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30代独身、家を買う?(1)「きっかけはひょんなことから」

「その家賃払ってるなら、倍の広さの部屋に住めるよ」

きっかけは最近家を買った友人のそんな一言でした。

飲み会の席とはいえ、なんで「買ってもいいかな~」なんて思ってしまったんでしょう。その友人は30代で年収800万円。ボーナスだって年2回もらえる優良企業に勤めています。一方僕はというと、いたって平均的な年収の、吹けば飛ぶ可能性だってあるベンチャー企業勤め。生活が派手ではないのでそこそこの貯金はあるけれど、家を買おうなんて思えるほどの貯えではありません。


翌朝起きて、冷静に考えてみての後悔が半端ではない。すでに、友人は知り合いの担当者に、僕の携帯番号を教えている。そうこうしているうちに電話がかかってきました。

担当者はとても感じがよい。そりゃそうだ、僕は数千万円の買い物をしてくれるかもしれないのです。しかも、その担当者から家を買ってくれた僕の友人の紹介だ。半分はもう契約をとった気でいるのかもしれません。


「買うかどうかはさておき、いろいろと検討したくて」


と、早速予防線を張る僕。とはいえ向こうも仕事です。来週のアポがきられました。友人の紹介なだけに無碍にも扱えず。。。とりあえず概要だけ聞いてきます。


果たして、30代独身、僕は家を買うか。買うにしろ買わないにしろ、初めて大きな買い物をする人、リアルな心の声を書き留めていきます。

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