今期の秋ドラマ面白いと思ったもの5選
こんにちは、のぞみです。
皆様は普段ドラマは見られますでしょうか。
メディアやエンタメが多様化している昨今ではありますが、『半沢直樹』の大ヒットなど、日本のテレビドラマも捨てたものではありません。
さて、この秋スタートのドラマも出そろっています。
毎クール多くのドラマを見ている私がその中で今期面白いと思ったものを独断と偏見で5つ選び、見どころを紹介したいと思います。
第5位 共演NG
秋元康さんが企画・原作をされています。
タイトルの『共演NG』は言葉の通り、何かしらの理由があって絶対に同じ現場に共演させてはいけない危険な組み合わせのこと。
大物俳優の遠山英二(中井貴一)と大園瞳(鈴木京香)は元恋人で、破局から25年間『共演NG』でしたが何故か憎しみ嫌がる2人がドラマで共演することになってしまいます。
再会した瞬間からバチバチに火花を散らす2人がそれだけでも面白くてハラハラするのに、なんとそのドラマは他の出演者たちも共演NGだらけなんです笑
喧嘩し出して撮影が止まったり、仲裁や説得をしたりとなかなかに大変…周りは気を遣うなぁ。
実際の芸能界でもこんなかんじなのかな、とどこまでが現実的で非現実的なのか分かりませんが、非常に面白い題材のドラマだと感じます。
果たして最後まで無事撮影を終えることはできるのか、主演2人の関係は変化してゆくのか、期待しながら見守っていきたいと思います。
また本編後にスポンサー企業が表示される画面では、サントリーとキリンが同じ画面で「なんとか共演OK」と紹介されるいうクスリと笑える演出も。
第4位 極主夫道
こちらはおおのこうすけさんの同名漫画が原作です。
結婚を機に極道から足を洗い専業主夫となった龍(玉木宏)の日常をコミカルに描いたヒューマン任侠コメディ。
元々漫画を読んでいたため、原作と設定が異なるところが当初気になりましたが、これはこれでありかと思います。
数々の伝説を残し恐れられた元極道にも関わらず家事が完璧、料理をインスタにあげる、愛妻家で町内会にも力を尽くす、でも外見や言葉遣いは極道風。
このギャップが良いかんじに演じられているため、真っ直ぐで可愛らしい愛すべきキャラクターとなっています。
玉木宏さんはかなりはまり役だと思います。
極道絡みながらグロいシーンなどは皆無のため、ご家族で安心して見ていただけます。
騒々しい部分もあるためそういった雰囲気が苦手な方には向かないかもしれませんが、気軽に笑って見られるドラマが好きな方、ほっこり癒されるかんじのホームドラマが好きな方にはおすすめです。
また公式Instagramには作中で登場した料理のレシピが極道用語バージョンと通常バージョンで公開されています。
第3位 危険なビーナス
原作は東野圭吾さんの同名ミステリー。
ある日、獣医の伯朗(妻夫木聡)のもとに「弟の妻」を名乗る謎の美女・楓(吉高由里子)が現れます。
弟が失踪したと聞かされ一緒に捜索する中で、親族である矢神家の遺産を巡る問題に次々と巻き込まれることに…。
遺産のためなら何でもしかねない矢神家の中で人が襲われたり殺されそうになったり。
また遺産だけでなく恋愛や復讐なども絡み合い、複雑な人間関係の中で誰が悪なのか、誰を信じてよいのか、と見ている側も伯朗と共に翻弄されながらストーリーが進んでいくところがミステリーとして面白いと思います。
登場人物がやや多めなので最初は誰が誰だっけとなっていましたが、その分あれこれ予測しながら見るのは楽しめます。
どんでん返しなどにも期待したいと思います。
ストーリーと直接関係ないところでいうと、楓を演じる吉高さんの服装が結構好みです。
レザー使いや大人っぽいシャツなど、ミステリアスな美女感が出ていて素敵なのでそちらも要注目です。
あとは毎週後半のいいところで流れる主題歌、back numberの『エメラルド』もイントロから印象的で良いかんじですね。
第2位 七人の秘書
様々な組織に仕える秘書たちが連携して悪人を懲らしめる、勧善懲悪ストーリー。
銀行、病院、警察、様々な業界で権力にものを言わせ好き勝手に悪事をはたらく者たちと、それにより理不尽な目に合う弱者を救うスーパーマン的存在の秘書たちの姿を痛快に且つテンポよく描いています。
また単に悪を懲らしめて勝利、というだけのお話ではなく、秘書たちはそれぞれ様々な過去や闇を抱えている模様。
そのあたりの事情も、回を追う中で徐々に明かされていくことがこれから楽しみです。
役者さんがとても豪華なところも見所のひとつです。
悪を成敗する過程は少し大袈裟であったり都合がよい部分もあるため、リアリティを求めると好みではない方もいるかもしれませんが、分かりやすくてテンポよく気軽に見られるものが好きな方はとても楽しめると思います。
「ラーメンを美味しいと思える人生を送れ。」
これは秘書たちの元締めをしているラーメン屋店主の萬さん(江口洋介)のセリフです。
登場人物が悩んだり落ち込んだり傷ついたりしている時にラーメンと共に出てくるこのセリフも元気がもらえて結構好きなんですよね。
第1位 #リモラブ ~普通の恋は邪道~
これかなり意外だったのですが、ものすごく面白いです。
まさにこの今のコロナ禍を舞台にしたラブコメです。
緊急事態宣言がなされていた頃、オンラインゲームを通して知り合った、ハンドルネーム「草モチ」と「檸檬」。
顔も声も知らない2人はSNSで他愛もない茶飲み友達のような会話を5ヶ月以上も交わします。
「草モチ」こと産業医の大桜美々(波瑠)は会社でのコロナ対応に追われる日々の中で、「檸檬」とのやり取りが癒
しとなり心惹かれていくのですが、「檸檬」はどうやら同じ会社内にいるらしい…。
「檸檬」との会話に一喜一憂したり、社内の誰なのか突き止めようと怪しい言動を繰り返したりと、美々の拗らせた一挙一動が大変に可笑しくて、でもちょっと理解できる。
コロナ禍やSNSでの恋愛と聞くと、流行りに乗ろうとしているだけの作品なのかなぁと想像されるかもしれませんが、嫌みなく設定に上手く取り入れられているため、新しいのに奇をてらいすぎてもいない、絶妙なバランスになっています。
個々のキャラクターの良さとよくできた脚本の組み合わせが素晴らしく、役者さんたちの演技もとっても自然な雰囲気で好きです。
毎週沢山笑いながら見られるイチオシのドラマです。
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話題の尽きない2020年の秋ドラマ。
笑顔を与えてくれるドラマは秋の夜長にもぴったりです。
今後の展開にもぜひ注目していきたいと思います。
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