夏フェスで思い出の曲に再会した話

僕が大学の学部生だった頃、毎年友達と夏フェスに行くのが恒例行事でした。これは僕が大学3年生の時に行ったROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014で起きたノスタルジック&センチメンタルな思い出話です。


この年のRIJFは2週連続開催が始まったり、急にキックザカンクルーが復活したりと色々記憶に残ることがありました。友達と行ったのは後半の2日ですが、復活したキックを見るためテスト期間中に1人で福岡から茨城まで行き、福岡に戻ってテストを受け、一週間後にまた茨城に向かうというハードスケジュールでした。そのせいで1科目再試験になったけど楽しかったな〜




さて、本題に入りましょう。あれはRIJF3日目の出来事です。その日は朝から16時頃までMirraz→キュウソネコカミ→back number→でんぱ組→きゃりーぱみゅぱみゅとほぼノンストップでライブを見続けていたので、次見る予定のKNOCK OUT MONKEYの時間まで森のエリアで休憩していました。


森にあるステージは空き時間だったので近くのステージの音もこちらまで届きます。すると、聞き馴染みのある歌が聞こえてきました。



ヤサホーヤ 唄が聞こえる 眠らずに朝まで踊る
ヤサホーヤ 焚き火を囲む 吐く息の白さが踊る
解き放て命で笑え 満月の夕



僕の両親は2人とも音楽好きでバンドを組んでいて、僕と姉も時々両親が出るライブに連れて行かれていました。その時によく歌っていたのがこのソウルフラワーユニオンというバンドの「満月の夕」という曲です。


僕が8歳の時に両親は離婚してしまい、そこから10年以上耳にしていなかったのですが、メロディーと「ヤサホーヤ」という特徴的なフレーズですぐに「あの曲だ!」とわかりました。その瞬間居ても立ってもいられなくなり、歌の聞こえるステージまで走り出していました。


かなり全力に近いぐらいのダッシュで走りましたが(迷惑行為)、ステージに着いた時にはもう満月の夕は終わってしまっていました。近くで聞けなかったのは残念ですが、両親が歌っていた曲がカバーであることを知り、両親が聞いていたであろうバンドに出会い、自分のルーツの一端に触れたような気がして嬉しかったのを覚えています。



せっかくステージまで来たから最後まで見ていこう!ということで急遽ソウルフラワーユニオンのライブを観ることにしました。曲は和のテイストが混じったロックでノリのいい曲も多くて、初見でも楽しめるな〜と思いながら見ていました。



最後の曲に入る前にコール&レスポンスタイムが始まりました。その日は小雨が降っていて天気が悪かったのでボーカルが「雨は〜止めよ!」と言い、観客が繰り返します。



雨でも楽しかったけどまあ晴れてるほうが良いよね。でもなんかクセのある言い回しだなあ。






雨は〜止めよ!








雨は〜止めよ!








アメハ〜止めよ!










アメハ〜ヤメヨ!










アメハ〜ヤメロ!










アメハ〜ヤメロ!






ん?










アベハ〜ヤメロ!










んんん???













安倍は〜辞めろ!

安倍は〜辞めろ!













この人、ライブで観客に「安倍は辞めろ」って言わせてる〜〜〜〜〜〜〜〜!?!?!?!?


















こうして若干のしこりを残しつつも思い出の曲との再会を果たしたライブを楽しんだのでした。(一応補足しておくと「安倍総理万歳!」でも同じしこりが残ったと思います)




さて、実際に安倍総理は辞めてしまうことになったわけですが

ソウルフラワーユニオンはアフターコロナのライブでどんなコール&レスポンスをするのでしょうか・・・














(ちなみにこの曲あいみょんもカバーしてるらしいので気になったらYouTubeで調べてみてね、めっちゃいい曲なんで)




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?