見出し画像

「Kaji Fesってなんじゃらほい」な人が書くKaji Fes呟き感想

梶浦由記さん、30周年おめでとうございます。
とても素敵なフェスでした。

当方。梶浦サウンドとは全くご縁のないおたく。
今回誘って頂いたので、2023/12/8、12/9に行われたKaji Fesに参戦して参りました。
ポストで呟くよりは長くなりそうなので、こちらで感想みたいなものを呟いてみようと思います。

基本スペック

タイトル通りではありますが。

▼ Kaji Fesは、友人M氏の推し作曲家さんが行っているライブ、という認識。
▼タイアップアニメ、基本的に見たことがない。
・.hack//→ゲームだけ知っている。
・ソードアート・オンライン→半年以上前に7話で視聴が止まっている。
・まどマギ →作品名と展開はぼんやり知っている。
・他アニメ→作品名だけ見たことあるような気もする…程度。
▼ゲスト含め歌姫も詳しく存じ上げないが、某サン〇ラの某お方は同人時代からよく知っているので、某お方と参加歌姫さまはご存じ。

そんな感じです。
ライブ中、モニターに曲名と作品名が表示されていましたが、存じ上げないアニメが大半です。
そんな人の感想です。
語彙力は、私の知らない宇宙の何処かで光り輝いていると思います。
ここにはないです。
まったり書き綴っていきますが、暇潰しに見てやってもいいよ、という方だけどうぞ。大したことは書けません。悪しからず。


グローバルな音楽

まず驚かされたのが、ファン層の幅広さ。

これまで数々のライブやコンサートに参加してきましたが、会場に入る前にお見掛けするファンの中に年齢層が高めな方がいらっしゃることに驚きました。それも少なくない。
(一瞬、今日クラシックコンサートに来たんだっけ?と思うぐらいには。……これはあくまで個人のイメージです)。

かといって、全体的に高めかと言われればそうでもなく、若い方も散見される。
参加されているバンドさんたちも有名な方々?のようですので、そちらからのファンの方もいらっしゃったのだと思いますが、とにかく珍しく思えて新鮮でした。

海外勢も多いとは事前に聞いておりましたが、ほんとに多い!笑
海外アーティストのライブ以外(観光地などは勿論別)で、ここまで会場に溢れる外国語は聞いたことないかもしれません。
DAY2で海外の方が並んで前方席にお座りになっておりましたが、感情表現を素直に出される海外の方特有と言いますか、分かりやすく一喜一憂している姿は見てて和ませて貰いました。

アニメ作品から好きになった方、元から梶浦サウンドが好きな方、様々な形があるとは思いますが、日本に留まらず、年齢に縛られることもなく、世界的に愛されている作曲家さんなのだなと思いました。


DAY1&DAY2のざっくり感想


結論から言いますと、全曲知らない!というわけではありませんでした。
一応、この日の為にアルバム2枚…3枚?分は耳にしてきておりました。
雰囲気くらいしか掴んでいませんでしたが、予習はしました。ドヤ

DAY1、本編終わり手前3曲は「聞いたことある!」です。ドヤ


アニメは……もう、知らなくて申し訳ないの一言しかないですね…。
公式さんが出されたセットリストを見ても、まあ…あの、くどいようですが、見知らぬ世界ですので、思ったこと思ったままに、淡々と書いていこうかなと。思います。ハイ。何度でも言います。大したことは書けません。ハイ。

DAY1)アコーディオン演奏から開かれる物語の扉

おたくだからか分かりませんが。
静寂に包まれた空間に、非日常的なアコーディオンの独奏が始まった瞬間、「はじまる…!!」となりがち。
現実ではない幻想の世界の入り口。そんなイメージ。

爆発力はないけれど、じわりじわりと、そちらの世界へ誘っていく。手を伸ばしてこちらを呼んでいるわけではない。自然とこちらを引きずり込んでいく。まさに白うさぎ。

などと思った瞬間に、奏者さんがうさぎに見えてきて仕方がなかった。
(黒い服だったので……黒うさぎ?)
梶浦さんが、「推しを見つけて(目で)追いかけるもよし」的なことを仰った瞬間、「わたしの黒うさぎはいつどれだけステージに出てきますか」などと思ったのはここだけの話。
(お名前…佐藤芳明さん……覚えた…ヨシ)

DAY1は、ゲストさまも少なかったせいなのか、サントラ色強めな回だったのかな?と思いますが、梶浦サウンド物語を理解するには、初見にはとても分かりやすい回だったのかなと。思っておりますがいかがでしょう有識者様方。

イーリアンパイプスもまた、初めて名前を聞きました。
音だけであれば、何処かで聞いたことあるのだと思いますが、実際にこの目で見て聴いてみるとまた新しい世界への扉が開く感じがしますね。
この曲はぼんやりと聞いたことあるな…?という感じではありましたが、数々の曲が響き渡った音の砂の中に、これまでとは違った音が現れて、広がって混ざり合って空間を振動していくのは大変心地の良いものでした。

ゲストの最後の方……個人的には大変馴染みのあるお方ですが。
久しぶりに生でお見掛けしましたが、相も変わらずで安心致しました笑
ここに関しては長くなるので割愛。


DAY2)「この曲誰かが絶対歌ってたやつ」

この日は、知っている曲が1曲のみ。でした。
セットリスト見ても…どれ?となっておりますが…。

「この曲…カラオケで誰かが絶対歌ってたやつやな」な曲のことです。
お察しください(?)

そんな1曲しか分からなかったDAY2。
トータル演奏時間が4時間弱?だったようですが、それでも飽きずに聞くことが出来ました。
お好きな方は勿論飽きることなど当然ないのだと思うのですが、全く演奏される曲を知らないライブで、『飽きらせることのない音楽』だった、というのはとても凄いことなのではないかなと個人的には思います。
いい曲だな、好きだな、と思っても、それが続いていけば、どうしても途中から「もういいよ」と。おかわりも結構です。なんてよくあることで。
歌姫さま、ゲストさまたちが多いのもあるとは思うのですが、
それも梶浦楽曲の魅力、なのでしょうか。

まあ…二日通して思ったことは、色々あるのですが。
脚出してる歌姫さま方…「あったかくして!!」とガシッと包みに行きたい衝動に常に駆られていたことだけは白状しておきますね。
変態ではないです。決して。

最後、アンコール後の紹介の時の佐藤さん!!!!
とっても可愛かったです!!!!!(四倍角)


まさに「音」を「楽」しむ空間

タイアップ作品も知らない、梶浦サウンドも知らない。
ゆえに、正直なところ、場違い感も否めなかったのですが。

だからこそ、先入観も持たずにただ素直に音楽に集中して、自分の想像力を膨らませて、響き渡る音楽そのものに浸ることが出来たのかなと、思っています。

「楽しい曲だと思えば楽しい曲」「悲しい曲だと思えば悲しい曲」

タイアップがあるものは、知っている方からすればその時のキャラクターやセリフ、情景が出てくるものだと思います。それで全然正解なのだと思います。
むしろ、正解とは、という感じでもありますが。
残念ながら、私にはそれが出来ません。
だからこそ、知らないからこそ出来る、
『自由に楽しんだもの勝ち』という考え。
ほんとうにその通りだなと。

梶浦さんの仰られている、「造語」で作られた楽曲。
聴いているこちら側「あなた」の想像力次第。
楽曲が仕上がった時点で事実上、その音楽は完成されるのだと思います。
でも今回、Kaji Fesで感じたことは、「あなた」に聞いて貰って、「あなた」に感じて貰って、「あなた」に創造して貰って、「あなた」が楽しみながら、「あなた」なりの音楽を作り上げて貰って、はじめて完成される楽曲もあるのだと、感じました。
それがより、音楽、作曲家・梶浦由記ブランドを作り上げているのだなと。

無論、他の作曲家さんやアーティストさんも同様の考えの方もいらっしゃるとは思いますが、今回、それを作曲家さんご本人の口から、「むしろそれが正しい」と言われたことがとても衝撃的でした。


これからも

ライブ前に、梶浦さんが関わられたアニメを観る、ということはしていなかったのですが、事前に「空色の椅子」は何度か目を通させて貰っていました。

これはいい本(ナニサマ)

時間がある時に少しずつ目を通している感じで。
曲そのものは脳内で再生されることがないので、純粋に詩集として楽しませてもらっています。
が、妄想膨らむおたくなので、これはある種バイブルになりそうで怖いところです。気を付けます。

今後、自分がどこまで梶浦楽曲を耳にするかはまだ分かりませんが、また機会があれば、あの物語が紡がれる空間には足を運んでみたい。そんな楽しい時間でした。生演奏万歳。


最後に

梶浦サウンドの大ファンである、かじうらーM氏の横で、「あれ」やら「それ」やら、「へぇ…」と口にすることがとても多く、曲名もアニメも知らなさ過ぎて申し訳なさが半端なかった二日間でした(今更)。
しかしながら、世に溢れている『梶浦由紀という音楽の世界』を知ることが出来た貴重な二日間でもあったかなと思います。(ありがとうM氏愛してる)

関われた全ての皆様に感謝です。
素敵な時間をありがとうございました!

おわる。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?