ゲームライターマガジンのメンバーが、最近何の作品をプレイしているかをお伝えしていく「最近遊んだゲーム」のコーナー！今週は僕、伊藤ガブリエルの番となります。

今週は大人気ハンティングアクションシリーズ最新作『モンスターハンターライズ』が発売日を迎えました。当初はソフト到着に備えてダブルクロスかアイスボーンの続きを遊ぼうかと考えていたのですが、周囲の方々の仁王2プレイ感想や実況プレイ配信を聞いていたら、だんだんと遊びたくなってきてしまったので中断していた『仁王2 Remastered』もあわせて遊んでいました。どちらも反射神経や適切な行動を問われるゲームということでで要求される・習得できるスキルはおそらく一緒！のはず！ということで、今週はこの2作品を主にプレイしております。

「仁王」シリーズはコーエーテクモゲームスが手掛けた戦国ダークアクション、いわゆる死にゲーとハクスラの要素をうまく組み合わせたゲームになっています。どちらのジャンルもすごく好きだったもので、この作品に触れたときはこういったアプローチがあるのか！と驚きました。『仁王2』の発売に合わせて、IGN JAPANさんのお仕事としてこの作品の先行プレイレポートや動画収録などいくつかすこし関わらせていただきましたが、読者・視聴者の皆様に今作の面白さをたくさん伝えられたかと思います。

『仁王2』PS4版発売のときからプレイし始めてはいたのですが、その頃は諸々の事情により忙しくなってしまっており、死にゲーに集中してゲームができず申し訳ないながらも途中で積んでしまっておりました。しかし、ディスクを持っていればPS5版へのアップグレードが可能という情報を耳にして以降、周りの方々のクリア報告や感想、実況プレイ動画を見ていくうちに、「俺もまたやりたい！」といつしか気力を取り戻します。

PS5版で一番うれしかったのはロード時間の短縮です。もともとPS4 Proでやっていたときも内蔵ハードディスクをSSDに差し替えていましたが、それよりももっと早くなっているような気がします。なによりゲーム側からもロードスクリーンの数が比べてみても少なくなっています。死にゲーにおいてリトライやエリア移動のロード時間は少々ストレスが溜まってしまう質なので、今作のようなロード時間が次世代機において今後も標準になってくれるととてもうれしいですね。

中断した日からはずいぶんと時間が経ってしまっていましたが、ゲーム内で何度も死んだこの身体、やはりなんとなく覚えているものです。このゲームの大きな特徴のひとつである残心システムや、攻略をするうえで必須スキル・テクニックとなる流転のタイミングやコツをすぐ思い出しました。

道中現れるあやかしや人間たちを倒しながら、ぼろぼろと落ちてくれる装備品やアイテムを集めていって、そのなかから最良のものもしくは気に入ったものを選び取りながら自分なりのキャラクターを作り上げていく。僕はやっぱりプレイヤー&キャラクターの成長が手に取るようにわかるアクションゲーム、そしてハクスラRPGが大好きみたいです。『モンスターハンターライズ』と並行して進めていくつもりなので、本編がクリアできた暁にはDLC編にも突入していきたいですね。

そして、死にゲーで温めた腕と心を迎えるように『モンスターハンターライズ』が金曜日に発売されました。ソフトが届いたのが当日の午後だったため、長時間プレイする余裕がありませんでしたが、その日の夜に行った実況プレイの案件に間に合うように、なんとか空いた時間を使って問題なくマルチプレイできる状態にはできました。そのおかげもあって、視聴者の皆様といっぱいマルチプレイを楽しめましたね！久方ぶりにフルメンバーでの狩りだったのでめちゃくちゃ面白かった……また機会をいただけたらやりたいものです。

ゲーム内容の感想として、現状とても遊びやすくなった、いままでのシリーズ作品のいいとこどりな今作！と感じています。大きなところ、細かなところほぼすべてに渡って、シリーズを経て感じていたかゆいところに手が届きまくっているのです。

また、ゲームシステムの変更にともなってマップのデザインが大きく変わり、縦横無尽に飛び回ったり壁走りできるようになりました。そのおかげでよりスタイリッシュなハンティングや、くまなくマップ探索をすることも可能となっています。これも今作から登場する新要素「翔虫」のおかげ！ 敵の強力な攻撃を壁を走りながら避けたり、空高く飛び上がろうとしている敵を追いかけ、大きな一発を与えて叩き落としたり、条件を満たせばモンスターに乗って自分の思いのままに操ることも！ できる限り新たなモンスターに関する情報は見ず新鮮に、自分の攻略法を見出して楽しみたいので、敵モンスターの弱点を極力調べないように調べないように……！ と自制しながら戦っています！

なお、武器種にもよるかもしれませんが、すくなくとも今作の双剣プレイであれば、いまのところソロプレイは比較的簡単な部類で、スムーズにクエストが進められるのでどんどん新たな敵モンスターが登場していきます。

今作から新登場となるモンスターたちの武器・防具がどのようなデザインをしているのかが非常に楽しみ（いまのところ格好良いものがすごく多いんですよ！）なので、次のランクへ進むために必要なクエスト以外はスルーしがちになってしまっていますが、ある程度進めたらのんびり初期のクエストから少しずつ埋めていくようにクリアしようかと思っています。

ハンティングのお供となるオトモガルクとオトモアイルー、そしてフクズクとよばれるオトモフクロウたちが非常に可愛らしくて、つねに一緒にいたりフォトモードで写真を撮りたくなってしまうのも実に良いですね。

とても遊びやすく、より楽しめるようになっている今作『モンスターハンターライズ』。一人のハンターと三匹の相棒、これから先どんなモンスターに出会っていくのか……楽しみすぎて心躍っております！がんばって攻略進めていきますよー！

最後に宣伝です！ ゲームライターマガジン2020年上半期の単行本版ができております！ ゲームライターたちが書く記事90本がなんと480円で楽しめます！ お安く購入できるようになってますので、気になる方はぜひチェックしてみてください！