鈴木紀彦

RFA digital brains株式会社にてDirector、Analystとして…

鈴木紀彦

RFA digital brains株式会社にてDirector、Analystとして活躍中。 GoogleAnalyticsを活用してWebサイトの診断、改善を得意としています。 https://www.r-f-a.co.jp/

最近の記事

分析に必要なデータの理解

GoogleAnalytics4は分析に必要なデータを「計測・取得」して、それを集計したのちに分析に必要な環境を整えるためのツールです。 このデータについての考え方を事前に理解しておく必要があります。 GoogleAnalyticsの主な機能はデータの「計測・取得」と多少の「集計」になります。Analytics(分析)というツールの名前ですが、実際に分析するのはアナリストやマーケッターの役割になります。 必要なデータが計測できていないとどんなに優れたマーケッターであっても正

    • 目的のための目標数値を決める

      Webサイトには作られた目的が必ずあるはずです。例えば「売上」だったり「問い合わせ数」だったりすると思います。目的によってさまざまなWebサイトがありますが、必ず目標と目標数値が存在します。 この目標数値はWebマーケティングでは「コンバージョン数」と言います。この目標値がWebサイトが目指すべき「目標点」となります。 これを明確にしないとアナリティクスで計測し数値への評価や分析が曖昧なものになってしまいます。 よく、「アナリティクスの見方がわからない」「分析の仕方がわから

      • 利用目的を明確にしておく

        GoogleAnalytics4を導入して計測を始めたことで安心し、本来の目的を忘れ「計測する」ことが目的になっている人が多く見られる。よく質問されることに「どの指標を見ればいいですか?」というものがある。それに対して私は「GoogleAnalyticsを利用する目的は何ですか?」と質問返しをするようにしている。それに対して明確に答えられる人はまず、前のような質問はしてこないのである。まず、目的を明確にし、そのことによってその後の分析やアクションもスムーズに進むことに繋がる。

        • GoogleAnalytics4とは?

          GoogleAnalyticsはインターネットを利用するユーザーの行動を計測するツールです。計測されたデータはさまざまなマーケティング施策に活用されます。また、GoogleAnalyticsは基本的に無料で提供されており、世界で最も普及している分析ツールと言え、日本でも8割の企業サイトで導入されていると言われています。 GoogleAnalyticsは「Webアクセス解析ツール」として当初は開発・利用されてきましたが、ユーザーの利用状況が多様化し、スマートフォンの普及に伴う

        分析に必要なデータの理解