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乃木坂46バスラレポート 2日目

遅れましたが更新2日目!

逃げ水

大園桃子が卒業後、ライブで初めて披露した18thSG。岩本蓮加がコロナ療養から復帰した与田祐希と共にセンターを務めた。19年桃子の休養期間も蓮加のモバイルメールに桃子はいた。仲良しの二人に長く癒やしをもらってきた。自他共に認める最高の「かたわれ」だった。
乃木坂46のピアノ楽曲史上、個人的に一番好きな曲で思い入れがあった。リリース当時は初々しい「よだもも」と、多くの女性の憧れとなっていた白石麻衣と西野七瀬の対比にワクワクしたのを覚えている。あれがもう5年前かと。蓮加も大人になったんだと。時の流れは早いね。

日常
ライブの定番曲と化けたアンダー屈指の名曲は久保史緒里がセンターを務めた。前任者の北野日奈子が大好きだった久保のパフォーマンスはリスペクトと覚悟に満ちていた。ファンが高まって走ってしまうコールが聴けるのはまだ先だが、盛り上がりはいつもの「日常」だった。

ありがちな恋愛
19年発売の4th album「今が思い出になるまで」に収録された杉山勝彦作品の最高傑作(超個人的主観)。白石麻衣がナレーションを務めたアルバムCMを思い出す。実は振りつけ込みでオリジナルのセンターのパフォーマンスは同年冬に放送された「Mステ スーパーライブ」のみだ。バックステージのリフターに乗ったWセンターの齋藤飛鳥と山下美月、歳は1個差でも歴は5年も違う。それでも二人に思う安心感。先輩の飛鳥にない魅力でグループの顔になった山下、イジり合ってもお互いを尊敬し高め合っている。開幕のインフルエンサーと同様、観客も熱くなる空間だった。

毎日がBrand new day
個人的に絶対聴いておきたかった3期生楽曲。桃子卒業前から披露しといてくれよとも思ったが…
私服のような衣装でセンターを務める久保史緒里から登場し皆集まる。長身の梅澤美波や中村麗乃は衣装が映えるし、向井葉月、与田、伊藤理々杏のミニミニトリオは遠くから見てもかわいい。振りもTikTokで紹介されていて楽しい。3期生は坂道のグループで最長となる5年間誰も欠けることなく走ってきた期だ。何年経とうがこのほっこりする雰囲気が変わらない。それが良い。

I see…

こちらは全体で披露した初日と変わり、4期生だけのオリジナルパフォーマンス。平均身長が高く、スタイルのいいメンバーが揃う。圧倒的に振り付けが楽しい上に多幸感溢れるメロディー、4期生が見せる笑顔は瞬く間に会場を一つにした。16人になる過程は複雑で期別ライブも配信で行ったので完全体の「4期生ライブ」は誰も見れていない。ただ彼女らは昨年の全国ツアーの経験が間違いなく活きていて、選抜を支えるメンバー、アンダーの中心メンバーと難しい情勢にも成長し続けている。

制服のマネキン

初日「生駒里奈の制服のマネキン」を見た翌日。プレッシャーも相当なものだったと察する。それでも遠藤さくらは乗り越える。表情、踊り、纏う雰囲気全てでセンターという大役を全うした。ブログでも心境の変化を後日談として語っている。乃木坂46の未来は遠藤さくらが握っている。負担かもしれないけれど、多分皆が思っているし、いつも控えめなさくちゃん本人も「私が」と変わる瞬間。隣にいるかっきーと一緒に、愉快な同期とともに。これからが楽しみで仕方がない。

曲それぞれの回想はこんなところでしょうか。

私が最後に参加した乃木坂全体のライブは昨年の全ツ福岡公演以来なので約9ヶ月ぶり。特に久保史緒里の存在感はすごかった。両日披露したきっかけのソロやライブで鍵となる曲のセンター。活動量が群を抜いていた。前任者が生田絵梨花と北野日奈子。前者は歌が上手くなきゃいけないし、後者は激しいダンススキルが求められる。ラジオやりながら生配信しながら完璧だった久保ちゃんかっこい〜!!!

OGが築いてきた歴史とそれを歌い継ぐ後輩メンバー。それぞれ色んなところに大切なエピソードがあって、会場で1回見ただけじゃ拾えないぐらい。OG登場に会場が拍手で迎えるのも、卒業後に「乃木坂」の看板を汚さず真摯に活動していたからこそ。美しくて、強くて、すごく好きなグループだなと思った二日間だった。