株価だとそんなに騒ぐものではなきよ

経済学学士として昨今の経済指標について物申します。経済指標となる為替相場、株価、実質賃金、失業率その他。それは元々は民意が動くことによりさざ波が起き、やがてウネリとなり巨大な波となった結果の電流である。


地球温暖化は45億年の地球史からしたら微小なさざ波であり無視してよい現象。今は地球は大変温暖なサイクルにあるが(人間が騒いでいる温暖化という規模とは別次元に)、いずれ又、氷河期(アイスドアース)が来る。


じゃあなんで人間はそんなさざ波の温暖化を騒いでいるかというと、人間は矮小であり生存期間も80数年平均。45億年からしたらマバタキ。だからわずかな温暖化で騒いでいる。


経済指標もまあウネリはいずれ均衡値に落ち着くからそんなに騒ぐほどのものでもない。ジタバタしても経済はある一定のサイクルの波に飲まれる。しかし人間は矮小かつ欲望が際限ないから、ジタバタするのである。


経済とは経世済民。いかに人間活動の川の氾濫を治めて、心穏やかに人民が暮らせるかをコントロールする統治者の仕事である。その意味では、現代世界各国で紛争勃発しているのもこれまた必然。


ホモサピエンスは戦闘民族。そもそも精子は生存レースを生き残ったエリートで他の精子を蹴落として誕生した生命の種。


経済学学士として現代の世相を眺望した上で為すべきことは人民のマインドチェンジ。マインドセットの書き換えだと断ずる。つまり、もう贅沢な価値観を捨てて、夏場は明神池のほとりで釣りをして冬場は白骨温泉の湯治場まで下りてきてつつましやかに春を待ち、しかし春に狩猟できるようトレーニングを着実にこなす。そんな価値観を全員が持ち、さらに人口を半分に減らせば幸せに暮らせる。これが経世済民である。

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