チェロのメモ 2024/03/16

一週空いて今日は教科書デー。いや、曲もできたんだけど、基礎をやりたい日もあるので、教科書で、となった。曲がまだそんなに進んでないというのもある。

まずは跳弦の練習。1弦と3弦を交互に、スタッカートのスラーで弾く。復習ではあるが、そんなに出てこないので、意外と苦戦した。とくに弓の位置を変えていくスタッカートの奏法が難しくて、別の弦に触ったり弾くところを間違えたりした。

次に弓の位置に指定がある譜面。弓元、弓中、弓先と弾いていき、最後に全弓で戻る。これはわりとふつうにできた。

次は全音符を全弓でクレッシェンドしていき、返してデクレッシェンドする。これは、細い弦は問題なかったが、太い弦で意外と失敗した。というのも、最初はかすれるぐらいの音を出さねばならないところで、ふつうにしっかり音を出してしまう。これまで低めの弦は強く弾くことが多かったので、慣れないのだ。人差し指を使っての加圧はうまくいった。

最後は、これまたやったことのある、指残しorポジションチェンジの練習。今日は指残しバージョン。そんなに苦労しないのだが、今日は指残し自体をレベルアップしようということになった。

指残しをするとき、弦は押さえた状態で、肘を動かして隣の弦に触れないようにすることが多いのだが、弦を押さえる力を弱めるだけで(つまり肘を動かさず)、指残しをすることもできる。そちらの方が大きな動きもなく、シンプルになる。何度かやってみて、最初は思わず肘を動かしてしまうのだが、少しずつ動きを小さくして、指に触れている状態をキープすることができるようになってきた。

指残しに限らず動きが大きくなりがちなので、動作をシンプルにして、無駄をなくしていって、自然に音を出せるようにしたい。