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Teacher'sラボ交流会実施報告【10/21】

外語会NEXTでは、同じ興味を持つ同窓生が集まり、話を深める場として、「アラムナイラボ」や「アラムナイゼミ」というコミュニティ形成の取り組みを行っています。

その一環として、以前FacebookグループのTUFSコミュニティの中に「先生」のアラムナイラボを作りました(https://m.facebook.com/groups/alumnilab1/?ref=share)!

Teacher'sラボは、子ども・学生に「先生」と呼ばれる外大同窓生が集まる場所で、現在は約40名のメンバーがいます。

先日9/30(土)に行われた「TUFES2023」において第1回目となる交流会を行い、6名の方に参加していただきました。そこでは30分しか時間が取れなかったので、その場で「次はオンラインで!!」とお約束をし、ついに実現をすることができました。

実施日: 10/21(土) 21時〜22時30分 (zoom)
参加者: 6名 (東京、長野、愛知、高知から!)

Teacher'sラボは外大出身の先生方の「拠り所」となる場所を目指しています。ですので、交流会も本当にゆるっと。最近の困りごとをシェアしたり、今後どうなっていきたいかと未来を語ったり。そんな1時間半となりました。

これはTUFESでの交流会、そして今回のオンライン交流会に出席してくれた方に共通する悩みなのですが、「外大での学びが現場で活かせない」というものがあります。
一例ですが、外大では授業の指導案を英語で書いていましたが、勤務する県ではその県の方式に従わないといけませんでした(いけないということはないと思うのですが、指導案は英語で書いてもいいくらい自由なものだと思っていたのが、そうではなかったことにショックを感じました)。
タスク・プロジェクト型の授業実践をしようと思っても、「足並みそろえてね」と言われてしまうこともありました。
教員になるなら、地方国立大学に進んだ方が良かったのかな、と思うことが本気で何回もありました。
ただ、今回、初めて外大出身の先生方とお話する中で、こういった悩みは「あるある」だということを知ることができ、少し安心しました。

Teacher'sラボには学校勤務ではない「先生」も多くいらっしゃいます。そういった先生方のお話を聞くことで、英語を教えるといっても様々な関わり方があるのだと改めて感じることができますし、逆に学校で「先生」をしているからこそできることもまだまだあるということも実感できます。

今回の交流会の中で外語大性=マイノリティ性だという話が出ました。周りに理解されないという意味でのマイノリティ性もあれば、良く言えば希少価値の高い存在でもありえます。今後も、小さなコミュニティではありますが、お互いのことを尊重し合える、そして明日への原動力に繋げられるような活動をしていきたいと考えております。


Teacher’sのT!!(👶対応でお一人不在です😢)

交流会後には、

「久しぶりに外大OG&OBの皆さんとお話しでき、そういったこと(マイノリティ性)も話題に上って充実した時を過ごせました。違って当たり前という前提を持っていること自体がマイノリティ的な考えなのだなと改めて感じましたが、それがないことが日本社会のつらさなのかなと感じています。」

よかったこと
・ゆるくて安心感ある雰囲気

などといった感想をいただき、目指しているコミュニティ像には近づいているのかな、という実感がありました。

Teacher'sラボは、主にはFacebookグループで活動していますが、Facebookを普段活用されない方向けに、ライングループも作っております。「先生」と呼ばれる方なら、学校の先生でなくても大歓迎です🎶ぜひぜひお問い合わせください!

=お問い合わせ=
Facebookグループはこちらから
お問い合わせは tufs.reunion@gmail.com  まで

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