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中3の成長から学ばせてもらえたこと

先週末、息子の3年生を送る会を見に行きました

みんな、お互いのプレーを讃え合いながらのびのびと最後の試合を楽しんでいました。引退試合となった去年夏の大会でもその雰囲気がありました。

それまではいつも緊張状態でこわごわとプレーしていたように見えていたので、チームとして何が変わったのかずっと気になっていました。

昨日、最後の先生方からの言葉を聞いてそれが何だったのかが何となくわかったような気がしました。

「君たちの代は、゛人の良さ、真面目さ。゛が特に出ていた代だった。」

「それがプレーにも出過ぎると試合では不利になっていたこともあったかも知れない。0-6、0-8、0-10の試合もあった。コテンパンにやられるのは辛いことだったと思う。そんな時も君たちはお互いを責め合うこともなく、相手を腐すこともなかった。勝つことだけを考えて大きく蹴り出すサッカーもできたけれども君たちは先生から教えてもらったパスサッカーを貫いてやっきた。それが最後の公式戦での1勝にもつながっていた。今日の最後の試合で見せてくれたプレーにも出ていた。」

「君たちが自分たちのサッカーを通じてそれぞれ得られたことは次へ進むための武器になる。それはサッカーを続けていくうえで技術的な武器になるという意味だけではない。技術的なこと以外にもサッカーから獲られたことは何かをアプローチを変えて考えてみれば、サッカーをプレーしなくなっても、サッカーから離れても様々な場面で使える武器になる。君たちはそんな経験をしてきた。

これから困難なことが待っているけれども、色んな自分の武器を見つけて強く生きていってほしい。」

と、先生方はそんな話しをしてくださいました。

生徒たちの゛人のよさ、真面目さ゛を試合に勝てない゛弱さ゛と言わずに、一人ひとりの良さとして尊重してくださっていたんだと感じました。この代の゛らしさ゛を大切にしてチーミングをリードしてくださった先生達もまた゛人の良い、真面目な方゛だったんだと感じました。

未経験者のみんなも1000回以上リフティングできるようなっていて個人技の成長にも驚かされましたが、それ以上に、自分たちのやり方でチームづくりをして来たことに驚きましたし尊敬も感じました。

お互いを大切にしながら、個人もチームも強くなっていくプロセスを見る機会を息子からもらった気がしました。

楽しみにしていた恒例の保護者との交流試合が時間切れで無くなったのは残念でしたが、運動不足の体で出ても、怪我してたかも知れないので助けられたと思って、次の機会に向けて運動再開しよっと思いました。😅

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