労わりは優しさの発露です。しかも余裕のある優しさです。労わりの心を持つことは、それを大切にするということなので、作用と反作用のように、いずれ自分への助けとなって返ってきます。  日々、労わりの心を持つことで、生活は一段上のステージで過ごすことができます。  ただ労わりは余裕のある優しさなので、心

          心を労わる。

          後悔は人生最大の無駄だということ。

           後悔には、ある種の甘美さが潜んでいるので、後悔を手放せない人は多いです。  しかし、今よりも良くあったであろう幻想の今に囚われてしまう感情、後悔は、人生最大の無駄です。  後悔をしていると、今が不幸に思えます。今に繋がる様々な事象が、とてもつまらないものに思えてしまいます。そして、未来が今より良くなったとしても、更に良い未来があったはずと、幸せを感じることも難しくなります。  後悔をしている状態は八方塞がりであり、幸せが入ってくる流れを全て遮断しています。  今に繋

          後悔は人生最大の無駄だということ。

          時間の流れは良い仕事をしてくれる。

           時間の流れは、とても良い仕事をしてくれるものです。  時間の流れは、ものごとを熟成させ、洗練させ、育み、実らせ、落ち着かせてくれます。  時間の流れは、世界中を流れているので、自分がしていることよりも、時間の流れがしてくれるものの方が多いものです。  自分にとってより良い仕事を、時間の流れにしてもらうためには、自分も少し準備をしたほうが良いです。  意図、落ち着いた心、そしてより良い想像。  これらをしっかりと準備すれば、時間の流れはより良い仕事をあなたにしてくれ

          時間の流れは良い仕事をしてくれる。

          「ピンと来る」を待つ。

           頭の中で、言葉を使って考えることは、とても時間のかかる作業です。  思いをを言語化する手間はもちろんかかりますし、言葉が流れるスピードもしゃべるのと同じ速度なので、思考の進みに制約があります。  じっくりと吟味したい時は、ひとつひとつ確認しながら、言葉で考えるのは適しているでしょうが、仕事など、ある程度、他者と協調する必要がある場合、考えをいちいち言葉にしていては、思考の速度が遅く、不都合が生じます。  インプットすべき情報をインプットしたら、あとは「ピンとくる」まで

          「ピンと来る」を待つ。

          何事も「自分はできる」という思いを作ってから取り掛かるということ。

           仕事でも、試験でも、小さなことでも、大きなことでも、なんでも共通する重要なことなのですが、物事に取り掛かる際、まずは「自分はできる。」「自分ならできる。」という思いを作ってから、取り掛かると、なんでも、なにかわからずとも、上手くいきます。  逆に、難しいかもしれない、自分にはできないという思いを抱えたままでは、たとえ一生懸命に取り組んだとしても、その状態のままだと何も上手くいきません。  何かを始める時、特になんらかの理由で不本意でも始めなければならない時、まずはとにか

          何事も「自分はできる」という思いを作ってから取り掛かるということ。

          日々のリズムを整える。

           不規則な生活がダメなことは周知の事実です。  今回、言っているのは規則的な生活の大切さなのですが、なんのリズムかというところがポイントになります。  食事、睡眠、仕事のオンオフ、お風呂、色々と日々のルーティンがありますが、それもリズムが一定の方が良いです。  ただ、それだけではなくて、意識を向ける先も、一定のリズムがあった方がいいです。  外に意識を向ける時間、自分の内面に意識を向ける時間、大切な人について意識を向ける時間、何にも意識を向けないぼーっとする時間、これ

          日々のリズムを整える。

          科学が進歩しても心の高潔さは変わらない。

           バイオテクノロジー、AI、ビッグデータ。  どうやら今後、世間ではこういう科学の進歩に反比例して、これまで百数十年間、不可侵だった自由意思、簡単に言い換えれば心が、とてもしょうもないものだ、という流布が広まっていくでしょう。  アルゴリズム主義とでもいうべき考え方が、おそらく生まれて広がっていきます。  便利な世の中なる一方で、さも精神の構造は分かっただの、全ては生物学的確率論でしかない、心なんてものは不確かでしょうもないものだ、という考え方が、世間を汚染していきます

          科学が進歩しても心の高潔さは変わらない。

          全ての事象の責任は自分にあると考えることが大切。

           人は、いつも自分が正しいと思って生きている時間が多いものです。  正しいかどうかは、私は重要でないと思っていますが、自分が正しいと考えることは悪いことではありません。  悪いのは、自分は正しいのだからと、都合の悪い事象が発生した時に、その原因を自分の外に求める姿勢です。  明確に言い切ります。  全ての事象の責任は自分にあります。  全ての事象の原因は自分の心持ちにあります。  そういう考え方をできるようにならない限り、生きていくことは、真の意味で主体性を持ち得ませ

          全ての事象の責任は自分にあると考えることが大切。

          後悔の原因究明

           後悔をすることは、誰しもあります。  後悔はしないほうがいいですが、人間の心は複雑なので、後悔するようなことをしてしまうのは、しょうがないことです。  後悔するようなことをした時は、その原因を注意深く探ることが大事です。  直接、すぐ分かる原因だけでは不十分です。伏線になったできごとは、ずっと先にあります。  特に、その後悔する出来事を起こすような心の有りよう、その気持ちをしっかりと理解することが大事です。  後悔はない方がいいですが、そのような出来事が起こった時

          後悔の原因究明